【映画】原作者の好み? 大人の事情? 映画主題歌はどうやって選ばれるのか
誰がどんな楽曲を歌うかは映画関連のニュースネタのひとつにもなるし、
アーティストのファンに映画の存在を知らせることもできる。
さらに歌番組やラジオでOAされれば、より幅広い層に映画のイメージを伝えることも可能だ。
つまりは映画の宣伝と言わずして、映画の宣伝ができてしまうということ。
そのため、楽曲選びにはさまざまな思惑が絡んでくる。
ここでは、映画の主題歌がどのように決まるのか、事例をあげながら見ていきたい。
●その1:作品にぴったりの曲を探す
監督やプロデューサーらが、作品の世界観やストーリーに合う楽曲を探してくるパターン。
そのため、リリース前の最新楽曲というよりも過去に発表した曲であることが多い。
今夏の大ヒット作『風立ちぬ』の主題歌となった荒井由実「ひこうき雲」は、まさにこのタイプ。
ニュース性、話題性に富み、さらには過去の楽曲で再度商売ができるという非常に
オイシイ展開が見込める。
●その2:作品にぴったりの曲を書き下し
指名されたアーティストが、映画の脚本を読み込むなどして作品を理解したのち、
曲作りを行うパターン。
制作サイドからの要望を汲んだ人選もあるが、複数の候補者の中からコンペで
絞り込む場合も多いよう。公開中の映画『地獄でなぜ悪い』(園子温監督)では、
本作に出演した星野源が、主題歌として同名の楽曲を書き下している。
1のパターンとは真逆の手順だが、作品世界を反映した楽曲に仕上がり、
映画のヒットとともに楽曲も売れる構図が完成する。
●その3:系列事務所のバーター
バーターとはすなわち“抱き合わせ”のこと。
主演俳優が所属する事務所のアーティストが曲提供を行ったりするパターンを言う。
ジャニーズ俳優主演映画の楽曲を彼の所属する
グループが歌っている場合など思い浮かべてもらえるとわかりやすいかもしれない。
そこそこ大きい映画の主題歌が、名前も知らない新人歌手だったなどという時も
バーターの可能性高し。1~4の中でも、最も大人の事情だらけのパターン。
●その4:原作者の希望
映画の原作者が好きなアーティストを主題歌に抜擢するパターン。たとえば、
劇場版『ONE PIECE』の主題歌をMr.ChildrenやDREAMS COME TRUEが手がけているのは原作者の尾田栄一郎がかねてよりファンだと公言してきた背景があったから。
これだけの超大物アーティストが動くのも、相手が日本一売れている漫画家だったからだろう。
中には、そのアーティストに主題歌をお願いすることが、映画化のそもそもの条件になっている場合さえあるようだ。
映画との相乗効果でヒットする楽曲もあれば、逆に不幸なめぐり合わせになってしまうことも少なくない。
製作費80億円という破格のビッグバジェットで話題となった『ガッチャマン』には、
製作サイドの熱烈オファーによりBUMP OF CHICKENが楽曲提供をしていたが、
肝心の映画は大ヒットならず。ネットでは「主題歌はいいのに…」と惜しむ声も多く見られた。
アーティストのためにも、そしてファンのためにも、できるだけ多くの映画作品が
音楽と幸福な出会いをすることを切に望む。
元スレ:http://anago.2ch.net/test/read.cgi/moeplus/1380900085/
ただの原作者が歌うやつを選べるわけない
海猿の作者のような実績ありでも舐められる始末
作者の実績云々というより、その映画を取り巻く状況によるのでは。
陽だまりの彼女は、作中に出てくるからといってビーチボーイズがテーマソングが通った。
主役ジャニなのに主題歌がヤマタツ。
大手レコード会社と手を切った音楽家を使ったのが有ったなぁ
「桜流し」は本編を超えていないか
名作でも糞スタッフに囲まれ輪姦された例は数知れず
会社の力が強いのはわかるが、OVAの頃から松任谷由実だし
鬼面組やとんちんかんの主題歌はおニャン子の派生ユニットだった
大人の事情が全て悪い方向に傾くわけではない。
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