本作は４月１７日から公開された。
同館では６月３日時点で興収９８００万円を記録し、この土日で１億円を超える見通しだ。
ちなみに、全国興収は３億７５００万円。
つまり、新宿地区の１館だけで全体の３０％近くを占める。
ありえないようなシェアの高さなのだ。

　最近では拡大公開される作品でも１館で１億円突破はなかなか難しい。
「セッション」はスタート時が１６館。
今も５０館以下の小規模公開。
そうした作品が１館だけで１億円を超えるのは極めてまれなケースと言える。

　もちろん、映画が面白くないと、こうしたことは起こらない。
鬼教師が音楽学校に入学したばかりのジャズドラマー志願の生徒をしごきにしごく話なのだが、これが迫力満点なのだ。

　本作はジャズの映画でもある。夜に花咲くジャズの雰囲気に、歌舞伎町という地がぴったりだったとも言えようか。
なので、映画館側は夜の回を含めた上映の回数を増やしたほか、比較的キャパシティーの大きなスクリーンで上映している。
これが歌舞伎町ならではの若い観客の集客に非常に効果的だったようだ。

　１館での１億円興行は単館系の大ヒット作品の「英国王のスピーチ」や「最強のふたり」もなしえなかったことだ。
「セッション」は新宿＝歌舞伎町で大きく花開いた作品として、映画の興行史に一ページを刻んだと言えるだろう。
本作を歌舞伎町で見ることをオススメする。
（映画ジャーナリスト・大高宏雄）

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150607-00000011-nkgendai-ent

俺途中で「なんだたいしたシゴキじゃねぇなぁ」って思ってたけど
オチに近づくにつれ急展開するんだよな

そこが面白かった

だからこのタイトルはやっぱりダメだよなと思った

むしろいかに無駄な音数を減らし、繊細なニュアンスでスマートに叩くかがキモの音楽じゃん

さすがにキャパの少ないスクリーンに落ちてきたけど。
今なら１０９シネマズ湘南が大きいスクリーンで見られる。

フォーマットがジャズのドラムなだけで、
バイオリンでオーケストラでも良いんだよ、映画のテンポ、切れ味を楽しめよ。

トマトでもIMDBでも10年に一度あるかないかの
映画史に残る名作扱いの数字を叩き出してる、
評論家からも映画マニアからも