「サイレンス（原題）」は、スコセッシ監督が20年以上にわたって温めてきた悲願の企画。
キリシタン禁制が敷かれた17世紀の日本を舞台に、ポルトガル人司祭の苦悩を描く。

主人公の宣教師ロドリゴ役を「アメイジング・スパイダーマン」のアンドリュー・ガーフィールド、その師フェレイラ神父役をリーアム・ニーソン、
ロドリゴとともに日本に渡るガルペ神父役をアダム・ドライバーが演じる。

また、スケジュールの都合で降板した渡辺謙に代わった浅野忠信とイッセー尾形の出演が決定している。

米パラマウント・ピクチャーズの配給で、2015年末の全米公開が予定されている。

http://eiga.com/news/20150125/6/

神の不在だとか信仰心の試練だとかそもそもそういう概念・問題が日本人の心の底に存在しないんだから
西洋人は好きそうだなとは思うが

公開されるまでどうにも信じることができない
制作するするいってとんでもない歳月かかりすぎたからなぁ
ただ、いろんな意味で問題作にはなるだろうな

「権力と栄光」はジョン・フォードによって映画化されてるけどグリーンは低い評価をしてるね

うろ憶えだが、吉本隆明には「通俗的」と言われ、
江藤淳には「キリストのイメージが西洋の父親的というより日本の母親的」と言われてたような。

スコセッシの本領は娯楽にあると思うんだけどなあ
それを徹底していった時、かえって哀しみが出てくるというか

スコセッシも悲願の企画だし、自分も何年も待ってたから、楽しみ
神学に精通するスコセッシだから、この難しい題材を、映画監督としてどう調理するか、ミモノだ

もとは違うタイトルだったのを担当者の意見をいれて変えた。

遠藤は後に悔やんだ。

が、このタイトルだから売れたんだよね。