光をくれた人【ネタバレ|感想|評価|評判】愛と葛藤を描いたM・L・ステッドマンの小説「海を照らす光」を映画化したヒューマンドラマ
1: 名無シネマ@上映中 2017/01/31(火) 15:13:11.95 ID:EXJjtTDE.net
【監督】
デレク・シアンフランス
【キャスト】
マイケル・ファスベンダー
アリシア・ヴィキャンデル
レイチェル・ワイズ
■『光をくれた人』本予告
https://www.youtube.com/watch?v=repIB988vwc
■ショート予告(32秒)
https://www.youtube.com/watch?v=rssWoOUAGEo
元スレ: http://mint.2ch.sc/test/read.cgi/cinema/1485843191/
悪くないけどこれといって語ることもない
一度ついた嘘は墓場まで持ち込むべき、みたいなトム批判も見かけたけど、いくら時間が経過していたとしても正直に申し出たトムの行動は立派だと思う
イザベルは正直に申し出ようとするトムに対して、
私やあなたのためではなく子どものためになることを~とかなんとか言ってたけど、
イザベルは最初から最後まで自分のことしか考えてないように見えた
結局のところ、自分が母親になりたかっただけなんだろうな
>>28
本当これ
夫が献身的に妻を守ろうとしてるのに「あの男を絶対に許さない」とか言ってるのも全く共感できなかった
元凶は自分なのに
結局死んだ実の父が一番人間が出来てた
前半が良かったから後半胸糞悪かった
アリシアは好きだけどイザベラ役は足引っ張る系ヒロインみたいでイライラした
イザベルが最後までルーシーに会えなかったのは
子供を失う悲しみを1番わかっている人間が
他人を同じ目に合わせた罰を受けたんじゃないかと思った
一度観ただけ、それもあまり丁寧に観たわけでもないから誤解してることも多いかも
しれないけど、夫・妻とも共感しにくいところがあったよ
黙っていれば現状より不幸になる人を出さずにすむ、という考えは一理あると思う
子どもが生きていることを知らずに悲しみを抱えて生きている実母が、
気の毒だとは思うけどね
だが、島の夫婦がたまたま関与しなければ、当然そうなったはずの結果でもある
実母、というより当時の法制度の問題なのかもしれないけど、人命救助をして子を育て、
事実を知った後でもしばらく黙っていたことは、それほどの重罪なのか?とも思う
赤ん坊と一緒に船に乗ってた父親の殺害容疑だぞ?
そっちは妻の自供で晴れたんじゃないの?
灯台守として虚偽の報告をしたことが罪に問われたのかと
>>33
ああ、結局そういうことなのか。
たしかにそれらしい聴取はあったね
でも、もしそうなら殺人犯として裁かれる覚悟で、娘を実母に引き渡す決断をするだろうか
娘を横取りしたことではなく、殺人の罪の重さに耐えかねて告白に及んだと解釈された?
正当な申し開きを積極的にするふうでもなく冤罪にも甘んじるような夫の態度には、途中、
もどかしい思いをこえてイライラする気分になったよ
あやうく冤罪事件の加担者にさせられかけた司法関係者もいい迷惑ではない?
ルーシーを取り上げられて、私を愛してると言ったのに許さないと嫁逆ギレ
ドイツ人夫の殺害を疑ってた巡査部長が嫁の怒りに乗じて殺害の証言引き出す
ファス殺人罪確定投獄
ルーシーの失踪からのレイチェルとのすったもんだで嫁改心
ドイツ人は死んでたし報告しないでと止めたのは私と証言を翻す
レイチェルが減刑を望む
罰金か短期収監かは不明ながらファスと嫁は一緒に暮らしている
しかしルーシー・グレイスに近づいてはならぬとのお達し
孫を連れたルーシー・グレイスがやってくる
>>36
ありがとう
見てから日がたつので、読んで思い出したこともけっこうある
何度か見ないと理解しきれないところのある映画だと思うけど、いまいち繰り返し見る
ほどひきつけられる感じでもないんだなあ
WW1の後だから日本でいうなら大正時代にあたるのかな、雰囲気は好みなんだけどね
死産後、夫以外の誰からもサポートを受けられなかったことを言ってるのかな
結婚してトムと二人で島で暮らすことはイザベルが望んだことだし、
イザベルの意思で帰ってくることもできたのに、
なんかなーと思った
それはわが子可愛さで理由を外部に求めただけだろう
>>38
まぁ島にいなければ死産せずにすんだだろうからな((+_+))
トムには同情できるかなぁ、二人目死産の時点でイザベル可怪しくなってたもんな
ルーシーを育てることでマシになってくれると思っただろうし
イザベルには同情の余地無いわ、船に乗るトムに会いに行ったのもトムが監獄行きにならなかったらルーシーを預けても良いと言われたからだもんな…
?
何をいってんだ?
監獄行きにならなかったらじゃなくて
監獄行きになったらルーシーを預けてもいいと言われたんだぞ
トムが監獄へ行かず経済的に安定するなら
ルーシーを預けると言われたと思っていた。
だから漂流ボートについて、トムが殺したのではなく既に死んでいて、
赤ちゃんを返さなかったのは
自分の主張でトムが主導した事ではないと真実を警察に訴えたのかと。
そうじゃくて、
冒頭の「手旗信号の妻」と同じく、今回の事件も本質は知られることなく、
矮小化されて記号化されて噂話の一つとなった、
という状況説明のセリフ「手旗信号の妻」にもきっと誰も知る由もない本作のような辛い、痛々しい真実があるんだろう
見なかったことにして勝手に埋めたらその時点で死体遺棄罪確定
これだけはどうやっても逃れられない
遺棄された故人の身内や知り合いからしたらこれほど憤りを感じることはない
死人の埋葬は宗教が絡んでくるから尚更
この点だけでも、レイチェル・ワイズが減刑を願い出たことが
いかに大きな覚悟からかと言うことがわかるというストーリー
敬虔なクリスチャンでありながら戦争で大勢殺した男の苦しみとか
2度も流産しても子どもが諦められない女の悲しみとか想像力が必要よな
そういう不幸が芝居がかり過ぎた気がしちゃうんだよな
どちらかというとハナとフランク夫妻の方に肩入れしてしまう
“海の間の光”になったのはフランクのことばなんだけどさ
生身の人間が本当にそんな風に赦せるものだろうかと
フランクの出自とかあの夫妻の描写が足りてないからなんだよ
その割には物語全体がフランクに頼り切ってるし
「一度赦せばいい」って重い言葉だわ。
全体に薄味だし、そもそもルーシーが現れる設定が無理過ぎ、
主人公夫婦のどっちも説得力なくて
イマイチのめり込めなかった中でそのセリフだけがズシーンときた。
あ、レイチェルワイズは良かったっす。
やっぱり上手い女優さんだ。
わかる
映画全体としての評価は並なんだけど、フランクのセリフだけはよかった
人を憎んだり嫌ったりするのってすごく体力使うんだよね
誰かに対して負の感情を抱いてるときは自分の人生を楽しめない
人の過ちや欠点を赦すことって難しいけど、
それができれば生きるのが大分楽になると思う
船で流されてくるとこね。
そもそも身の危険を感じた旦那が、
赤ん坊を連れて船で海に出るっていうのがよく分からないんだよな
>>54
フランクがドイツ人だから本屋で嫌味言われたりの描写があったけど、妻のレイチェルが村人から白い目で見られたり距離を置かれたりが無いよね
金持ちの娘だから?
港町の人々がこの夫婦を迫害する様な描写を入れてもよかったかも
しかし、ティッシュ会社の株価が上がる程号泣って訳ではなかったな
むしろ淡々としてた
ファスベンダーが途中からトムヒドルストンに見えて仕方なかった
この二人目元の辺りが似てない?
予告でラスト10分涙が止まらないとか煽っていたから一体どんな結末?
と期待していたら、こういった話に有りがちな至って普通のオチで拍子抜けした
ドイツ人夫の「1度赦してみる事」という聖人のような境地には衝撃を受けて感動したけど、肝心のトム&イザベラ夫妻には全然共感出来なかった
これドイツ人&ワイズ(役名失念)を主役に同じキャストスタッフで別サイドから今回の話を描いたらちょっと面白い作品が出来るんじゃないだろうか
自分を罰しながら独りで生きていこうとしてたトムに光を与えたイザベル
彼女の為に罪を犯した罪悪感と彼女の罪まで全て引き受けようとする贖罪の気持ち
人間の心の弱さと美しさがよく表現されてたと思うよ
イザベルの印象は女性(母親)の視点で観ると「八日目の蝉」みたいに180℃変わるのかな
戦争で犯した罪といっても犯罪crimeではなくキリスト教的な意味での罪sinだから
一兵士だったトムが自罰する必要はないんだよね
結婚後もこんな幸せに自分は値しないと思い続けてたから
彼女の為に死刑になってもいいと思ったんだよね
それを全然わかってないイザベルがワガママ女にしか見えなくて残念
ある程度お腹大きくなった時点で実家に帰すだろ普通
っていうのはある
まぁ結果論だけどな
イザベルは妊娠はするけど妊娠の継続が難しいっていう体質の人なんだろうな
今は医療が進歩して超未熟児でも助かる可能性は高まったけど
映画内当時での技術ではどちらにしても到底助からなかったのではないかな
実母はトムがイザベルに報告しない事を強要したと思ってたからイザベルは許すけどトムを許せないから監獄送りにしろと。
で、ルーシーを返して欲しいイザベルは
どうしようか考えてて手紙読んでみたら自分を責めることはなく愛してるしか
書いてないのを見て旦那を愛してる気持ちを思い出して
本当のことを告白したのでは?
それ
予告だと家族間ドラマ(主に母親)がメインのような印象を受けるけど実際にはトムとイザベルのラブストーリーがメインでルーシーに関する問題もそれらを語る上でのワンエピソードに過ぎなかったというのはちょっと予想外だった
その辺りをちゃんと理解していないと手紙の内容とか展開で???
となっちゃうのかも
感情移入出来ないとかなんでそんなことするのって、あたりまえだろ
もう映画(特にドラマ映画)の登場人物に感情移入を求める客防止のために、
レイティングみたいに「感情移入する映画じゃないです」との但し書きが必要だな
感情移入というとちょっと違うけど
自分がもしその立場に置かれたらと置き換えてみることはできるよね
犯罪を実際に犯さなくても罪を犯すにいたる心の動きは想像できる
そういう意味で自分はトム夫妻どちらの行動も共感できたけどな
誰が正しい誰が間違いという善悪二元論の映画じゃないよね
善悪二元論の話ではない、まさにそうですね。
トムもイザも、そして実の母も、それぞれが大きな哀しみを抱えていて、
それぞれの良い所も悪い所もちゃんと描いているから誰のことも責められない。
3人ともに気持ちがすごく伝わってきたので、あっちに共感こっちに共感て感じで、
なんともいえない切なさにぎゅーぎゅー心を締め付けられた。
後半は涙が止められなかった。
なんか思ったより評判がよくないみたいだけど、個人的には大傑作だと思う。
本作とマンチェスターバイザシーは似ていると思うんだけど、
本作は飽きずに最後まで観れたのにマンチェスターの方は前半で早々に飽きてしまい苦痛に感じてしまったのは監督による演出の差なのか単なる個人の好みの違いなのか…
正直自分でも理由がよく分からないw
同意
マンチェスターはひたすらダルかった
確か過去が明らかになるのに1時間くらいかかってたな
それまでもその後もどうでもいい内容を垂れ流しで終わった
まぁルーシーに接近禁止命令出てるからあんまり意味ないんだけど
死んだ夫の「赦せばいい」って言葉を思い出して
減刑を申請することにしたんでしょ。
この映画最大の感動ポイントじゃないの。
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