2015年、「バック・トゥ・ザ・フューチャー2」の未来技術がどれだけ実現したか 映画を超えた技術も
THE PAGE 10月18日 7時0分配信
2015年10月21日午後4時29分、アメリカ・カリフォルニア州のある街に、30年前からタイムマシンがやってくる。
もちろん、名作SF映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー パート2」の話だ。
劇中で主人公たちがタイムスリップした未来が、次の水曜日に迫った。
世界中でさまざまな関連イベントが催されるなど盛り上がりを見せているが、
気になるのは「この映画で描かれた未来がどれくらい実現したか」ということだ。
映画でマーティとドクが見た未来は、この30年間でどれだけ実現したのだろう。
スロバキアでは「空飛ぶ自動車」を開発
バック・トゥ・ザ・フューチャーの「デロリアン」(Rex Features/アフロ)
映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」は、1985年にロバート・ゼメキス監督によって作られたSF映画だ。
主人公の高校生マーティ・マクフライが、天才科学者「ドク」ことエメット・ブラウン博士が作ったタイムマシンで、過去や未来を行き来して冒険する物語だ。
1989年に公開された「パート2」では、主人公たちは1985年から30年後の2015年にタイムスリップする。
「パート3」では1885年の西部劇の世界にタイムスリップする。
公開から30年経ったいま観ても、映画の魅力は色褪せず、いまだに多くのファンを惹きつけている。
タイムマシンは、もちろんまだ開発されていないが、「パート2」の未来技術で目を引くのが、宙に浮く「ホバーボード」と「空飛ぶデロリアン」だ。
公開後から、世界中の科学者・技術者が実現に情熱を注いできた。
残念ながらまだ映画のようには実現していないが、近いところまではこぎつけた。
空を飛ぶことが出来る自動車は、スロバキアのエアロモービル社が開発し、2017年には発売される予定だ。
翼を格納できる飛行機で、自動車としても道路を走ることが出来る。
しかし、飛行には200メートルの滑走路が必要なので、公道から飛び立つことは出来ず、「空飛ぶデロリアン」のイメージとは少し違うかもしれない。
そんな中、トヨタは2014年6月、空飛ぶ自動車「ホバーカー」の研究をしていると明らかにした。
当時の吉貴寛良常務が空を自由に飛べるものではないが、車を宙に浮かせ摩擦をなくす技術を開発していると語ったと、ブルームバーグが伝えた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151018-00000001-wordleaf-ent
そして今年6月、トヨタは、高級ブランド「レクサス」のサイト上で、突如として「ホバーボードを開発した」と発表した。
サイト上の動画では、宙に浮いた「ホバーボード」の姿が公開された。
8月には、スペイン・バルセロナのスケートボード場で、プロスケートボーダーが実際に宙に浮いた「ホバーボード」に乗り滑走する動画が公開された。
その後の種明かしで、この「ホバーボード」は、リニアモーターカーと同じ技術を使い、液体窒素で冷却された高温超伝導体が入ったボードが、
予めスケートボード場に埋め込まれた永久磁石のレールの上を走っていたことが明らかにされた。
トヨタはこの「ホバーボード」のために、18カ月かけて一から開発し、レールを埋め込んだスケートボード場も設計・建設したのだという。
将来、この「ホバーボード」の技術を使って宙に浮く自動車を見ることができるかもしれない。
ナイキは「自動靴ひもスニーカー」を発売予定
米メディアによれば、ナイキは今年1月、劇中でマーティが着用した自動で靴ひもがしまるスニーカー「Nike MAG」を開発中で、2015年中に発売すると明らかにした。
米国ファンの間では、「2015年10月21日」にこの自動靴ひもスニーカーが発売されるのではないかと噂されている。
「ペプシコーラ」を製造しているペプシコは10月5日、劇中でマーティが飲んでいた「ペプシ・パーフェクト」を10月21日に、6500本限定で発売すると発表した。
価格は1本20.15ドルで、米国内限定発売。
同社は合わせて、空飛ぶ自動車やホバーボードが登場するCM動画を公開した。
他にも映画で出てきた多くの技術が、実現したか、実現に近い状態にあることに驚く。
映画ではマーティが「ジョーズ19」の立体映像に食べられそうになるシーンがあるが、現代では、空中に立体映像を映し出すホログラム技術は実現している。
今ではコンサートで立体映像の「初音ミク」がステージに登場するほどだ。
ちなみに、ユニバーサル映画は今年10月5日、実在しない「ジョーズ19」の予告編を公開している。
映画では、電光掲示板で道路渋滞情報を確認することも未来技術として表現されたが、今や当たり前過ぎて見過ごしてしまうほどだ。
劇中で悪役ビフがタクシーの支払いに使った指紋決裁も、普及しつつある。
小型情報端末・コンピューターも、スマホやタブレット端末として実現している。メガネ型コミュニケーションツールも「グーグルグラス」として発売され、iPhoneの「Siri」を使えば、
劇中のように、機械に話しかけるだけで操作ができる。テレビも薄型になり、同時に複数のチャンネルを表示することもできるようになった。
テレビ電話もいまや普通だ。
マーティがカフェで頼んだように店員ではなく、
機械を通じてオーダーすることも、最近の居酒屋や回転寿司ではよく見る光景だ。
マーティが気を取られ、悪役ビフにタイムマシンを乗っ取られるきっかけとなった「自動犬散歩マシン」は、アメリカでドローンにより実現したという。
映画を追い越したテクノロジーも
映画に出てきたテクノロジーを追い越して発展した技術もある。
まずは、テレビの画質だ。
映画で出てくる2015年のテレビの画質よりも遥かに緻密な画質が実現した。
ここまで画質が進化するとは予想していなかっただろう。
そして、最も予想を超えたのは、インターネットの発達だ。劇中で、未来のマーティは、日本人上司「フジツウさん」にFAXでクビを宣告される。
日本を除く世界では、もうほとんどFAXは使われなくなり、電子メールによるやり取りが普通になった。インターネットが普及するのは映画公開から10年以上後のことだ。
カブス優勝の予言は実現するか?
バック・トゥ・ザ・フューチャーには、大リーグに関する有名な「予言」がある。ひとつは、当時チームのなかったフロリダ州マイアミに球団ができるということだ。
これは、1993年フロリダ・マーリンズ(現マイアミ・マーリンズ)が創設されることで実現した。
もう一つは、2015年のワールドシリーズチャンピオンがシカゴ・カブスだということだ。これが今年、実現するかもしれない。カブスはワールドシリーズ制覇から107年遠ざかっていて、
地元メディアに「オスマン帝国があった時代から勝てていない」と言われるほどだった。
そのカブスが、今年はワイルドカードを勝ち抜き、メッツとのナショナル・リーグ優勝決定戦に進出している。
ナショナル・リーグ優勝を果たし、ワールドシリーズも優勝し、当時ありえないシナリオだと考えられていた「カブス優勝」というバック・トゥ・ザ・フューチャーの予言が実現するのか、ファンは注目している。
(中野宏一/THE EAST TIMES)
似たような技術あるよね
プラスチックゴミから石油を作るのと
木材ゴミからエタノールを作るのと。
マーティが未来に着いて最初にやった事はポケットを外に出すことだったんだよな
マーリンズがアリーグで上がってきてたら奇跡だったけど
103系なんてもう走ってないけど
ド派手なネオン懐かしい
青色LEDが発明されていなかったからな
こればかりはみんな夢見るわ
できないわ
「世界まる見え!テレビ特捜部」で同じ特集やってたけど既に実現されてたぞ
実用化まで何年かかるかわからんけど
それよりホバーボードが実現したのがスゲェわ
大きく信じることの出来た時代の映画だわな
すぐ恋人ができたり、悪人が善人になるマシーンとかいろいろ
ドクの子孫に作ってもらおう
今のテレビって普通に機能としてついてるよね
元スレ: http://hayabusa3.2ch.sc/test/read.cgi/news/1445132220/
テクノロジーの進歩は色々あれど、1985年のアメリカとか既に今の大概の国の田舎より都会だからな。
町並みでいうと映画の中の「現代」の方がうちより遥かに未来的だわ。