でも、ラストにいくにつれてさ。

この映画の描写が人生の意味を探す男が、その人生の意味とは男が考えるようなものでなく、
もっとシンプルな、突然現れた若くてセクシーで美しく、そしてなぜか自分に良くしてくれる女だ、ってものじゃなければ。

この男には年齢は随分上だが、自分も共感するところがあったのに。
若
くて、きれいで、セクシャルな女が俺の人生を輝かせてくれるって？
風俗でもいけって？ないな。想像しても虚しさが残りそうだ。

いや、最終的には人生の意味って女なのかも、そうかもなあ…。

なんかプロヤスのダークシティに似ていると思ったけどな。

ところでゼロの理論ってどこで解明できたんだろう？
そこがわからんかったが。
海岸で太陽を弄べてもそばに女がいないのが寂しいそうだったな。

ドンキホーテもバロンの縮小版みたいな映画になりそうで不安。

でも完成度は低い　そんな映画

話はゼロの定理云々よりも、管理社会やバーチャルリアリティーとの葛藤の方が
主になってるんだが現実社会の方がとっくに追い越してて今更これはなんなのかと

北野や宮崎の方がいい年の取り方してるな

そう言えばこれも見たな

低予算でも会話劇なら面白いんだろうけど、そういう作風でもないし。