能年玲奈はやっぱり凄い!新作「ホットロード」で見せた類稀な透明感!
天野アキ役で一気に人気が爆発した能年玲奈(20)の主演最新作「ホットロード」(8月16日公開)のことだ。
青春映画の秀作と言っていい。1980年代の神奈川・湘南を舞台に、能年演じる和希(かずき)と不良チーム「ナイツ」の春山(登坂=とさか=広臣)との純愛を静謐なタッチで描いた。
能年は極力セリフを排し、物憂げな表情だけで揺れ動くヒロインの気持ちを表現しきった。これがすごい。
この映画は、ファン待望の本格的な女優復帰作。
原作は1986~87年に別冊マーガレットに連載され、コミック本が全4巻で700万部売れた紡木たくの同名漫画だ。
和希の父親は幼少時に亡くなり、2人暮らしのママ(木村佳乃)は高校時代からの恋人(小澤征悦)と付き合っている。
自分が望まれてできた子供ではないことに心を痛め、素直になれずに万引に手を染めるといった素行不良な和希が心に安らぎを感じるようになるのが、春山だ。
とにかく全編が“能年の表情集”なのだ。彼女の女優としてのポテンシャル(潜在能力)が高いところは、表情だけで演技できること。
「あまちゃん」で元気いっぱいのアキが時折見せる物憂げな表情に、心引かれた人もいるだろう。
「ホットロード」を映画化する勝算は、彼女のピュアなイメージにあった和希は家庭環境の影響でグレているだけで、心の奥は汚れていない。
能年が演じることで、そんなヒロインの本質が見る者に伝わってくる。
春山の「(和希は)すげえきれいなんだよ、中身が」というセリフが生きてくる。
昨年9月の「あまちゃん」放映終了後、ブレークした有村架純や橋本愛ら若手女優が
テレビや映画に引っ張りだこな一方で、能年はテレビの特番やバラエティー、単発ドラマ、CMに出演したぐらいだった。
一部で「賞味期限切れ」などと批判されたりもしたが、これまで露出を控えてきたのは、彼女が醸し出す透明感を温存しつつ「あまちゃん」のイメージを一度リセットするための冷却期間だったのだ。
ピュアな印象ゆえ、能年のタメ口には多大な効果がある。
初対面の春山から「お前んち、家庭環境わりいだろ?」と言われ、和希が「お前にはかんけーねーだろ」と答える場面。タメ口を利けば利くほど、彼女の寂しさがにじみ出てくるという寸法だ。“タメ口効果”は「あまちゃん」でも実証済み。
例えば高校時代の先輩に(東北弁交じりで)「オラの初恋の相手は、こんなにちっちぇえ男だったのがよ!」、また親友に「ダサいぐらい何だよ、我慢しろよ!」とぶち切れる場面は名シーンだった。
彼女は“憑依型女優”といわれる。以前出演したバラエティー番組で、言葉数の少ない能年の姿に驚かされたが、芝居をすると別人のように豹変(ひょうへん)する。
能年は「カメラの前で演じるときは、動きがあって、感情の流れがあって、五感を使って、皮膚感でセリフを言っていきます」と自分の演技法について説明している
(「NHK連続テレビ小説『あまちゃん』完全シナリオ集 第2部」=KADOKAWA刊=から)。
個人的にすっかり気に入った「ホットロード」だが、14歳の和希を20歳の能年が演じるなど気になる点もある。
原作を読んだが、アンパン(シンナー)吸引といった青少年に悪影響を与える場面は全カット。
豚のボールペン(原作未読では何のことか分からない?)など、忠実に再現した場面も多い。
何気なく挿入される夜の海といった湘南の風景も心に染みる。
尾崎豊の「OH MY LITTLE GIRL」が絶妙なタイミングで盛り上げる。
見ながら80年代を懐かしく思い出していた。
なにはともあれ、今年の夏はゴジラとともに“能年復活”を喜びたい。
http://sankei.jp.msn.com/entertainments/news/140712/ent14071212000001-n1.htm
http://sankei.jp.msn.com/entertainments/news/140712/ent14071212000001-n2.htm
http://sankei.jp.msn.com/entertainments/news/140712/ent14071212000001-n3.htm
http://sankei.jp.msn.com/entertainments/news/140712/ent14071212000001-n4.htm
元スレ:http://hayabusa3.2ch.sc/test/read.cgi/mnewsplus/1405167359/
なんで今更80年代の女の子の目から見たファンタジーなヤンキーの話を
今やるんだってのはさっぱりわからなかった
ネタがないから過去の作品にすがってるんでしょ
それを言うならなぜ数百年前に作られたかぐや姫を21世紀に映画化したかとか
スパイダーマンをなぜまたリブートしたのかとかいろいろ出てくるだろ
もっとキンキンの茶髪にしないと何だかな
あの映画での上野樹里は本当に天使だった。
主人公も暴走するの気持ちいいーとかテールランプがキレイーとか言ってたけど
珍走シーンも映画ではカットでただのヤンキーになってんのかな
いや、予告ではしっかり特攻服着て珍走してたぞ
原作の雰囲気も出てたと思う
グラビアでも上手いカメラマンが撮るとものすごくいい
駄目なカメラマンだとそれなりだけど
春山役の人が春山の印象と全然違っててミスキャストにしか見えない
たぶん原作者が三代目ファンだったのかもしれない
作者のコマ割りと間のとり方と絵で完成してるものだから
公開が楽しみだ。
写真見る限りいい表情だと思う
粗筋とか読んでもどうも惹かれないし、正直映画館まで観に行く気にはならんなぁ
てか普通に連ドラとかに出てくれよ
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