【映画】セリフなし、5万回斬られた福本清三71歳「日本一の斬られ役」が堂々の映画初主演
[14/04/20]
半世紀に及ぶ俳優人生の中で5万回も“斬られ”、「日本一の斬られ役」として名高い俳優の福本清三(せいぞう)さん(71)が初めて、映画に主演した。
70代にして、ついに主役を射止めた映画は「太秦ライムライト」。
昨秋に完成し、1月にテレビ版が放送され、6月から京都市などの映画館で劇場版が公開される。作品のテーマは「世代交代」だ。
「自分が主演なんてありえへん」とオファーを固辞し続けたという福本さんだが、「やがて、自分も起用されなくなり、追いやられていくだろう。それでも、使ってもらえるまで俳優をやりたい」と、初めての“大役”に臨んだという。
・「ライムライト」を太秦に
映画「太秦ライムライト」は、喜劇王、チャプリンの銀幕デビューから100周年を記念し、「日本チャプリン協会」の会長で脚本家の大野裕之さん(39)が企画した。
老芸人の悲哀と、若きバレリーナとの交流を描いたチャプリンの名作「ライムライト」のシナリオがベースだ。
時代劇人気が下火となり衰退を続ける京都・太秦の俳優を主役とすることで、チャプリンの世界観が日本人にも通じることを知ってもらう狙いがある。
大野さんは「100周年の節目の年にチャプリンの新たな魅力を発信したい」と語る。
太秦ライムライトも、ベテラン俳優と若い新人女優との交流が題材だ。
太秦の厳しい現状や、そんな中でも作品に情熱を燃やし続ける俳優らの姿を描き出した作品に仕上がっている。
(>>2以降へ続く)
http://sankei.jp.msn.com/west/west_life/news/140419/wlf14041912000001-n1.htm
http://sankei.jp.msn.com/west/west_life/news/140419/wlf14041912000001-n2.htm
http://sankei.jp.msn.com/west/west_life/news/140419/wlf14041912000001-n3.htm
元スレ:http://hayabusa3.2ch.sc/test/read.cgi/mnewsplus/1398019667/
・時代劇の盛衰見守った俳優人生
福本さんは、太秦の盛衰を見てきた“生き証人”の1人だ。
中学卒業後、故郷の兵庫県香住町(現香美町)を離れ、京都市内の米穀店で働いていたが、親類のすすめで16歳のときに東映に入った。
当時、時代劇人気はピークを迎えていた。戦後、GHQにより製作が自粛されていたが、昭和26(1951)年に撤廃され、東映は「水戸黄門漫遊記」などの大ヒット作を連発していた。
さらに、昭和31年、京都撮影所に二条城を模した城郭の撮影地「東映城」を建設。「赤穂浪士」などを製作し、年間配収の最高記録を樹立した。
「日本のハリウッド」と呼ばれた東映京都撮影所には、400~500人の俳優が所属していたという。
ところが、テレビの普及により、映画の人気に陰りが出始めた。
「宮本武蔵」(36~40年)、「十三人の刺客」(38年)などで気を吐いたが、観客数は減り続けた。
映画の製作本数が減って生活が成り立たなくなり、東映京都撮影所にいた俳優たちは次々と辞めていった。
福本さんも、京都市内に住む姉に養ってもらった時期もあった。
・斬られ役で“開眼”
福本さんは下積み時代、身軽さが買われ、スタント役として起用されていた。
殺陣(たて)は、入団後しばらくして撮影現場で先輩から教わったり、実戦を通して少しずつ覚えた。
やがて、東映がテレビの連続ドラマに力を入れ始めた。
昭和41年の「銭形平次」は、足かけ19年、放映回数888回の記録を打ち立てる大ヒットとなり、時代劇はテレビに生きる道を見いだした。
・時代劇の盛衰見守った俳優人生
福本さんは、太秦の盛衰を見てきた“生き証人”の1人だ。
中学卒業後、故郷の兵庫県香住町(現香美町)を離れ、京都市内の米穀店で働いていたが、親類のすすめで16歳のときに東映に入った。
当時、時代劇人気はピークを迎えていた。
戦後、GHQにより製作が自粛されていたが、昭和26(1951)年に撤廃され、東映は「水戸黄門漫遊記」などの大ヒット作を連発していた。
さらに、昭和31年、京都撮影所に二条城を模した城郭の撮影地「東映城」を建設。「赤穂浪士」などを製作し、年間配収の最高記録を樹立した。
「日本のハリウッド」と呼ばれた東映京都撮影所には、400~500人の俳優が所属していたという。
ところが、テレビの普及により、映画の人気に陰りが出始めた。
「宮本武蔵」(36~40年)、「十三人の刺客」(38年)などで気を吐いたが、観客数は減り続けた。
映画の製作本数が減って生活が成り立たなくなり、東映京都撮影所にいた俳優たちは次々と辞めていった。
福本さんも、京都市内に住む姉に養ってもらった時期もあった。
以来、斬られ役一筋。「一生懸命やったら誰かが見ていてくれる。1人でも見てくれる人がいれば、本気で演技する」。それが信念だ。
・「ラストサムライ」にも出演
そんな迫真の演技が、次第に注目を集め、脇役にしては異例の人気を集めるようになった。
新聞のコラムに紹介されたり、テレビ番組に出演、自叙伝の出版をしたことも。
「テレビだと斬られ役が目立つ。毎週放送されて、毎回同じことをやるのだから」と笑う。米ハリウッド映画「ラストサムライ」には、トム・クルーズの警護役で、何を話しかけても答えない「寡黙なサムライ」役として出演した。
せりふがないという難しい役だったが、独特の存在感で話題を集めた。
そして、初めて主演を演じた「太秦ライムライト」。「自分が主演なんてありえへん」と何度も断ったというが、「京都発の映画を作って、日本中、世界中に売り出すことで、衰退を続ける京都の映画界に意味のある作品にしたい」という大野さんらの情熱にほだされた。
福本さんは「『いつものようにやる』と監督たちには言っていたが、生まれて初めての主演だからプレッシャーでついカメラを意識してしまった」と照れ笑いする。
老いた俳優が、新人の女優に木刀を使った演技を教える。
次々と売れていく女優を見ながら、仕事のこない自分を省みて引退を悟り、身を引いていくというストーリーだ。
女優に斬られ、倒れ込むラストシーンが、世代交代を象徴している。
「身につまされるところがいっぱいある」と話す福本さん。時代劇の人気は下火になるばかりで、京都で製作する作品もすっかり少なくなり、仕事は減る一方だ。福本さんはこう語る。
「やがて、自分も起用されなくなり、追いやられていくだろう。生涯現役でいたいといってもそうはいかない。それでも、使ってもらえるまで俳優をやりたい」
以上。
ラストサムライで、ネイサン役のトムクルーズから『ボブ』と呼ばれる役で出てた人か
この描きかただと完全な大部屋俳優だったみたいな印象だけど違うぞ
福本さんは30代のころから映画では役が付いてたし
徹子の部屋にも2度も出演してる有名な俳優
エキストラは一日待機で5000円ぐらいだろ
切られる役で2万ぐらいじゃね
しらないが
一万円だと本当に格安だぞ、勝新太郎の映画で真剣使って死人でたけど、
昭和の時代は本物志向って、刃びきした日本刀じゃキャメラで撮影したらスクリーンで映えないって、
撮影で真剣を使う基地外な監督が横行してた時代だぞ。
上体反らして後ろにのけぞってよける、よけなきゃ真剣で斬られちゃうって斬られ役の仕事をこなしてきた人だよ。
>身を引いていくというストーリーだ。女優に斬られ、倒れ込むラストシーンが、世代交代を象徴している。
公開してない映画のラストシーンを書いてる記事って初めて見たかも
監督もカメラマンもハリウッドの人だから撮影方法が太秦のやり方と違って、殺陣師の人と対立してたねw
あとNHK大河の「八重の桜」の西南戦争で、薩軍のサムライを演じて壮絶な戦死して
へたっぴいな役者の中で目立ってた。
Uzumasa Limelight – Trailer
http://www.youtube.com/watch?v=9f_46jO_HhU
福本さん直々に指導してくれる
しかも、福本さん斬ったら結構な域で反りかえってくれるw
めちゃくちゃいい人だった
あの曲聴くたびに涙が止まらない
俺もだなあ。なんか切ないような気持ちになって涙が出る
つか松方弘樹って殺陣は全然上手く見えないけどな
時代劇界では上手い事にされてるんだろうか?
高橋英樹は俺が日本で一番上手いとか言ってたけど
確かに松方の殺陣はあまり上手くないと思う
でも何故か時代劇界では上手いということになっているw
高橋英樹も俺が一番殺陣が上手いと自信を持っているが、
私から見ると、高橋の殺陣に魅力を感じないんだよね
殺陣は里見浩太朗が一番上手いですよ。かっこよくて素敵
「三匹が斬る」は名作。
三匹なら役所の荒々しい殺陣のが好きだわ
心の底から同意
昔だったら「先生」と呼ばれた剣豪たちが鬱屈して集まってる。
舐めて殺陣やろうとする俳優はボコボコにするのが流儀。
これも時代劇が衰退した原因の一つ。
あの悪人メイクがハマってたよなぁ
子供ながらに気になってた人だわ
先生!お願いします!の安定感。
そして、唯一のセリフだった「オルグレンさん!」の一言だけで
演技が下手そうなのがわかるのも凄いと思った
トムクルーズをかばって撃たれる人だっけ?
うん、その人
ありそう。
>>150
すげー面白かったよ
ハリウッド育ちの若監督、舐めてたらけっこう頑張ってた
この映画の映像はできれば映画館の大スクリーンで観たほうがいいと思う
でも、殺陣役者からしたら怪我させるのが一番少ないらしい。
演技は今一だったけど、最後の斬られ方はさすがだった
わざとらしい斬られ方と言えばそうなんだが、
それもまた古き良き時代劇の様式美を体現したものとして魅力の一つになってる
脇が主役に斬られる様を想像する時の其の斬られっぷりの雛型だからなんだよ。
原型にして完成型とでも言えば良いのかな。誰かが上で言ってるけど正に様式美。
すげえ面白かった。これヒットするといいな
ラストサムライは格好良かった。
仮面ライダー全員集合の映画で
ブラック将軍を演じていて格好良かった
ハリウッド流の撮影vs太秦スタッフとか煽ってましたが、
ビジュアルも良かったし、ラストとか独特の美学できれいでした。
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