蜩ノ記(ひぐらしのき)【ネタバレ|感想|評価|評判】役所広司&岡田准一初共演!直木賞を受賞した葉室麟の小説を完全映画化!
1: 名無シネマ@上映中 2014/08/20(水) 22:20:02.65 ID:yLQLYdxy
2014年10月4日(土)公開
出演
役所広司……戸田秋谷
岡田准一……檀野庄三郎
堀北真希……戸田薫
原田美枝子……戸田織江
監督:小泉堯史
原作:葉室麟
脚本:小泉堯史・古田求
製作:「蜩ノ記」製作委員会
公式サイト
http://higurashinoki.jp/
元スレ: http://yomogi.2ch.sc/test/read.cgi/cinema/1408540802/
評判いいみたいなんで早く劇場で見たい
翌日思い出しても泣けてきたよ
居合は監督がずっと習ってる先生を紹介してもらったらしい
すごく筋が良かったとか
あんまり難しいから食事のシーンでもなかなか箸がつけられなかったって
堀北はともかく
役所は時代劇で食事ぐらいしてるだろうに
小笠原流(だっけな?)の食事作法に厳格に則ってやれということだったらしい
岡田は戸田家の者ではないので厳格にやれとは言われておらず、
食事シーンでは岡田だけがちょっと気楽に食べれた…みたいなことを言ってた
若い人はあまり見ないかな?リピもなさそう
達筆過ぎる台詞に迷うかもよ
何言っているか直ぐに理解できないシーンが何箇所かあり
でもそれが実はこの物語の重要な内容である
それと人物の名がたくさん出てくるので誰が誰なのかも迷うかも?
エンターテーメント映画とは別枠と考えるべき
どちらが良い悪いじゃなくてね
こういうしっとりした時代劇もたまにはいいね
全体的にゃ満足だった
源吉との絡みが少なくて、原作ほどのショックがなかったな
村の絡みも少なくて、あの扱いなら夏祭りの場面もいらなく感じた
田宮流が香取神道流に変えられてたが、何故だ。
岡田が香取神道流だからみたいね
映画は良かったよ。若者にウケそうにはないけど
いや、監督がもともと香取神道流をやっていて、
映画化に当たってこっちがいいと判断して採用して、
そして岡田に習わせたってことかと
左ノ助とか最近スクリーンでよく見るな
でも寺島しのぶの側室だけはミスキャスト、側室は薄幸顔の木村多江あたりにして
無駄に風格ある寺島は正室(出番少ないけど)にした方が良かった
レイトですら年齢層かなり高めだったわ
風景音所作雰囲気を楽しむ映画って感じ
時代劇そこまで好きじゃないけどこれは楽しめた
急に岡田が武術的な俊敏な動きする所何箇所かあったけど
映画全体ゆったりとしてるのに急にそこだけ素早いから思わず笑っちゃったw
この頃の武士ってマジでここまでコッチコチな生き様だったのかね
切腹シーン描いていたら後味悪かったよ
家老さんは小物なのか大物なのかよくわからん人だった
余韻を引くいい終わり方だったね
全体の雰囲気が静かな感じでとてもいい
もしもこれを山崎貴が撮ってたらのべつまくなしBGMいれちゃうんだろうな
しかし、家老になるべく生まれた人なので、秋谷を見習えばと期待されたが本人は悔しいから見習わなかったのだと。
が、本人はそのことに気づいていて、反省もしてる。
能力高くても最後は人間性てっとこに共感したな。
あの話に出てくる人はみんな理想化されてるから、現実とは違うと思う。
でも、エリートはこうあるべき、という理想のようなものが昔はあったが
今はエリートは自分が得することしか考えてないみたいな世の中なので、
せめて理想だけは持っていてほしいと感じる。
お春の動きが年齢の割にたどたどしくてかわいくてかわいくて、
「兄ちゃん笑うとる」で涙腺崩壊
子役3人が素晴らしかった
そんなに時代考証とかにはこだわっていない時代物なんだろうな
幾らなんでも農民の子どもを拷問死させたからと言って幽閉されている
侍の子どもが家老に直接会いに行って切りつけようとしてこれで収まる(収める)
はずはないし、助力した侍が御とがめなしのはずもない。
ちょっとその辺は興ざめかも
このまま源吉の死を背負って10年後の切腹を実行するというのも収まりは
いいのかも知れないが何だかなあ
でもまあ全体としては素晴らしかったよ。映画も見るかな
ちなみ商家の娘を領収の側室・正室に取りたけさせるってそんなに問題なの?
天皇が朝鮮系だとかエタヒニン出身だとかいう説と同じくらい衝撃的な話なの?
今一つその辺が分からない。
原作だと先祖からしてすでにズルしてるんだよね、この藩の偉い人は。
その因果がめぐってきて、という感じになっていた。
映画は原作ほどその辺詳しくないのでわかりにくいな。
この時代にこんなことありえない、とか言ってたらほかの時代劇も全部そうだけど。
正室が病弱で跡継ぎもいなくて、そのうち死んでしまうので
2人の側室に派閥ができて、その派閥争いに巻き込まれた感じ。
2人の側室自身はどっちも悪くない。まわりが悪い。
商家の娘の方は陰謀でいいとこの娘と偽って側室になるが、
幼馴染の娘の方は殿が気に入って、それでこっちもいいとこの娘にして側室にされている。
とりあえずいいとこの家に養子縁組して嫁ぐのは普通だったらしい。
農家の娘でもそういう形で武士と結婚できたと藤沢周平の小説に書いてあった。
役所と寺島の関係なんてまんまだし。
家老の甥が切れて刃傷沙汰を起こすけど、墨を使うような職場に殿から拝領の一張羅来てくるって普通なのか?
今回は隣の同僚に墨で汚されたけど、不可抗力で自分で汚したら切腹するのかよ。
最後に切腹するのは大殿との約束だからいいけど、家老の後ろ盾の悪徳商人はそのままなのが気に入らないな。
(家老様が本当に優秀な方だというのが短い時間の映画では書かれきれてないからだろうけど)
映像の撮り方が美しくて、映画館で観て良かったと思う良い作品ではあったよ
日曜の遅めの時間ということもあってかなくてか
年配の方と、自分ひとりしか観てなかった……
共感できない人もいるだろうし、万人受けするようなエンタメ映画ではないわな
自分はああゆう生き方もした人もいたかも知れないと想像できたし、美しくていい映画だと思った
原作を読んでから映画を観た方が映画が楽しめると思います。
読んでないと複雑な人間関係が理解できないかもしれません。