映画『ラブライブ!』はなぜロングヒットしたのか?さやわかが作品の構造から分析
1: オムコシ ★ 2015/08/07(金) 19:46:19.29 ID:???.net
映画『ラブライブ!The School Idol Movie』が6月13日の公開以来、
観客動員数が150万人を超え、累計興行収入も22億円を突破するロングヒットとなっている。
2013年に興収約20.8億円の大ヒットとなった『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語』を凌ぐ記録となる。
『ラブライブ!The School Idol Movie』は、
「みんなで叶える物語」をキーワードにオールメディア展開するアイドルプロジェクト『ラブライブ!』シリーズの映画版で、TVアニメ最終話の続きの物語が描かれている。
スクールアイドルの祭典「ラブライブ!」で優勝を果たし、活動終了を決めていたアイドルグループ「μ’s(ミューズ)」が、一通のメールを受けて新たなライブを決意するというストーリーだ。
いわゆる”美少女アニメ”となる本作が、ロングヒット映画となった背景にはどんな要因があるのか。
アニメやゲームなどのカルチャーに詳しい評論家・ライターのさやわか氏に話を聞いた。
「今作が動員を伸ばした要因として、まずは映画館を訪れた観客に特典を配布したことが挙げられるでしょう。
週ごとに違う特典が付いていたため、”ラブライバー”と称される熱心なファンたちは、映画館に行列を作り、何度も繰り返して本作を観たようです。
現在のアイドルシーンでは、CDにイベント参加券などを付録にして売上げを伸ばす手法が一般的になっていますが、
『ラブライブ!』シリーズもそうした手法を積極的に取り入れてきました。
それを映画にも応用したことが、今作の動員に勢いを付けたことは間違いありません」
しかし、同作がロングヒットとなったのは、「決してラブライバーたちが何度も観ているからだけではない」と、同氏は指摘する。
「先着の特典配布が終了した後も、今作は動員を伸ばし続けました。
そして、その際に映画館で目立ったのは、女子中高生などの姿です。
このことは、『ラブライブ!』がいわゆる”萌え文化”を愛好する男性ファンだけに訴求するものではなく、同世代の男女が共感し、応援できるコンテンツとしても消費されていることを示しています」
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150807-00010003-realsound-ent
※続く
『ラブライブ!』の登場人物は、これまでの”萌えアニメ”にも通じるタッチで描かれているが、そのストーリーはむしろ”スポコン漫画”に近い。
『けいおん!』に代表される”空気系”といわれるオタク系コンテンツは、2000年代後半をピークに徐々に人気が落ち着き、その後は『ラブライブ!』のような作品が増加したという。
たとえば人気アニメ『ガールズ&パンツァー』も、そうした系譜に連なる作品で、実際に原作者らは、1970年代に発表されたちばあきおのスポコン漫画『キャプテン』を参考に同作を作り上げたそうだ。
その作風により、これらのアニメは従来とは異なるファン層を獲得することに成功したと、さやわか氏は分析している。
「『ラブライブ!』や『ガールズ&パンツァー』は、
“萌え”の対象である美少女アニメとしてはもちろん、アイドル映画やスポコン漫画としても楽しむことができます。
だからこそ、同世代の女性にも響いたし、決してオタクではない一般の人々にも訴求したのでしょう。
現在のアイドルカルチャーは、たとえばヘビーメタルの音楽性を取り入れたBABYMETALのように、従来のアイドルにはなかった様々な要素を盛り込むことで拡大してきましたし、
メンバーとの疑似恋愛ではなく、彼女たちが努力する姿を応援するものとして発展しています。
それと同じ構造が『ラブライブ!』にもあるのです」
一方で、急速に人気が拡大したことにより、
映画をスマートフォンで撮影するなど、マナーを守らない観客も目立つようになっているという。
「今回のムーブメントで、初めてこうしたアニメ映画に触れた観客も多かったのでしょう。
そういう方が映画館での常識を知らずに、つい撮影してしまったのかもしれません。
たとえばアイドルのライブ会場やコミケ会場などでは、いわゆる古参のファンがマナーを作り上げていて、
観客たちの間で自浄作用が働いているケースが多いですが、今回は映画ということもあり、そうした社会性が機能しなかった面もあるのでは。
そういう意味では、いわゆる”オタク”だから一般常識が欠けているという言い方はできないと思います。
しかし今後も『ラブライブ!』が発展していくのであれば、アイドルカルチャーのようにファンたちが自主的にルールを守ったり、
運営側がアナウンスを心がけるなどして、社会性を発展させていく必要があるかもしれませんね」
現在のアイドルカルチャーの手法を応用して、幅広いファン層を獲得した『ラブライブ!』。
カルチャーとしてより成熟すれば、さらに多様な要素を盛り込んだ美少女アニメのヒット作が次々と生まれていく可能性もあるかもしれない。
松田広宣
※以上
映画自体も十分面白かったしな
確変いったらまどかのがよほどそうだし。
合宿特訓もスポ根と言えなくもない。
熱いライバルとのライブバトルがないのでスポ根にあらず、てか認めない
「けいおん!」は“ドラマツルギーの排除”はされていないので、
その扱いではないと思うなぁ。
アニメ版は地味に成長物語になってるし。
「けいおん!」と「ラブライブ!」どちらも複数回観に行ってきた。
「けいおん!」は映画観て泣いてる昔のお嬢さんたちを何度か何人か見たけど、
「ラブライブ!」はそういうの見なかったな。
映画の作りの問題であって、どちらが上と言う議論をする気は無いけどさ。
ただ、「ラブライブ!」の最終盤の大量モブ登場シーンなんだけどさ、
制作が京アニだったら、個々に名前付けるレベルで描き別けて、
モブモブ然とした描き方はしなかったと思うなぁ…。
あのいかにも「大量モブでござい、だから粗いCGでござい」は、
映画としてどうかと…。
けいおんはわざわざ映画館まで行かなかったから分からないけれどラブライブは泣いてる娘たくさんいたよ
艦これ忙しいから
今年はあとガルパン楽しみだね
ここ数年アニメ映画豊作やな
これまでにかけた時間と金を回収しなきゃいけないからしょうがないのかもだけど
妙な奴らとも関わりたくないから感謝しつつお先に撤退させていただきますわ。
ガチ恋とかしてるの居たら相当ヤバいよな。
元スレ: http://anago.2ch.sc/test/read.cgi/moeplus/1438944379/
ミニ社会現象って感じだな
世間じゃ名前すら聞いた事無い人もいるだろうし。
アニオタは普段は三次女大嫌いなくせに自分の好きなアニメは「女性人気もある!!!!」って必死になるのは何故だろう
「女はアニメ見んな」くらい言ってもおかしくないと思うんだけどね
三次元のアイドル推すより二次元アイドル推すほうがヲタが傷つかないですむから現代向けなのかな、、、しょせん作り物だし、現実のアイドルが卒業やスキャンダルあるとヲタ卒する人いるけどアニメならほぼいないだろうから。
※1
もう社会現象なんて起こらないよ
米2
ジャニオタの女が「○○クンは男にも人気あるよ!!」ってアピールするのと同じだな。
理屈はよくわからんが何故かそれが他のファンに対する優越感を得られるらしい。
単純に毎週特典変えて(しかも全1種に非ず)上映してるからとしか言いようがないな
入場特典が高い値ついて取り引きされてるの知ってたら転売屋も寄り付くしね
逆に特典は土日でほぼ切れるため平日はガラガラで休日平日の来場者の差は類を見ないほどあるようだ
三次元にしろ二次元にしろ所詮アイドルは売ろうとする側の創作物にしか過ぎないからな。
それならば売ろうとする側の作った設定や規範から逸脱しない二次元の方が創作物としての純度が高いし、
そっちにはまる方が合理的だと思うわ。
業界は違うけどアイドル人気の典型って事でしょ
なんだかんだ凄いよ
けど映画の内容は酷かった