ハッピーフライト【ネタバレ|感想|評価|評判】綾瀬はるか主演!矢口史靖監督が空港職員の視点で描くコメディタッチな作品!
1: 名無シネマ@上映中 2008/12/04(木) 22:53:28 ID:BMAygQm2
「ウォーターボーイズ」、「スウィングガールズ」から4年ぶりの今回の映画は、航空を舞台にパイロット、客室乗務員、グランドスタッフ、管制官など多くの人々が航空機の安全運航のために人知れず頑張る物語を矢口監督流に描きます。
作品概要
【監督】矢口史靖(代表作「ウォーターボーイズ」、「スウィングガールズ」)
【脚本】矢口史靖
【キャスト】田辺誠一、時任三郎、綾瀬はるか、吹石一恵、田畑智子、寺島しのぶ、岸部一徳ほか
【製作】亀山千広(フジテレビ執行役員常務映画事業局長、代表作「踊る大捜査線」)
【エクゼクティブP】桝井省志 (アルタミラピクチャーズ代表)
【プロデューサー関口大輔 (フジテレビプロデューサー)、佐々木芳野 (アルタミラピクチャーズ)、堀川慎太郎 (アルタミラピクチャーズ)
【製作】フジテレビジョン、アルタミラピクチャーズ他
【制作会社】アルタミラピクチャーズ
【配給】東宝系全国ロードショー
【公式サイト】http://www.happyflight.jp/
元スレ: http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/cinema/1228398808/
で、今回は悪くはないが良くもない。
スポ根もののパロディでありながら、青春映画のパロディのような、恥ずかしさでギャっと叫びたくなるような日々を追体験させられるようないままでの作品とはちょっと違う。
好みの問題かもしれないけど、まっとう過ぎる気がする。
監督も大人になって、自分の映画が多くのプロ意識を持った人達に支えられていることに、
改めて敬意を表したくなったとかね。
それも経験値だし、やって損したって事は無いとは思う。
でも一作家としての期待値ってのは下がるから、次回作は監督名だけではもう釣れなくなる。
やっぱ何かを得ることで、何かを失うんだよね…
安心して楽しめる小品ですな
田辺誠一と綾瀬はるかがちょっと無理にコメディに寄りすぎる感じはあった
特撮は違和感なく本編に溶け込んでいたね
この映画、リアリティが無いとしたらどの辺かな?
ピトー管は折れたりしないと、どこかに書いてはあったけど…
飛行機や飛行場の中の仕事なんて全然想像がつかないや
あとは、多少の誇張はあるものの、基本的にリアルだ。
よくリサーチしているし、映画としても良くできているね。
予想通り、とても良く出来た楽しい作品だったな
邦画で、こんな風にウマくまとめられた職業モノってないんじゃないか?
ANAは儲けものだよね
伏線の束をすべて回収(予想つくけど、それでもイイ!)して、
半日の間に主人公たちが成長して、こりゃ娯楽の王道まっしぐらだろ
整備がゴミ引っくり返すとことか、オペレーションの岸部一徳がいざとなるとカッコイイとか、
見せ場だらけじゃんか
寺島しのぶも説得力あったし、クレーム客への応対なんか、ウルウルしたぞ、ま、脚本の功績だけどw
INSに乗るあたりとか素人には良く分からんけど、切迫感だけは高まるし、内容テンコ盛りだわな
空港でワクワクって、大伴昌司の少年マガジン「大空港」以来だなw
2回目のほうが面白いよ。
そして、みな一生懸命なので、見ようによっては滑稽でもある
グランドスタッフの田畑智子が、拡声器をひったくって全力疾走でバスを追いかけるシーンなんか、まさにプロの鏡
可笑しいのだけど、カッコイイんだよねぇw
凡百の邦画ならベタなギャグで寒くしてしまうところを、
徹頭徹尾、職務上おこり得る(であろう)笑いで統一しているのがいいよ
前髪が風になびき、後ろで雷が轟くのだけがケレンミではないと思うw
本作でプロフェッショナルらしさが表れているシーンは、すべてケレンミ溢れる名場面だと思うよ
CAたちに怖れられる寺島しのぶに、時任三郎が「決めるのは機長だから」とピシャリと云うシーンもその一つ
チーフパーサーがそんなこと知らない訳がないのだけれど(ま、演出ですからねw)、
「機体の安全に責任を持つのはパイロットなんだ」という強い自負心を感じさせるシーンだ
本作は多くの観客にコメディとして理解されているようだけれども、
コメディの味付けでプロのカッコよさを描いてみせた傑作だと思う
特に、田辺誠一が制帽を被ってみせるラストにプロの矜持が象徴されている
締めのシーンとして、とてもいい
言わんとすることは判るが、それは「ケレン味」とは違うのでは?
97にもあるが、ある種のハッタリとか、派手さって意味だからね。
「飛行機が離陸して、トラぶったけど、無事帰ってきました」では
「252」だの「K-20」に比べると、地味さは否めない。
あ、念のために言っておくけど、俺はこの映画大好きだからね。
「252」「K-20」に関しては、一つは結構面白かったが、もう一つは
金返せ!と思った。どちらがどちらかは言わないでおく。
文句っつったらそれぐらいかな
CA役の役者は凄い
序盤のバタバタ働くところは、仕事覚えて二三日の動きじゃない
管制塔職員のフリーダムなスタイルも面白かったな
警官のやる交通整理みたいだ
吹石がにらむシーンがあったけどあれは地上スタッフが職権逸脱しそうだった
ということなのか?
いたけど、この映画を見て、はっきり現実として突き付けられたのは、
機内トラブルや悪天候などで、キャプテンやCAが「全く問題ありません」
と乗客に言っていても、実は結構ヤバイ時があると言うこと。
もっともシナリオを相当細かくチェックしたらしいANAもそれは承知の上で、
OKを出したんでしょうね。
40年近く死亡事故を起こしておらず、世界でもっとも安全なエアラインの
一つであるANAとしては、「トラブルは起こらない」ではなく、
「もしトラブルが起こっても、私たちに任せておいて下さい」ってことを言いたかったんでしょう。
前スレでも言われていたが、グランドのマネージャーが新婚を説得する時に
言っていた「400年毎日乗っても・・・」はホントはかなり事故る航空会社の話で
ANAに限定すれば1万年毎日乗って、1回事故に遭う程度の確率らしい。
矢口監督のトークショーで監督とANAの現役機長が言っていたが、
実はあの程度の状況は「本当に大して問題ない」らしいよ。
(エンジンや気体が壊れたわけでなく、速度計が壊れただけだからということらしい)
「でも、そうしちゃうと映画的にはちょっと・・・なので、登場人物には
大変だって感じを出しましたけど」とのことだった。
補足。
勿論、そのままハワイまでは行くのは無理な状態であることは間違いない
が、「エマージェンシーの中では、軽い程度」という意味ね。
どっちかって云うと、人物描写に力が入っていて、まとめるためにストーリーが付随しているような気がする。
ベテランは熟練の見せ場があるし、新人は失敗を挽回するシーンが用意されているし。
感想の最後の部分に関して言えば、その辺りは全日空に対する配慮かもね
そもそも映画って、こういう人物、キャラクターを描きたい!
というのと、こういうお話を描きたい!
どちらかしかないからな
この映画上映終了後、客がみんな笑顔になってたのが印象的。
建築士から名刺渡されてはしゃぎまくってる田畑を見て、笑ってる通行人とか。
初期作品はすごく荒削りっぽかったけど、この作品は細部に至るまで完璧だね。
音楽も軽快で良かった。ミッキー吉野はいろんなところで良い仕事してんね。
良く飛行機乗るが、確かにすっと降りるとうまい!とかは乗ってて思うが違うのか
この質問がしばしばあるのが不思議。
散々苦労して着陸した田辺コーパイに、時任キャプテンが「ナイスランディング」
と言っているのに。
何から何まで説明して貰わないと、物語を理解できない人が増えているんだねぇw
同感だが、書き方がイヤミだな。
だけどGHとCAの縄張り意識の話と
ナイスランディングの話は定期的に同じ質問する奴が出てきて
皆いいかげんうんざりしてるんだよ。
次スレ立てる時はその2つをテンプレに入れた方がいいんじゃないの?
台風の中、田辺がオーバーラン抑えるためにキツめの角度で突っ込むって、自分の判断で言ってた。
すなわち、臨機応変に、無事に着陸することが良い着陸なのではないかと。
予想以上に面白かった。
おれの第一印象は綾瀬はるかのスッチー映画だったんだが全然内容違うじゃないか。
つか綾瀬はほとんど脇じゃん。
これ題名悪いんじゃないの。
客10人くらいしかはいってなかった。
俺みたいに勘違いしてるの結構いると思うな。
綺麗どころ揃えてる割に、色恋要素があんまりない。
基本的に、登場人物はみんなプロとしてカッチリと自分の仕事してる。
そこをあえて崩して、田辺や綾瀬に感情移入させ、成長感達成感を味わってもらう。
宣伝はアイドル映画っぽいけど、なかなか硬派でさわやかな映画だと私は思う。
観れば人に勧めたくなってしまうな。
工具箱に鍵かけてるんだから、閉めるとき本数確認しない?
若造が呼び出されて叱られるシーンだと、蓋はしたけど、あきらにカギはかけてない。
叱られた後に、蓋を開けて確認せず、そのままカギをかけたんだと思う。
蓋が閉じていれば、中身もそのままだという思い込みが原因ではないかな。
現れて危機を解決して欲しかった
嫌味でCAに言ったのかと思ったのだがクグッたら、リアルに食中毒で2人とも
操縦不能になるのを避ける為に別々のメニューをチョイスするとは驚き。
エンディングでは普通に仕事してたが。
あの後が気になる。
待合せに指定されたカフェに、黄色のスーツケースを引いた人物が現われたからたぶん・・・
どこで出逢いがあるか分からないね。
スカイマップの表示がでなくなるから、突然、アナウンスで客室がびっくりする前に
「異変」は分かると思う。<対地速度だったっけ?
と、機内で見ながら、突っ込んでました。
いやいや、マップはGPSで計っているので、ちゃんと表示されるよ。
ピトー管がダメになったらスピードがわからなくなるのは正しい。
この映画は、かなり細かいところまで調べて作っている。
あまりのリサーチ能力にとても驚いた。
ここまで調べ上げている邦画はあまりない。
ピトー菅ってものが正副の二つしかないのは大丈夫なのか。
っつうより凍ったら何も出来ないっておかしくね。
暖めたりすればいいじゃん。
君は何を観ていたんだ?
劇中のトラブルについて、本編で説明されたことを全く聞いていないとしか思えない。
ピートー管に関しては詳しく説明していたのになー。
コンピューターで処理されるのでデーターがないと困るということ。
よくANAの全面協力を得られたなw
プロの現場をユーモアを交えて描く手腕は確かだったが
事故に巻き込まれて目的地を諦めるシーンを
許可したのはすごい決断だと思った
ピトー管故障で~って事故海外で実際にあって、その機は墜落しちゃったんだよね……