映画にハマった人に、玄人が作品をご紹介!
1: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/09/02(火) 14:54:03.11 ID:7KK/MP1G0.net
期待してなかったから余計に
着信アリ見たけどくっそつまんなかったわ
死霊の盆踊りってのおもしろいよ
呪怨が個人的にすごく気に入ってる
音でビビらせる系じゃない
でも人によってはシュールな映像に見えてしまうかも
怖がる気持ちがあればたぶん怖い
元スレ: http://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1409637243/
2010年のアニメ映画、原作は岩原裕二による漫画だが原作を大幅に改編、再構築しており、片山一良監督曰く「ハイブリッド・サスペンス」と化した、言葉を選ばずに言えばごった煮映画となっている
致死率100%のやっべーやっべーウィルスが流行ってしまった世界で双子の片割れの眼鏡ちゃんがコールドスリープの資格、言うなれば未来への切符をゲッツ、古城に設けられた施設で眠りに着く
そして時が経ちカプセルの封印が解かれるが、辺りは茨に覆い尽くされ古城は異形の化物が闊歩するファンタジーダンジョンになっていたと言うのがあらすじ
細かい解説はしない、と言うか出来ない、めんどくさすぎワロタ、そんな映画
言わんとしてる事は分かるけど理解が追いつかない、そんな映画
観て知恵熱出た、そんな映画
でも好き、そんな映画
因みに女性キャラがちょこちょこエ口い、こだわったらしい、よくやってくれた、そんな映画
第二次世界大戦時のナチス・ドイツ占領下でのポーランドにおいて、最大のユダヤ人パルチザンを率いたビエルスキ兄弟を中心に、人間として生きる為の『反抗』を描いた作品
主人公である長男トゥビア・ビエルスキは複雑で多面性のある男だけど007でお馴染みダニエル・クレイグが見事に繊細な演技を披露している
対照的な弟のズシュを演じたのはリーヴ・シュレイバー、「ウルヴァリン X-MEN ZERO」ではセイバートゥースを演じていて似たような役が続いた印象
実話ベースなのにドラマティックな脚本を二人が演技で裏打ちしてると言っていい
困難通り越して地獄とも言える生活の中で尚も人として生きる、こんなに苦しそうな『戦い』が観れる映画は中々無い
スタッフは旧アメ版ゴジラやディープブルー撮った人達、あのゲイもプロデューサーとして参加してるけど許してやれ、モンスターの撮り方自体は分かってるんだ
アメリカの田舎町で放射性物質により蜘蛛が巨大化、人を襲い始めたと言う更に安心の王道オブ王道のストーリー、これでいいのだ
登場する蜘蛛も中々に多種多様、逃げるオフロードバイクに飛び跳ねて追う巨大ハエトリグモ、人を地中に引きずり込むトタテグモと工夫有り
生き残った人達が一先ず逃げ込んだのはショッピングモール、モンスターにはショッピングモールが似合う、多分みんな異論は無いだろう
蜘蛛が苦手で無い限り何度でも見直せる癖の無い良作
「オズワルドの銃、なんでここにあるかって?何でだろ?」
2007年のアメリカ映画、監督はSAWで有名なジェームズ・ワン、主演はトレマーズでお馴染みケビン・ベーコン
投資会社に務め、妻と息子二人の家庭を持つ平凡だが幸せなニック・ヒューム(ケビン・ベーコン)と言う男が居た、しかしある日長男と立ち寄ったガソリンスタンドにギャングが押し入り長男が惨殺されてしまう
息子を殺したギャングはジョーと言い、すぐに捕まった、犯行の動機は「ただの度胸だめし」だった
そして裁判で納得のいく判決が下されない事を知ったニックは証言を拒否、長男を殺したギャングはすぐに釈放される事に
怒りと悔しさからニックはギャングを尾行し詰め寄り、勢い余って自らの手で殺害してしまうが、そギャングはギャングのボスであるビリーの弟であり、やがて弟を殺された事を知ったボスと残った家族をも巻き込む「戦争」へと突入してしまう
と言うのがあらすじ
これだけ見るとアホほど繰り返しテーマにされてる「家族を殺された男の復讐劇」と「復讐の連鎖」を扱っただけに見えるかも知れない、実際その通りで単純な映画と言ってもいい
でもだからこその、単純故の心に響く哀しさに怒り、心に張り付く濡れた暴力描写がある
銃を触った事も無い「只のお父さん」が必死に説明書を捲って銃の使い方を覚え、頭を丸め長男と同じ髪型になり、遺品のジャケットに身を包み「復讐の鬼」となる、その過程に涙腺を刺激する情熱がある
気付きにくいながらも拘られた演出に彩られながら、殺意を「クズ共の死体」と言う形にしていく男の姿はタイトルに狼と付けられるに相応しい
「正義」なんて関係ない、こうする以外無いんだと言う男の叫びが聞こえてくる、
そんな映画
見る価値のある一本
マイケル・デイヴィス監督・脚本
撃ちまくり系アクションブラックコメディ
ある日クライグ・オーウェン演じるスミスが人参を齧っていた所赤ん坊を抱いた母親が追われている所に出くわす、加勢するが母親はあっさり死亡
人参齧りながら銃撃って人参で銃撃って人参育ててるアジトで人参齧りながら銃撃ってテーブルの上滑って銃撃ってたら変態ぽいハゲの中間管理職に追われるハメに
消費弾数数えるたくなる位銃を撃つ、すぐ諦めるけど、ワルサーp99はボンドも使ってたからね、いい銃だからね、仕方無いね、まあ銃無くても弾は撃つんだけどね
とにかくガンアクション好きなら観る価値あり、傍に野菜スティックを用意しておこう
因みにディップはマヨネーズと赤味噌と七味とラー油少々を混ぜた物が美味い
英語版予告篇
http://youtu.be/lQg28Qwmaro
1997年のアメリカ映画、監督はヒットメーカーのリドリー・スコット、主演は「ゴースト ~ニューヨークの幻~」で有名なデミ・ムーア、他に我等がアラゴルンであるヴィゴ・モーテンセンが出演
「G.I.ジョーの便乗C級映画?」と思ったそこのお前、別に責めはしないけどトランスモーファー借りてこい、理由は無い
男女差別撤廃法案を唱える政治家の要請により、世界一の特殊部隊の一つとして、そして世界一過酷な訓練を積む事で知られるアメリカ海軍特殊部隊SEALs(がモデルの架空偵察部隊)の訓練プログラムに挑む事になった女性士官ジョーダン・オニール
案の定の区別やら差別やらセクハラやらに晒されながらもとにかく頑張るが、彼女に迫ったのは政治的な追い込みだった……と言うのがあらすじであります、サー!
この政治的な追い込みと言うのが無かったらレンタル屋で半年はレンタルされて無いであろう女向けのくっっっだらねえビデオドラマ観るのと変わらん内容になっていただろうと思うであります、サー!
でもだからと言って特別徳の高い映画と言う訳でも無いんであります、サー!
ゼロ・ダーク・サーティやハート・ロッカーに代表される戦場での機微を描いた映画とは別と言う意味、スポ根物に近くて清々しい物が胸に残る、そんな映画であります、サー!
「しゃー◯れっ!!しゃー◯れっ!!」コールは必見であります、サー!
お前らにも有名なアフリカ、ブルンジ共和国のキビラ湿地帯に棲む巨大ナイルワニ「ギュスターヴ」による事件を基にしている
前門のワニ、後門のゲリラと言う状況での絶え間ないスリルにヒヤヒヤしつつギュスターヴの神々しくさえある姿にうっとり、そんなワニ映画
「人間が一番怖いとか思ってたけど普通にワニ怖い」、そんな映画
1942年のフランスでのヴェロドローム・ディヴェール大量検挙事件を発端とする悲劇を、1人のユダヤ人女性を中核に現代の女性ジャーナリストが紐解いて行く
ユダヤ人の迫害が過激化するある日、幼い弟を納戸に隠したサラは、納戸の鍵を手にしたまま収容所へ送られてしまう。
なんとか収容所から脱出し家へと戻ったサラだったが……
扉を開けたサラの慟哭は本当にキツい、思わず目を背けたくなる程にキツい、と言うか耐えきれなくなってこっちも泣き出す
紛れも無く悲劇を描いた作品ではあるんだけど、現代、そして未来へと受け継がれるサラと言う女性の証明は良い余韻を与えてくれる
あと幼女の◯が観れる
ダンテ・ラム監督に依る香港映画
タイトル通りスナイパーを題材にしたアクション、末尾の「:」の意味は多分誰も知らない、俺も知らない
作中にやたらと「ほらほらスナイパーだけどこんなに、こーんなに筋肉付いて美しい身体してるのよ」って感じの半裸シーン多し、ダンテ・ラム監督もまた筋肉に取り憑かれてしまったのだろう
ともかくアクションに関しては妥協を許さぬダンテ・ラム監督の気合と拘りは充分に見所となっておりガンマニアやカンフーファンも納得、対物ライフルでの程々の距離の狙撃はそりゃ楽しいだろう
少し濃い目の拘りが観たい、そんな時に是非
因みに主演のイケメン(「ダークナイト」にも出てる)のハメ撮りが流出して公開がもたついた作品である、香港のお前らはネタとして観て楽しく語り合ったであろう
イギリス発のごった煮アクション
バイオハザード、マッドマックス、ロード・オブ・ザ・リング等々を混ぜこぜにして満足できる濃さ、敵ボスのソルの濃いキャラクターが本筋を忘れさせない良いアクセントになっている
特筆する事はこの位だけど面白い、アクション慣れして尚面白い、高レベルで纏まってる証拠にしてもいいよね?
特に俺の一押しとしたい
因みに主演の女優さんはインビジブルって映画に出てたけど、透明人間にレ◯プされてたセクスィーなお姉さんがこんな風になるとは誰が予想出来ただろうか
主演が韓国人俳優だったりで色々と思う所はあると思う、思うけども食わず嫌いしないで見てほしい、アメリカが本気で作った忍者映画、マジで本気だから
スタイリッシュなアクションを効果的なカメラワークで撮った一級品の映像を楽しめる、これまじだから
暗器や忍者刀を使った殺陣にも妥協は無し、なんせグロいしね、これもマジだから
いい感じのポップコーンムービーだから、これもマジだから
日本のSF映画、監督はビジュアルエフェクト出身で実写版ヤマト等も撮った山崎貴
夏休み中の少年達が未来から来たロボット、テトラと共に異星人の侵略から地球を守ると言う分かり易いストーリーと流石のビジュアル、タイトル通りの児童文学的な要素をバランスよくガッチリ掴んだ年齢を問わず楽しめるエンターテイメント作品
まだ格好良かった頃の香取慎吾の真面目な演技も地味な見所、子供達もやたら自然体な演技で作中で浮いてるシーンと言うのが無い
この後リターナーへと日本のアクションは続く訳なんだけど流れを維持出来なかったのが惜しい
ピエール・モレル監督、リュック・ベッソンが脚本の2004年のフランス映画、パリ郊外の無法地帯バンリュー13地区を舞台にフリーランニングを中心にしたアクションが満載
主人公は二人で、バンリュー地区を地元として義賊的な活動をしていたレイトとエリート潜入捜査官のダミアンで毛色が別れる
もちろんアクション中心なんだけど中々読めないストーリー展開もあり佳作良作から一段階上の次元に引き上げてる、ここらへんは流石のリュック・ベッソン
アメリカ映画のムキムキゴリマッチョアクションに少し飽きてきたって人にお薦めしたいスマートでスタイリッシュな細マッチョage映画
因みに加工の問題か角度の問題かは分からないけどパッケージ裏のヒロインの腕がとんでもない事になってる
去年パシフィック・リムで信者を増やしまくったギレルモ・デル・トロ監督によるアメリカ映画「パンズ・ラビリンス」で監督が既に匂わせていた「クトゥルフひゃっほおおおおおお!!」が爆発したヘルボーイシリーズ第二弾
まず観ていて楽しいビジュアルに、夢中になれる魅力的なキャラクターやモンスター達が画面を賑わせる
この監督はまず「こういうのが好きな人は好き」って作品ばかり撮るのが周知された作品
パシフィック・リム続編製作&アニメ化決定やったぜ。
遠い昔、遥か彼方の銀河系……ではなく2008年のアメリカ映画、監督を始めアメリカの神話たる「スター・ウォーズ」シリーズのファンを自認するスタッフが制作
時はスター・ウォーズ エピソード1の公開を半年後に控えた1998年秋、 仲間の一人がガンにより余命三ヶ月を宣告された事を知った熱狂的なスター・ウォーズファンの青年達は、ある計画を立てる
スター・ウォーズを制作しているスカイウォーカーランチに侵入し、封切り前の『エピソード1』を盗み出そうと言うのだ
そしてカリフォルニア州マリンカウンティを目指して旅に出た彼らであったが、立ち塞がるは自身のロリコン疑惑、コールガール、ゲイバーにランド・カルリジアン、スター・トレック信者達にダースモールその他いろいろとダニー・トレホであった、別に立ち塞がっては無いけど
果たして彼等は掛け替えのない仲間の為に大義ある犯罪行為を成し遂げる事が出来るのか!
と言うのがストーリー、実話とか銘打って広告してたけどそこらへんどう落とし前つけるんですかね配給会社は
見所は一点、「愛」である、何かを好きって事は素晴らしい事なんだなと素直に思える
こんな月並みな褒め言葉を並べても意味は無いから裏から見てみると「嫌味を感じない」ってのが大きい、決して「何かが好きな自分が好き」ってナンセンスな輩じゃ無いんだ
俺はこれを観て人の創造物と真正面から、対等な付き合いをするにはどうすれば良いかとかそう言う事を考える事が出来た
付け足さなきゃならんのがTSUTAYA独占レンタルだと言う事、TSUTAYAの独占パッケージは基本的に佳作良作だらけで紹介するにぴったりなんだけど独占だからとりあえず一本だけ
作品を選んでる担当の人はめちゃくちゃセンスいい人に違いないと思う
ジュブナイルは面白かったな、かなり前の記憶だが