海外セレブも愛用!?ランドセルの意外な魅力!
セレブたちの背中を彩る最新のトレンドの発祥となったのは、ファッションショーのステージではなく日本の小学校だ。
そう、どこにでもあるランドセルが、今や小学校を卒業した人々にとっての憧れのアイテムなのである。
ランドセルは本来、重い教科書を持ち運ぶために子どもたちが背負う実用品だが、今ではどうやらファッション通にとってのマストアイテムとなっているらしい。
ハリウッド女優・歌手であるズーイー・デシャネルが赤いランドセルを愛用しているだけでなく、ファッションに敏感な外国人男性が背負っている姿もファッションブログなどで見かけられる。
一体どうやって、この典型的な日本の”アクセサリー”は学校からファッションブログへの道を辿ったのだろうか。
元は兵士たちが使っていたナップザック
実用的なナップザックは、19世紀中頃には日本に存在していた。
兵士たちが、オランダ語で「ランセル」という輸入もののリュックサックを使い始めたのである。
その後、数十年の年月とカタカナ語としての定着を経て、同バッグは日本の都市や田舎の子どもたちが学校用品を持ち運ぶのに使われるようになった。
教育システムや公立学校から義務付けられていたわけではないものの、生徒たちはランドセルの使用を奨励され、その伝統が現在まで続いているというわけだ。
この角形のバックパックは3万円から12万円とかなり高額ではあるものの、それにはしっかりとした理由がある。
それは非常に頑丈であるというだけでなく、小学校6年間通しての使用が前提になっているのだ。
たいていの場合、祖父母はこの必需品に喜んで財布を出す。
これは子どもたちの教育課程の最初の一区間を通じて使えるように作られているのだ。
このがっしりとしたバッグは約3kgの本、書類、雑貨などを持ち運べるだけの頑丈さを持っている
(日本の小さな子どもたちが重さのバランスを取ろうとしてよたよたしているのを、見かけたことがあるのではないだろうか)。
比較的安価なものなら頑丈で防水機能付きの人工皮革製、さらにいくらか積めば、皇室御用達といったような手作りの高級本革製のものが手に入る。
この古典的な色分けは今でも存在するが、ランドセルは今や虹色の世界となっており、女子はピンクやスカイブルー、男子はネイビーや茶色を選ぶ傾向にある。
数十年前には、赤と黒以外を選ぶのは不適切だと思われていた。
だが時代は変わり、子供たちのランドセルはユニークなデザインや柄のついたカバーなどで彩られるようになった。
ズーイーがニューヨークで真っ赤なランドセルを背負っている姿を目撃されるよりずっと前、日本の少女たちはフリルのついたスカートとランドセルを絶妙に組み合わせて、原宿の通りを歩いていた。
自然な流れとして、日本の流行はすぐに海を渡ることになり、ランドセルは今や「Pinterest」や「Instagram」の世界で定番となった。
海外セレブは定番色がお気に入り旅行者の間でもランドセルは人気で、セレブやモデルたちは定番の赤や黒を好む傾向にあるが、子どもたち(あるいは親たち?)
はこぞって明るい色やコントラストのある縫い取り、名前の刺繍やきらきらのアップリケ、波形仕上げの縁、ラインストーン、キャラクターモノやツートーンのモデルなどに熱を上げている。
『ナイキ』や『プーマ』といったブランドはオリジナルのスポーツバージョンを生産しており、『バービー』は、容易に想像がつくとは思うが、彼女自身のホットピンクコレクションがあるほどだ(『eBay』にて各10万円前後で購入可能)。
ランドセルがファッションアイテムとして流行するというのは面白いトレンドだ。
大半の日本人にとっては、海外のセレブがランドセルを背負っている現象は不思議かもしれない。
これが日本でファッショントレンドとして受け入れられるかはわからないが、渋谷では自分仕様に「カスタム」したランドセルを使っている若い人を見掛けることもある。
ただ、小学生が背負うにはがっしりとして見えることが多いランドセルだが、トレンドセッターの大人が背負うと明らかにちっぽけに見えると言わざるをえない。
だが、小柄なズーイーにはこれくらいでちょうどいいのかも……。
元スレ: http://carpenter.2ch.sc/test/read.cgi/liveplus/1433245345/
違和感無いけど、ランドセルが流行るのは何か違う気がする…
ズーイータソにつられて来ました
ダサw
背中が蒸れるから却下
あの革の色合いは好きだけど見た目がスッキリしない
ロエベの折り返しデニムも流行るんだろうから、この業界は意味わかんない
写真見て笑ってしまった