それでもボクはやってない【感想|評価|評判|iTunesレビュー】実話の痴漢冤罪事件をテーマにした社会派法廷ドラマ!
就職活動中の金子徹平(加瀬亮)は、会社面接へ向かう満員電車で痴漢に間違えられて、現行犯逮捕されてしまった。警察署での取調べで容疑を否認し無実を主張するが、担当刑事に自白を迫られ、留置所に勾留されてしまう。勾留生活の中で孤独感と焦燥感に苛まれる徹平。さらに警視庁での担当検事取調べでも無実の主張は認められず、ついに徹平は起訴されてしまった。 © ? 2007 フジテレビジョン・アルタミラピクチャーズ・東宝 |
元スレ:https://itunes.apple.com/jp/movie/soredemobokuhayattenai/id415893639?ign-mpt=uo%3D2
また冤罪で痴漢をテーマにしたのも視聴者がとっつきやすく、世界観に引き込まれるでしょう。
評論家によって評価は高かったり低かったりの問題作ですが、サスペンス好きの方にはとっても面白い映画になるとおもいます。
私自身はみている限りとても良く出来ていると思いました。時間があっという間ですよ~
劇中の役所広司の言葉が、心に残った。
劇中の裁判官の事なかれ主義、処罰感情と選民意識が入り交じったような感情を、
観客にも惹起させてくれた小日向さんの演技・・素晴らしい。
「無罪判決をすることは国家権力に立ち向かうこと」というセリフが出てくるけど、
こういう映画もまた国家権力に、多かれ少なかれ、刃向かうものであると思う。
だから、あえて星5つつけたいと思いました。
こういう映画は、もっと見たいし、大事なことだと思う。
それと、加瀬亮は、いい俳優。
SPECとかの演技は本作とはがらりと違うおもむきだったが、
基本自然体で、だからこそここぞというシーンやセリフですごく力が伝わってくる。
もし自分が裁判員に選出されたとき公平なジャッジを下せるか。
私もこのような悲劇を生んでしまうかもしれない。
下手すると、上記の5名は誰にも正しい事実(誰が犯人でどうやって被害者が生まれたのか)が分からない状況に遭遇してしまう。
それがこの映画で設定された状況である。
そんなときに、弁護士、検察官、裁判官が社会的な評価、自身の出世・名誉や決めつけ、印象などに左右された行動をしてほしくない・していないというのは理想ではあるが、おそらく現実ではないだろう。
人間であるのだから、それは仕方がないのかもしれない。
それでも裁判が開かれてしまうととにかく白黒はつけなければいけない。
少ない、もしくは間違った情報を基に。
それぞれの立場の苦しみ・難しさを感じるとともに、冤罪の被害者(被告)となってしまうということがどれだか恐ろしいことかを感じずにはいられなかった。
身近な日常がテーマとなっており、とても見やすいです。
かつ、自分をそれぞれの立場に置き換えて見るとかなり考えさせられる映画です。
主人公がエンドロール辺りでつぶやくセリフが胸に残りました。
ひと回し終わった後に全体像を確認するために視聴しました。
あらゆる真実について、当事者にしか本当のことは分からない、というのは当てはまる。
分かった気になってはいけない。そんなことを考えた。
(レビューではなくて、感想ですね)
満員電車には絶対に乗らないと思いました。ホント、絶対に乗りません。
っつーか、電車にも乗りません!車かチャリで移動します。
電車でしか行けない所には行かない!そう決心しました!
関わったスタッフ名の情報が欲しい。
音楽は優秀音楽賞受賞 周防義和さんとか。
感情移入してしまい、検察や裁判官に腹が立ってしまいました。
こんな事が実際に起きている、この日本の現状が恐ろしくなりました。
とても考えさせられる、心に残る映画だと思います。
一人でも多くの人に観て頂きたい作品だと私は思います。
「寝坊して遅刻」「履歴書を忘れる」ここまでは、「あるな」と思える。
だが、「その履歴書を確認するために降り」て、間に合わないから結局「そのまま向かう」辺りから?になる。
そんなの降りる前に判断できないのか?
また、「あんな状態では体の向きを変えるのは無理」と主張するが、ならば乗客ほぼ全員と体の向きが違うのはなぜ?
彼がなぜか向きを変えられなかったから目立ったのだ。
そんな状態でしかも女性が前にいてゴソゴソやっていたら痴漢と思われてもしょうがいないだろう。
普通の人間なら十分判断できるはず。
(ぼくなら「すいません」と一言あやまって、思いっきり引き抜くだろう。それなら嫌な顔はされても痴漢扱いはされない。
それでも抜けないなら、自分の蒔いた種と諦める。そもそも履歴書を持っていない段階でほぼアウトだ)
彼を痴漢と間違えた女性は、捕まえるには勇気を振り絞ったに違いない。
そのうえ、また裁判に出頭させられる憂き目に遭う。
もちろんえん罪はよくない。疑わしきは罰せずも当然だ。
しかし、主人公がどこかで1回でもごく普通の判断力を発揮すれば回避できた話。
女性も「真犯人」を捕まえることができたかもしれない。
「李下に冠を正さず」とも言う。ぼくは女性にむしろ同情してしまった。
見ていてとても腹が立ったし、こうゆうストーリーが少なからずノンフィクションだという事実。。。。
それを考えるとまた腹が立つとともに、こんな人達が本当に存在するならば、何をやってるんだと思う。それに、電車の女性優先席も徹底すればいいものをほぼ無意味に感じるし、何のための優先席なのだ。。。
自分さえよければいいとか、見て見ぬ振り、、、席を譲ろうともしない。。。。
痴漢とか最低なのに、それを想像させ煽るかのようなDVDとかあったり。。。
徹底的にやらない限りこの問題は無くなるどころか増えていくだろう。、、、世も末だな。
そのために控訴制度がある。
しかしまあ、誤解されるような状況を作らないことがものすごく大事だ。
女性とは1体1にならないようにする。
満員電車では両手を上に上げる。
なるべく満員電車に乗らない。混んでいる時は、1電車遅らせる。
大部分の裁判は正当なんだろうと思うが、私が罠に陥る可能性はゼロではないね。
いずれにしても、見たことがないなら、見るべき映画だと思う。
主人公の行動がリアリティに欠け、李下に冠を正さず、というコメントもあるが、
未熟な若者だからこそ陥ってしまうミスが事件の引き金。同情に値します
とにかく名作
この不快感はどうしたらいいのか、、、時が過ぎれば忘れるだろう、きっと、、、
レンタルして一気に観ましたが・・満足です。特にラストは手に汗握りました。
おすすめです。
映画としては、加瀬さんが壊れていく姿が、もっと見たかった。
リアリティーは、感じられたが、現実に冤罪で苦しんでいる方を考えると、もの足りないです。
駅員と警察の初動捜査ですが、映画みたいなことでないことを、
信じたい。
この映画とは直接関係ありませんが、あまりにも被害者感情を重んじ、厳罰主義に傾いている現状の裁判員裁判のことも心配になりました。
刑事事件では、有罪が確実に証明できなければ無罪になると思っていたら間違いです。
映画のような痴漢事件だけではなく、被告側が無罪を証明できなければ有罪になってしまう事案が、最近増えているように思います。
世の中って、バランスをとるのが難しいのですね。
日本の現状を知るいい機会になった。
無罪を無罪と判決する大切さ、大変さを考えさせられた。
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