【映画】 キーワードは「体験エンタメ」?映画館の生存戦略
最近の映画館では、映画をただ観るだけでなく、より「体験」として楽しむための設備や試みが取り入れられるようになった。今回は「体験エンタメ」をキーワードに、映画館ならではの映画体験を紹介しよう。
■VRの導入も!もはやアトラクションのような映画体験
ブルーレイディスクや映像ストリーミング配信サービスの普及により、近年では自宅でも気軽に高画質・高音質の映画を楽しめるようになった。しかし、映画館はその間も奮起を続けており、エンターテイメント要素と体験要素を強めるようにして独自の進化を遂げている。
例えば、4DXやMX4Dといった、いわゆる“4D映画”の上映施設が全国で拡大中だ。4DXやMX4Dは、座席の動きや煙、風、雪、ミスト、香りなどの効果が映像や音とシンクロすることで、作品の世界観を五感で体験できるのが特徴。映画をよりエンターテイメントとして楽しめる、まるで映画の世界に入り込んだかのような映画体験だ。
4D映画の上映施設が今後さらに普及していけば、アトラクション感覚で楽しむように映画館へ来る人々が増えるかもしれない。
さらに今年7月には、日本初となるVR実写映画『ブルーサーマルVR-はじまりの空-』が全国で上映された。同作では、観客が「Telepod」と呼ばれるコンテンツ連動型の振動チェアに座り、VRゴーグルとヘッドホンを装着。
360度を見渡せる映像の中で、自らが大学の新入生である主人公となりストーリーを体験できる。クライマックスのグライダーで飛行するシーンは、迫力ある空の旅が大きな反響となった。テクノロジーの進化は映画の体験エンタメ化にも大きな影響を与えている。
また、近年映画ファンのみならず音楽ファンまでも虜にしている「爆音上映」は、音響の面から新鮮な体験を生み出している。これは通常の映画用の音響システムではなく、音楽ライブ用の音響システムを使用した上映のこと。通常上映とは一味違う大音響に包まれながら映画を新鮮に楽しむことができる。
■声出し、楽器で臨場感たっぷり!? 応援上映
映画館は設備面だけでなく、鑑賞者の参加の仕方も進化している。
その例が「応援上映」だ。上映中に声を上げたり、うちわやペンライトを振ったりと、観客が作品の感動を一体となって共有できる体験型映画として近年絶大な人気を誇っており、最近はその一体感を生むためのさまざまな工夫が成されている。
2017年公開の『帝一の國』の応援上映(5月17日・TOHOシネマズ 六本木ヒルズ開催)では、上映前に劇中で歌われる海帝高校の校歌と、8回手を叩く“海帝式拍手”のレクチャーが行われ、「恥ずかしいなんて感情は捨ててしまえ! もっと自分を解き放つんだ!」という菅田将暉の言葉の後に本編がスタート。
“校歌斉唱”のシーンでは、観客が一体となり高らに歌声を響かせたことでも話題となった。応援上映の盛り上がりを後押しする出演者の粋な計らいに、観る者の気持ちもいっそう高揚しそうだ。これも今までになかった新たな体験エンタメといえる。
また、少々意外な作品も応援上映が盛り上がりを見せる。今春公開の松坂桃李の主演映画『娼年』で行われた女性限定の応援上映(5月30日・池袋HUMAXシネマズ開催)に先立っては、公式が「ミニ太鼓・タンバリンなどの楽器可」と告知。
主人公演じるベッドシーンで「頑張れー!」「いいぞいいぞ!」の声援のほか、太鼓やタンバリンなどが賑やかに鳴り響き、大盛況のうちに幕を閉じたという。このようにファン同士がファン心理を包み隠さずに(?)、思い切って盛り上がれる非日常感こそが応援上映の魅力なのかもしれない。
館内の設備やレイアウトに趣向を凝らす一方で、応援上映のように鑑賞者の楽しみ方自体も変わりつつある近年の映画館。
映像ストリーミング配信サービスが普及しつつある今、映画館ならではの体験エンタメを打ち出していくことが、5年後、10年後と、未来を見据えた映画館の生存戦略なのかもしれない。新たに生まれゆく映画体験をしに、ぜひ映画館に足を運んでみてはいかがだろう。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181126-00010000-dmenueiga-movi
>主人公演じるベッドシーンで「頑張れー!」「いいぞいいぞ!」の声援のほか、太鼓やタンバリンなどが賑やかに鳴り響き
男が女優のベッドシーンでやったらキモイかな?
スレッドURL:http://hayabusa3.2ch.sc/test/read.cgi/mnewsplus/1543197887/0-
90分以上の3Dアトラクションで1800円は安いのかもしれないね
水溜まり歩くシーンで何で顔にブシャーっとかけられにゃならんのよ
ゲームやるわな
それと撮影現場の下っ端のブラック待遇やめてやれ
もう映画館なんか行く必要ないわ
NHKのホールで8K映像見たけど、あれすごいね
空撮の動画で酔いそうになった
集中して観たいタイプには向かないな
そんなわけねぇだろボケ
1000円越えてるの日本だけ~なんてよくそんなつまらん嘘をつけるな(笑)
海外旅行はおろかパスポートすら持ってない底辺のゴミが偉そうにレスするなやカス
「ぷいきゅあー!がんばえー!」
TOHOシネマズのイコライザー2
上映契約がどうかわからんが最悪だった
エロシーンで実際抜いてくれるなら別だが
コメント
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コメント (10)
かっぺの東北民だけど、都会は映画館の選択肢が多くてマジで羨ましい。
IMAXとか4DX観るのに、高速使って仙台まで行かなきゃならんの辛すぎる。
劇場内の「マナー」とやらが口うるさく言われる時代だから
二極化して棲み分けしたほうがみんなが幸せになれていいよな
ボヘミアンラプソディなんか大人しく座って見てろっていうほうがキツイw
赤ちゃん連れの母親向けの上映会とかもやってるけど、笑ったり驚いたり拍手したりもうちょっと気楽な感じに見られる回とかもっとあってもいいよな
最近の体験型ってのは小手先のことで何かやろうとしていていちいちしょうもないんだよな
結局の所でかいフィルムで金と技術をかけて丁寧に撮った美しい映像が一番の体験になる
応援だの発声上映だのってのは複数回見てる人がいくものだろ
最低でも1回はその素晴らしい映像とやらを体験した上で
プラスアルファ金を落としてくれるんだからあんまり悪く言わないでやれよw
応援まではいかないにしても昔は割と声上げたりしてたんだろ?
マナーマナーの波が映画館にまで押し寄せて
高尚でもない娯楽作品見る時でさえ「良質な映像を黙って味わうべき」
みたいなフザけたことぬかすシネフィル気取りが増えただけで
この流れは仕方ないね
直に上映中にスマホいじるやつがいるのがふつうになるんじゃないかな
ちょっとその謎理論を詳しく説明してみてよ
声出す系の上映が嫌いなのはしょうがないにしても、スマホ弄るとか全く関係ないこと言い出して貶めようとするのはホンマ卑劣だよな(笑)
色んなパターンがあるのはいいこと。
映画玄人さんたちの厳格な鑑賞ルールのみでしか見られなくなったら映画業界も右肩下がりにしかならんだろう。