よくあるものじゃダメなのか？
よくわからないコメント

>>1が指摘した事って一番下以外今までのアカデミー作品賞にも当てはまるだろ
それこそそれでも夜は明けるだってよくあるストーリーだよ

再起の物語ってだいたいカタルシスがあるけど、これは何か違うよな

なんつーか
テクニックや演出にこだわってて上手いなと思う部分も多いんだが、それだけであまり心には残らない
面白いか否かと言われるとお洒落な映画だねって感想になる

劇中劇の『愛について～』の作品含む文学的な素養がないと、見ても意味がわからないしつまらない映画だと思う
パンフでも積極的に文学作品に言及してたくらいだから
だからこそアカデミー賞作品なんだろうとは思うが

エンタテイメントとして面白いかはさておき、歴史的な作品だったことに間違いはない

舞台劇をスクリーンでやろうとした結果終始ワンカット風なんでしょ
明らかに舞台に向かない「愛について～」を舞台劇にするなんてバカげているが、それを知らない無知なリーガンだったからこそ
現実の自分と劇中の主人公の境遇をシンクロさせて芸術に昇華できた。ずっと引きずってた映画スターとしてのプライドを捨てて。ラストシーンで鼻が折れたってのはそういうことじゃない？
そしてこの映画を演じた俳優達も役と同じような境遇にある人達ばかり。（文句の多いノートンや遅咲きワッツみたいに）
その意味でリーガンと完全に一致する境遇だったキートンを採用してこのメタ脚本を書いた時点で非常に実験的・挑戦的な刺激的作品になったと思うよ。凡作とはとても言えない。

これとセッションは初見は面白いと感じるけど、エンドロール流れ出す頃には「２回目はいいや」となる
で、実際２回目以降は「なんか違った」感がすごい

自分は見終わった瞬間はなんか微妙だなあって感想だったけど
少し時間を置いて思い返すと面白かったに変わってきた
色々な対立が描かれてる映画だよね
父と娘、妻と夫、中年と若者、アナログとデジタル、男と女、演者と裏方、ハリウッドとブロードウェイ、商業主義とアート主義、製作者と批評家とか
その全てが対立しあうけどどちらにも肩入れしてない映画って感じそれを上手くまとめてあるのは見事だと思うよ
いかにもアカデミー賞を受賞する映画だと感じたね

役者をやってる知人がこの感覚は分かるって言ってたな
アカデミー賞会員も俳優の人がかなり多いし票が入りやすかったんじゃないだろうか

ラップかよ

映画をあんまり見ない人には難しい映画だよ。賞をとったからって必ずしも大衆向きではないってこと

鳥人

俺は好きだが確かに人を選ぶと思う

えー俺は好きだけどなぁ
ビッグフィッシュといい曖昧さが表現されてる作品が好きってのもあるけど

去年だけで５回見た
見れば見るほど旨みが増すスルメ映画だと思う

主人公最後どうなったか気になってモヤモヤがとまらん

どうせなら最初から最後まで1カットで統一して欲しかったな
なんか中途半端な感じが否めない

普通１ショットだと「すげぇ！」ってなるんだけど、この映画だと制作側のドヤ顔が見えてきて嫌い
しかも１ショットにほとんど意味ないし、無理やりつなげたような醜い出来だし

最期の病室の解釈は未だ統一されてないよな
それだけでもうまくいったんじゃないか

アメコミ映画を正面切ってディスッたのは称賛する。

アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ、こんな覚えにくい名前の監督の映画に分かりやすさを求めちゃダメ

昔と今じゃ、そもそもアメコミ役者の扱いが違うから皮肉にもなってない
昔→売れない役者が安いギャラでやる仕事
今→若手や英国俳優がハリウッド進出の登竜門
そもそも、ダークマンのリーアム・ニーソンやデアデビルのベンアフレックが落ちぶれたか？

ベン・アフレックは一時期ハリウッド干されてたし、リーアム・ニーソン最近はＢ級アクション映画ばかり出てるような気がする

ＢＧＭのドラムがかっこ良かったろ

※19
あの素晴らしいカメラワークを楽しめなかったなんて、かわいそうに…

米12みたいな、玄人ぶった映画ファンが持ち上げてるイメージ。

米12の意見は至極真っ当
主役からして元バットマンだし、飛行機事故の例え話に出てくるジョージ・クルーニーも元バットマン
アメスパのエマストーンやハルクのノートンが出てたり、マルホランドドライブで売れない女優をやってたナオミワッツがこっちでも似たような役をやって意味もなくレズシーンがある
そんな映画をたくさん観てる人ほど分かる小ネタもこの映画の魅力の一つでしょ