評判も意外とまちまちだし観に行くか迷うな

いい映画だった。
時間をかけて、これから乗り越えていけると思えるように思えたし、乗り越えられなくてもいいとも思えた。

墓の意味わかる人教えて

ケーシーと義理の息子と元嫁さんの演技が良かったな。

パトリックはもっと繊細な男の子を想像していたが
二股ヤリチン野郎だった…

でも親の遺体を何ヵ月も冷凍するのは自分も嫌だ
冬の寒さが厳しくて土葬だと埋葬も大変なんだな

二股ヤリチン野郎って言われればそりゃそうだけど
人生から愉しみを得ることを自分に禁じてしまった主人公の
真逆のキャラとして設定されてるよね

これでもか、と言わんばかりに徹底的に人生を楽しんでる奴
二股を彼女のひとりに知られても恨まれない奴

でも、精神的なもろさを見せる場面も一つあるので
この究極のリア充野郎を許せてしまうwww

リーが純真無垢な子どもの後見人になって自分もだんだん心を開いていく
みたいなストーリーだったら凡作になってただろうな

ケイシーももちろん良かったけど結局ミシェルが持っていってしまった感もあった。
でもあそこでのケイシーの受けの演技も良かったなあ。

音楽は「いかにも」って感じの曲があの悲劇のシーンで使われるから確かに違和感はあった。

監督がちょい役で出ててちょっと面白かった。

パトリックとリーの2人にして叔父甥の話っぽくしたほうが受け良さそう

根本的には何も克服していないし何も変わらない。

人生を捨てた男が半歩だけ前進する。
そこがいい。

めっちゃいい映画だったわ
マンチェスターの画もきれいで、演技重視の撮影、構成も工夫されててよかった
あとオルセン夫人も熟女エ口スで看護師も割ときれいだったし

ただ盛り上がりポイントが少ないから他人にはオススメできない映画だと思った
上映少ないのも納得というか

流行りはしなくても特定の層のなかでは語り継がれそう

本人にその気がなくても女に言い寄られる無愛想な男がマットなんてちょっと変だしな…

火事の後ランディがリーを責める描写直接はなかったけど、
ブロークバックマウンテンのヒースを責めるミシェルが頭に浮かんだ

たぶんあれよりもっとすごかったんだろうな

あの魂の抜けた藁人形のような佇まいはケイシーにしかできない

期待通りの良作だったけど、既出の「音楽に違和感」に一票
アンゲロプロス作品のような「朗々と鳴らし過ぎ」感と、フェードアウトの仕方が雑な印象

あとラスト、兄の埋葬シーンの次のショットからエンドロールまで
急にビデオ画質になっちゃってたな
ずっと慎重に画質をフィルムルックに追い込んでたのに
ラストだけ締め切りに間に合わなくてじっくりカラーグレーディング出来なかった、みたいな感じ

デジタル撮影になってからメジャータイトルやアカデミー賞レースに絡むような作品でも
途中でビデオ画質が混じる作品が時々あるけど、あれ何なんだろうな

https://www.youtube.com/watch?v=ldBZ-shXlbo

目の錯覚か気のせいかもとYouTubeで観てみたが、
やっぱり34秒の墓石アップまではいいんだけど、
35秒の引き画以降が微妙にビデオ臭がする
ラストの一番いいシーンなのになぁ、残念だわ

いい映画だったな
２時間を超える映画には少し警戒感があるんだけどこれは退屈しなかった
淡々としてるけど構成がうまいんだろうなあ
主人公も彼をとりまく人々も、善良な普通の人々なんだよねえ
それでも悲劇は起きるし、他人を傷つけることもあるし、救いもある

地味な作品だと思ってたのにシニア中心に意外に入ってた

複雑になりすぎるから映画には向かないかもしれんが