映画「東京難民」が描く「若者の貧困」のリアル!どこにでもいそうな大学生が転落していく…夢を語れなくなっている若者たち
2014年2月22日より公開予定の映画「東京難民」(原作:福澤徹三、監督:佐々部清)が、静かな関心を集めている。
どこにでもいそうな大学生が転落していく物語だ。
「東京難民」には、若年層の貧困が深いリアリティをもって描かれている。
困窮状態に陥り、そこから脱出しようとして問題をこじらせ、
蟻地獄に落ちたかのように転落を続けるしかなくなる……という、
非常にありがちなパターンとともに。
原作者と監督は、この作品にどのような思いを込めたのだろうか?
■映画の中のつくりごとではない「東京難民」 世の中にありふれている転落のパターン
映画「東京難民」の冒頭は、激しい雨が降りしきる河原のシーンだ。
主人公である青年・時枝修は、暴行を受けて血まみれで河原に捨てられる。
そして「俺はもう終わってる」と心の中でつぶやく。
東京都下の大学生だった修はある日、自分が在籍しているはずの大学を除籍されていたことを知った。
ついで住まいを失い、ネットカフェ難民となり……と転落の一途をたどり、
冒頭の河原のシーンとなる。まさに「東京難民」だ。
試写を見た筆者は、スピード感のある物語の展開と切実な描写の数々に釘付けとなった。
描かれる「踏み外し」「転落」の数々は、実際に世の中にありふれているパターンばかりだ。修のたどった道は決して「映画の中のつくりごと」ではない。
映画「東京難民」は、来週・2014年2月22日より全国公開される。
今回は、原作となった小説「東京難民」の原作者・福澤徹三氏と監督・佐々部清氏の、作品への思いを紹介したい。
■やりたいことは「別に…」若者が夢を語れなくなっている
写真=佐々部清(ささべ・きよし)氏。1958年、山口県下関市生まれ。
フリーの助監督を経て、2002年「陽はまた昇る」で監督デビュー。
監督作は「ツレがうつになりまして。」など11本に及ぶ
(映画「東京難民」公式サイトより抜粋)
監督の佐々部清氏は、山口県下関市の出身。
1958年生まれの佐々部氏は、38年前、大学進学をきっかけに東京にやってきた。
しかし、潤沢な仕送りを受けられる状況ではなく、アルバイトをしながら大学を卒業。
アパートに浴室はなく、入浴は銭湯。部屋には電話もなかった。
現在、若年層の単身者を対象とした賃貸物件でも、「風呂なし」のアパートを探すのは容易でない。
また、若年層のほとんどすべてが、むしろ必要不可欠なライフラインとして、
携帯電話やスマートフォンを所有している。
現在の若年層から見れば、30年以上前の大学生の風呂も電話もない生活は、
想像するだけで耐えられなくなるほどの貧困かもしれない。
「でも、アルバイトしながら大学に通い、アパートの部屋には風呂も電話もない中で、僕らは夢を語れたんですよね。
『映画監督になりたい』とか『歌手になりたい』とか」(佐々部氏)
現在の若年層と比較すると生活に余裕があったから、夢が語れたのだろうか?
「とんでもない。食べていくだけで大変でしたよ」(佐々部氏)
その佐々部氏から見ると、現在の若年層が抱えている問題はどのようなものだろうか?
「今の若い人たちって、夢が見られなくなっています。これって、どうなんだろう?と思うんです。
僕の娘が今、20歳を過ぎたところで、ちょうど修くん(映画の主人公:時枝修)と同じ世代なんです。
その娘に将来のこと・やりたいことを聞くと『別に』と言うんですよ。
『さとり世代』の『さとり』です」(佐々部氏)
(>>2以降に続く)
元スレ:http://anago.2ch.net/test/read.cgi/wildplus/1392914226/
そういう問題意識を持っていたところに、原作との出会いがあった。
「映画『ツレがうつになりまして。』を作った後で、
脚本を書いた青島さん(脚本家の青島武氏)と飲んでたら、小説『東京難民』の話になったんです。
青島さんに強く勧められて読んでみたんですが、最初は、まったく共感できなかったんですよね。それに『どうやって映画にすればいいのか??無理だ』と思いました」(佐々部氏)
しかし、自分の娘世代が夢を見られなくなっている現実・希望を語れなくなっている現実に対しては、このままで良いとは思っていない。
「だから、この作品をエンターテイメントとして世に出そうと考えて、青島さんと脚本を作りました。そしてラストシーンでは、明日に、未来に踏み出す。
夢見ていたところに一歩踏み出す。重く厳しいリアルなんだけど、光が見える。
それが、映画としてのメッセージです」
(佐々部氏)
(以下略。上記は冒頭部です。全文はソース元でどうぞ)
鬱だ・・。
俺も二郎だけど、就職してしまえば
本気で些細な出来事にすぎなくなるから安心しろ
ただ、就職でなんで留年したかは聞かれまくるのでw
今の若者がスマホだとかで余計な出費を増やしてるだけ。
数千万かけて東京の大学入れてバイトとかw
元取るのに何十年掛かるの?
結局タバコ買ったワケだがw
「サード」とか、もろにそんな感じだった。
そもそもどういうランクの大学でどういう成績の学生だったのかで、全然見方が変わるけどね
親が借金作って夜逃げして行方不明→学費と仕送り止まる→大学除籍、
アパート追い出される→家財道具を売る、貯金を使い果たす→ホームレス→死亡
ある意味不安を抱かせる映画だと思う。
授業に出てたら、いつの間にかって事はないだろう。(笑)
とにかく日本人に普通に生活保護が出れば悲惨な事はないんだが
やたら厳しいもんな。(笑)
外国人にはユルいくせに。(笑)
底辺とかベースに金が回らなくなったから行き場が無いんだよな。(笑)
なのに人手不足とか。(笑)
小泉改革に始まった人材派遣業のボッタクリをなんとかしろよ。(笑)
発注元はちゃんと金出してるのに。(笑)
俺、派遣屋さんだけど、ボるために努力してんだよ。
ファントムフィルムっていう配給会社の映画は好きな映画が多くて
ほとんどの作品みてるけど最近はmicとかっていう方言訛りのあるおばさんを時々つかってたりもうちょっといい司会さんにしてほしい。
micていう司会は見たことあるが確かに下手だったな。
「東京難民」初日舞台挨拶の司会はmicよりはましだったと思うよ。
つい100年くらい前までは、親の仕事継いで嫁さんもらって子供作って幸せに暮らす…
といったレベルじゃなかったっけ?
このレベルの夢も語れない人もいるだろうけどさ、≫1の人らが語る夢ってもっと高い
レベルのようで、それが叶わないと言われてもあんまりピンとこない
失敗した場合の絶望は強いだろうし、若者にプレッシャー与えると思うんだが
成功するつもりはないが上京する
そこそこの生活でもいいから上京する
単に楽しみたいから上京する
人生一度きりだから上京する
理由は無いけど上京する
今は、そんなユルイ感じだろうし、それでいいんじゃね
上京する人全員が夢を待たなきゃ駄目なのか?
上京する人全員が、成り上がりを目指さなきゃ駄目なのか?
意識高くて、夢も希望もあって、やる気も満ち溢れて上京する人は、
素晴らしいと思うし、尊敬するけど、皆がみんなそうじゃないからなあ
ユルイ気持ちで上京してもいいじゃない
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