映画『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』が描く“組織論”
1:casillas ★@\(^o^)/ 2016/05/02(月) 10:47:49.16 ID:CAP_USER9.net
『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』を皮切りに、2016年はアメコミ映画が目白押し。
特に熱い注目を浴びているのが、間もなく公開される『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』だ。
『アベンジャーズ』『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』に続く、マーベル・コミックのヒーローたちが一堂に会するオールスター映画となっているけれど、本作には、これら2作品とは決定的に異なる点がある。
それは、敵が外敵ではなく内敵となっていること。
“シビル・ウォー(civil war)”とは英語で内戦を意味する。
そのタイトルに象徴されているように、今回の戦いは、外からの敵に対してヒーローたちが一致団結、力を合わせて共闘するのではなく、ヒーロー同士の“内戦”、いわば身内同士の骨肉の争いとなっている。
ヒーローチーム“アベンジャーズ”が活躍すればするほど、一般市民への被害も甚大になっていくことを考慮して、国連の管理下に自分たちの身を置こうと考えるアイアンマン。
それに対し、断固として拒絶するキャプテン・アメリカ。前者の主張は、他者と妥協をすることで自分たちの自由をも確保でき、それによって“アベンジャーズ”という組織が存続していけるはず、というもの。
一方、後者の主張は、自らの行動を決めるのは、あくまでも自分自身。
その自由なくしての“アベンジャーズ”には意味がない! というもの。
組織の存続を第一に考えるアイアンマンの理念と、個人の自由を何よりも重んじるキャプテン・アメリカの理想は平行線をたどり、ついに“アベンジャーズ”はアイアンマン側とキャプテン・アメリカ側に二分される内部分裂にまで発展。肉弾戦の形を借りた派閥抗争が勃発する……って、会社のお家騒動か!
チーム アイアンマンとして顔を揃えたのは (左から)ブラックパンサー、ヴィジョン、アイアンマン、 ブラック・ウィドウ、ウォーマシンら
たとえるなら(株)アベンジャーズの社長であるアイアンマンとしては、自社ブランドの存続と社員の生活を守るためなら吸収合併も止む無し。
対して、(株)アベンジャーズの社員であることに誇りをもつ若手キャプテン・アメリカは、
ベンチャー企業であるからこそ自社ブランドには意味がある、と提唱する。
組織を守る立場にある者と、独立性を尊ぶ立場にある者。会社を愛する心は変わらないのに、立ち位置が異なるがゆえに、考え方も異なってしまう。
そして、身内同士であるからこそ、いったん対立したら、その争いはどこまでも苛烈になる。
家具業界、ラーメン業界、鞄業界etc.と、現実社会で起きているさまざまな企業における“シビル・ウォー”の図式が、そのまま当てはまるかのような構成である本作。
スケールの大きなSF超大作であると同時に、会社における組織論映画ともなっており、『猿の惑星』然り、『マッドマックス』然り、優れたSFがおしなべてそうであるように、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』もまた、私たちの生きている社会を鮮やかに反映している。
『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』
4月29日(金)全国ロードショー
配給:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン
2016 Marvel.
公式サイト:Marvel-japan.jp/Civilwar
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160501-00010000-dmenueiga-movi&p=2
スレッドURL:http://hayabusa3.2ch.sc/test/read.cgi/mnewsplus/1462153669/
これめちゃくちゃ面白かった
単純なアクションもののエンターテイメントだと思ったらすげーシリアス
アクションも凄いし笑いもあるけど
アメリカでも絶賛されてるみたいだね
>>7
最後はどうせ和解してまた共闘だろ?とか思せておいてのあの展開は良かった
両陣営対立から真の敵が出てきて誤解が解け共闘
などという安っぽい脚本じゃなくて本当に良かった
真の敵はいるんですけどね。
でも、その敵すらも(ネタバレ防止)。
>>1
スパイディーの立ち居地は?
ホリエモン?
社長のとこの秘蔵っ子
スパイダーマン(クイーンズ)とキャプテンアメリカさん(ブルックリン)とニューヨーク出身繋がり。
アイアンマンは見たけどキャプテンアメリカ見た事ないんだよな。
キャプテンアメリカ3なので
当然キャプテンアメリカ1・2を見てないとキャラが全然わからんと思う
あとアベンジャーズ2作目も見ておいたほうがいい
>>19
最低限「アベンジャーズ エイジオブウルトロン」は続編のように話繋がってるので見たほうが良い。
後は「キャプテンアメリカ ウィンターソルジャー」と「アントマン」がストーリーが繋がってるし、
単体で観ても楽しめる。
さらに余裕あれば
「キャプテンアメリカ ファーストアベンジャー」
「アベンジャーズ」
「アイアンマン1~3」
は観てれば完璧。
「ソー」と「ハルク」は出ないので見なくて良い。
「スパイダーマン」は今までの作品は無かったことなってるので観なくて良い。
thx。連休中に見れるだけ見て映画館行くわ
>>31
キャプテンアメリカ1は正直つまらんが見ないとシビル・ウォーの良さが半減してしまう
キャプテンアメリカ2は普通に傑作だから面白い
実際世界興行収入4位くらい売れた
アベンジャーズはまあお祭りだね
ついでにアントマンはコメディ調で面白い
見なくてもついて行けるけど見てると笑える
いいから全部見とけ
最後には全部繋がるし(もちろんGOTGも)
ハリウッドも衰退するだろうな
年間何百本と作られる映画のうちのたった数本だよ?
どこが「ばっかり」なの?
アメコミ物って数そのものは多くない
キッチリ流れ作っていくつかがヒットしてるから存在感は大きいけど
派手なアクション物が年数本ヒットするのは今さらな話だし
>>66
キャップはアメリカ軍として戦う。ヒドラ壊滅もキャップも死亡
↓
キャップの死後、恋人ペギーはアイアンマンの父親達の支援を得つつキャップの意志を継ぐ組織としてシールドの前身を作る
↓
数十年後、シールド、氷漬けのキャプテンを発見して蘇らせる
↓
シールド、ヒドラに乗っ取られ世界征服をめざし、キャップはやむなくシールドを文字どおり破壊
↓
今はシールドは表向き無い状態。闇でコールソンとかが頑張ってる
ざっくりこんなかんじ。どっか間違ってそうだけどw
SHIELDは一応国連公認組織だったけど、それが壊滅したから、アメリカ政府「だけ」公認のアベンジャーズが戦ってる状態で、
それが他国での活動が問題視されてるわけで、その辺架空の「ワカンダ国」とか国王が文句言う設定。
アイアンマンの親父は、どこまで関わってたの?
キャプテン・アメリカをつくって、アイアンマン製造にもヒントを与えて、
アントマンつくった博士と同僚で、さらに無断でその粒子をコピーして、
他にもちょこちょこ名前が出てくるよね。
ハルクの誕生した研究とかスパイダーマンが誕生した研究にも関わってるの?
>>74
SHIELD作ったのも親父ハワード(とペギー)
SHIELDの略称が「盾」なのも偶然じゃなくて
ペギーがそうなるように付けたらしい
一般市民に多数の犠牲を出しているアメリカの対テロ戦争が下敷きになっているんだろうな。
うん
前作のウインターソルジャーもベトナム帰還兵の罪の告白って意味があるし毎回キャプテンアメリカは深い
こんなにあるのかw
無理だw今からじゃ全然追いつかんわw
マーベル・シネマティック・ユニバース
フェイズ1(第1シーズン)
『アイアンマン』(2008年公開)
『インクレディブル・ハルク』(2008年公開)
『アイアンマン2』(2010年公開)
『マイティ・ソー』(2011年公開)
『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』(2011年公開)
『アベンジャーズ』(2012年公開)
フェイズ2(第2シーズン)
『アイアンマン3』(2013年公開)
『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』(2013年公開)
『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』(2014年公開)
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』(2014年公開)
『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015年公開)
『アントマン』(2015年公開)
フェイズ3(第3シーズン)
『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016年公開)
『ドクター・ストレンジ』
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol. 2』
『スパイダーマン/ホームカミング』
『マイティ・ソー/ラグナロク』(予定)
『ブラックパンサー』(予定)
『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー PART1』(予定)
『アントマン&ワスプ』(予定)
『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー PART2』(予定)
フェイズ4(第4シーズン)
『インヒューマンズ』(予定)
残念ながら出ません
代わりにシャロンの出番が多いです
あーそうですか・・・残念
どうも有難う
エージェントオブシールドで我慢して下さい
原作だと両陣営の戦いが生んだ被害を見て~って展開みたいだから、今回の映画も味方に被害が出た時点で和解できたはずなんだよね
でもそうした所で法案に関する問題は消えないんだよな。公のための戦いが私を犠牲にする事を知り組織化しようとするスターク。組織が必ずしも公のためにならない事を知るキャップ。組織に操られたウィンターソルジャー公を忘れ私情と私怨に走るスタークとキャップ。
公と私が不可分な事が分かってるんだよなあのラストは。だからスパイディの「大いなる力には大いなる責任」が胸に刺さる。ゲストキャラなのに
この映画、前作までお知らずに見に行っても、十分、ストーリーはわかると思うよ。
そりゃ、前作までを見てたほうが、より楽しめるとは思うが、作品内で、ちゃんと分かるようになってるよ
ありがちな説明台詞とかなしでね。
後半はただただトニーがかわいそうだった
政治的対立から最終的に行き着く個人のエゴ、
対決を謳っておいて逃げのない結末と煽られる続編への期待感、
さらに単体新作を控える2ヒーローの魅力もしっかり描かれてる。
現時点での集大成としても次作以降へのブリッジとしても、神がかった内容だと思った
このサイトだとアメコミ映画ばっかでハリウッドはダメだ〜的なレスがよくまとめられるけど管理人はアメコミ映画嫌いなのかな?
まあ今回は反論もまとめられてるし邪推かも知らんけど
最後の手紙でスカンクもかなり救われたんじゃねーかなぁ
かかってきた電話もきったわけだし
そしてスティーブのあの笑顔で終わるのはまーじイイ終わり
シビルウォー普通に面白いからなぁ
*5
こんな事書いてるやつ前にもいたな…
管理人も否定したのに忘れたのか見なかった事にしたのか
※8
否定してたのか、邪推だったな
派生しまくってまだデアデビルやエージェント・カーターを観れてないわ
でも面白さは保証するわ
ホークアイが自分勝手に見えた。
アベ2では、良きパパだったけど…
スーパーマンVSバットマンも、ヒーローの活躍で被害が出て…ってストーリーだけど、
あちらに比べて、シビルウォーの脚本の作りこみは半端なかった。