セッション【ネタバレ|感想|評価|評判】第87回アカデミー賞で3部門を受賞したオリジナル作品!
1: 名無シネマ@上映中 2015/02/20(金) 21:56:26.64 ID:2GusSlb5.net
脳天を一撃された気分だ。久々に色んな人に勧めたい一本。
劇場でみる喜びも大きいな。シモンズは助演賞受確率97%くらい。
訳のわからん高揚で叫びたくもなった。
これ絶対見た方がいい。
思った通りのある種の感情を喚起させる「胸糞サイコホラー」に映った
うまい作りだと思った
実生活でフレッチャーのような人と関わったことがあるかないか、
その関わりの深浅で、ラストショットの受け止め方がガラッと変わってくると思う
このラストショット、監督としてはどういう意味合いを込めて撮ったのか
そして観客として見た時の監督の目にはどのように映るのか、少しだけ気になる
けど個人的な印象ではブラックスワンほどホラーっぽくない
鬼気迫るスポ根ものって感じだ
ジャズ関係者が良く言ってないあたりそんな感じかもな
あれもバレリーナにあんなの違うしどうかと思うって言われてた
まあ観客からしたらこの手のジャンルって人気あるし面白いとは思うけどねw
かなりすごいらしいけど
どうなんだ
クラシック扱った映画ならオーケストラ!
のチャイコンが一番だと思うけど
ジャズならこっちなのかな
いずれにしても楽しみ
評論家()はベタ誉めだけど、音楽やってるとそれはないわと思うところも多いし中盤のだれはひどいし、そんなに大傑作かなぁ?
でも、シモンズ好きだから日本で公開されたらまた観る
俺はこの映画好き過ぎる
気にせんでええやろ
専門家向けに映画作ってる訳じゃあるまいし
てか専門家から見たら他の音楽映画もダメダメなんちゃう?
海の上のピアニストとかシャインとかすげえと思ったけど本職から見たらやっぱビミョーなんかな
ラストのハゲの仕打ちえげつなすぎ
更に凄いクライマックスに出来る演出思いついた
ウィップラッシュ演奏し終えて主人公がドラムソロ始めたところで暗転してスタッフロールが流れる
バックで延々と主人公のドラムソロが鳴り響きながら2分経った所で、突然映像が戻る
ちょっとずつテンポが静まってきてシモンズが顔を拭って、ゆっくりゆっくりとサインを出すところ
そして、終わるかに見せかけて、加速し始めて、ラストのラッシュ
そんで、最後、ニーマンとシモンズの呼吸が合ってドラムで締めたところで再度、暗転
Whiplash の文字が出たあとにエンドロール後半開始
こうやって、エンドロール前半とエンドロール後半で分けたらもっと衝撃的だった
かなり型破りだけど、実際に観ながらイメージしてもらえたら共感出来ると思う
エンドクレジット出てから帰る人は映画のラスト知らずじまいになっちゃうぞ
確かに面白い試みだと思うけどさ
ドラムだと上手い下手が素人にわからないと思って役者のリアリテイを取ったのか
最後はスタンダードを避けて、キューバンジャズの「Caravan」を持ってきたけど、
本国じゃ音楽関係者からブーイングだったみたいで、興行や評価も尻すぼみ
そこを逆手にとってる
音楽に精通した人の批評を見ると
フレッチャーの目指す所と、映画を観た音楽のプロが思う所にズレがあるよね
でも、劇中のニーマンも、劇場で見ている大部分の観衆もそのズレに気付いてない
所謂、誤解している
有名・厳しい・立派な弟子を輩出→音楽的に立派な先生だろう、という誤解
そこからラストシーンまでミスリードさせ
多くの観衆がカタルシスと言って絶賛する構図で誤解の絶頂が来る
本来は爽快どころか戦慄のラスト
この監督、恐ろしい
吐き気がするほど見事
まじか
楽しみだわ
実は客観的に正しいキャラクターとして、主人公の父親が存在しているわけだが、
それはこの映画の救いなのか、それともその恐ろしい構図のスパイスでしかないのか・・・
愛や常識が当たり前に成立する”普通の世界”もしっかり挿入されてるから上手いよね
家族や恋人、つまりあの輪の中にいない”ごく当たり前の人達”と多く接することで
ニーマンは正常でフラットな視点に立ち返ることもできたはずなんだけど、そうはならなかった
それに気付けないほど盲目の状態に陥っていた
純粋で熱心な向上心が、皮肉な方向へと作用してるのがわかる
映画評論としては町山の方が説得力があるけど
菊池さんのミュージシャンとしての熱い気持ちもわかる気がするようなしないようなw
ドラムスレで話題にしてるとこ無いかな
10年のドラム経験あるとか
10年やってもあれだけ出来る人はザラには居ないよね
キャスティングの要件ではあったろうけど
才能ある人は居るもんだ
後半あんな恐ろしい展開が待ってるなんて!!
いろんな意味で血生臭い怪作だったw
挫折した人でもまた見方が違うと思う
元スレ: http://yomogi.2ch.sc/test/read.cgi/cinema/1424436986/
多分しばらくこの監督はこれ以上の作品作れないんじゃないか、奇跡の1本みたいな。
あと映画は所詮フィクションだけどその裏側にある製作側の考えは本物だから、プレイヤー視点で見てしまうのも分かるが表面だけじゃなく本質を見落とさないでほしいな。
それと、受賞してるだけあって編集が凄まじい。ラストはこの編集あってこその迫力だと思う。
ララランドがくると誰が予想したか…
フォックスキャッチャーみたいな感じか?
師弟のスポ根ものかと思ったらもっとドロドロした戦いの映画だった。
主人公、先生の両方とも身勝手で傲慢、あんまり好きになれるキャラではなく、気持ちよくとは終わらない感じ。
最後は現実的にはないなと思ったけど音楽を通して一時心がつうじるシーンは良かった。
あと交通事故シーンはリアルでドキッとさせられた。
おれも>>98と同じように感じた。
クライマックスの「あまり俺をナメるなよ」って特訓でもなんでもない、本性だと思う。
チャーリーパーカーのくだりでミスリードしてるけどね。
フレッチャー先生の最後のアレで「ああ、この人ガチで腐ってるわ」ってなんか冷めてしまったなぁ…
でもだからこそニーマンはそのフレッチャーをぶちのめしたわけだけど。
まあみんな言うようにこれボクシング映画だよね。フレッチャーは才能あるカリスマ音楽教授でもなんでもないよ。純粋に闘うべき悪役として認識していいと思う。
>>4
俺は両方だと思う
フレッチャーは真の表現者を生みだしたいと願う信念の徒であると同時に性根の腐ったクソ野郎
でもそこが魅力的で面白いとこだと感じた
実は厳しいしごきは全部生徒のためにやってたんですよーってわざと憎まれ役を買っている善キャラだったらそっちのが個人的には冷めてたな。怪物であってくれてよかった
都内では3か所、全国でも15カ所でしか上映されていないことが信じられません。
なぜなんだ?
間違いなく今年最狂映画
終演後にカップルがしゃべってたけど、フレッチャーのピアノの弾き方がクラシックすぎてジャズではないと言ってた
そういう知識がない俺は純粋に楽しめた
普通のスポ根ものかと思ったら
主役2人ともクズでワロタ
最高だった
フレッチャーが決して正しくはない証に死を扱ったのも公平に感じた
これぞ劇場体験