【アニメ】大藤信郎「のろまな爺」「竹取物語」のフィルムが見つかる 9月に上映予定
毎日映画コンクールにも名前を残す大藤信郎(1900~61年)の、
文献などで存在のみ知られていた幻のフィルムが発見された。
第1作「のろまな爺(じじい)」(24年、白黒、無声)の全編と、
未完成に終わった「竹取物語」(61年、カラー)の未編集ネガ。
ともに35ミリフィルムで、長さは5分。
神戸映画資料館の安井喜雄館長が関係者から今年5月に購入し、確認した。
大藤は東京生まれ。
江戸千代紙を用いたり、色彩セロハンによる影絵に取り組むなど、
実験的手法のアニメを個人で製作。セロハンアニメの「くじら」が
53年のカンヌ国際映画祭に出品されるなど、海外で高い評価を得た。
没後、毎日映コンに実験アニメを対象とした大藤信郎賞が創設された。
「のろまな爺」は、大藤が初めて試作した作品。
都会へ出て来た年配の男が色気たっぷりの女にひと目ぼれし、
財布をすられたのにも気付かずに追いかけるコメディー。
男が昼寝中の馬子のはなちょうちんに乗るなど、ギャグが盛り込まれる。
夜の場面は、フィルムが青く染色されている。
「竹取物語」は千代紙を用い、日本では当時ほとんど例のなかった横長のシネマスコープサイズで製作されていた。
見つかったのは竹の中からかぐや姫が現れる場面などで、テスト撮影した素材とみられる。
安井さんは「現代のコンピューターを使ったアニメに比べて手作り感と人間味がある」と話す。
神戸市長田区の神戸映画資料館で9月7日と8日、今回発見された両作を他の大藤作品と併せて上映する。
東京国立近代美術館フィルムセンターの
岡田秀則・主任研究員(映画史)の話 大藤の時代は、
大人向けのシュールなアニメ芸術を評価する素地が国内になく、不遇の天才だった。
今や世界的に評価される日本アニメ界の忘れてはならない先駆者であり、
フィルムの発見は感動的だ。
毎日jp
http://mainichi.jp/select/news/20130714k0000m040101000c.html
元スレ:http://anago.2ch.net/test/read.cgi/moeplus/1373791083/
アトムが太陽につっこむてのはいろんなアニメ特番で見てたから、
結構シリアス回だと思ってたら吹き出しをメタ的に使ったり、悪役ややられるとき「Happy New Year」の看板を出したり(初回放送日は12月31日)
結構ナンセンスギャグがふんだんに使われてる回だと知ってびっくりした
テンポもポンポン進むしね
感心したのは、当時のアニメの最終回って、終わった後主人公がテレビの前の子供たちに挨拶するんだけどアトムが太陽につっこんで帰ってくるかどうかわからない、
というエンディングだから、ここでアトムを出すわけにいかない
んで、どうしたかというと、次回作が「ごくうのだいぼうけん」
だったから「ごくうが化けたアトム」という演出にした
思いもしなかったw
作品集のDVD持ってるわ
この記事へのコメントはありません。