【制作技術】映画の技法を語る【ストーリー】(動画多数有り!!)
1: 名無シネマさん 2012/05/31(木) 02:29:30.55 ID:rvNXLR+z
見た映画でも予告編などでも可です
制作技法とは
カメラワーク、編集、カッティング、ライティング、サウンド、アテレコなどの映画を制作する過程にある物です。
ストーリーや脚本についても映画の製作過程にある物なので自由に話して頂いて構いません。
映画技法のカテゴリ
http://ja.wikipedia.org/wiki/Category:%E6%A0%E7%BB%E6%8A%E6%B3%95
元スレ:http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/movie/1338398970/
大昔、ディアナ・ダービンという一世を風靡したミュージカル女優がいて、
でも日本ではまるで知られていないだが、ま、それはともかく
次の2作品の最後に、愛しい人に駆け寄るシーンがあるのだが、
明らかに「First Love」の方はアピールが足りない
一方、「HIS BUTLER’S SISTER」の方はぐっと迫力が増している
First Love(1939)
http://www.youtube.com/watch?v=LB2OTEcRhBs&feature=player_detailpage#t=226s
HIS BUTLER’S SISTER(1943)
http://www.youtube.com/watch?v=QDiD4qZrL44&feature=player_detailpage#t=319s
「HIS BUTLER’S SISTER」の方は、よく見ると、スピード感を出すのに
背景の人間たちが大急ぎでバタバタと中央に寄り集まっている
最後に、後方の婦人が横を向いて「良かったわねぇ」と話す小ワザにも注目w
通常、走ってくる被写体を正面から撮っても、意外とスピードは感じられない
なので、カーブや、駐車場内などでアオリで天井が映るように撮ることが多い
「HIS BUTLER’S SISTER」は背景を大急ぎで変えることでスピートアップに成功している
同じように、宮崎駿「千と千尋の神隠し」でも背景を急速に動かす技法が採用されている
たぶん、ここはCGを導入しているのではないか
sprit away
http://www.youtube.com/watch?v=QmkieTg_KK0&feature=player_detailpage#t=536s
手間ヒマ=予算の問題も結構あるが、アングルなどを工夫することで、ぐっと見映えが良くなっている
宇宙戦艦ヤマト2199 比較してみた
http://www.youtube.com/watch?v=AerBhncf95E
ステディカムがグルグル回る
クロエ・モレッツの背後に回り込むときに壁が外れる
Incredible Steadicam shot Behind the Scenes of Hugo
http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=d_tzoTHhjFs#!
鏡の向こうに同じセット作って双子の俳優使って云々のやつ
あれもシンプルなアイデアだけど、映画の中ではそのシンプルさが逆に10倍にも20倍にも効果的な演出になってる。
ヒューゴの壁外れて回り込みは>>4にも出てるけど、長回し風の冒頭の映像も好きだ。
カメラを回さずに滑り台側を回すのは一本取られた
ただ、千と千尋に関しては、スピード感のアップというか、スリットスキャンじゃないけど、
パラレルワールド感の強調みたいな意味もあると思うけどね
ヤマトは、カメラを意識して作られてる感じがして面白かった。望遠レンズの時の手振れまで再現されててスピード感があっぷしてる。
あぁ、確かに「千尋」は異世界を感じさせる演出も込みだろうね
カメラを意識した手法で思いつくのは、レンズフレア
X-Men 4 Trailer – – Magneto teaser (2011) – Fan Made!
http://www.youtube.com/watch?v=8iaXvWbhEQg&feature=player_detailpage#t=13s
これぐらいなら効果的だと思うけど、
J.J.エイブラムスは使いすぎじゃないかw
あとは衝撃波
昔は、衝撃波を「映す」ことはなかった
↓でも、拳銃の撃ち合いでやるのは、ちょっとやり過ぎだと思うw
トニー・スコットはギャグの領域に入ってると思う
ENEMY OF THE STATE
http://www.youtube.com/watch?v=x84NHUADzNY&feature=player_detailpage#t=7407s
望遠レンズの手振れをうまく使った例としては、ポン・ジュノの「母なる証明」の
ラストシーンがある
このシーンは全体を見ないと、意味が分からないのだが、母親の精神状態を
テクニックで、うまく掬い取っていると感心した
Madeo (Mother) Ending
http://www.youtube.com/watch?v=OXnsrzgS18s&feature=player_detailpage#t=189s
ポン・ジュノは画づくりのセンスでは図抜けたものがあり、要注目だと思う
理詰め監督のクリストファーノーラン、完璧主義のキューブリック、頭の中ですでに映画が完成してるヒッチコックの話も聞きたいです。
特にヒッチコックの裏窓の、最初の10分で主人公とヒロインの関係をカメラワークとセットだけで説明するシーンは大好きです。
魔女は、なぜオーロラ姫に階段を昇らせたのか?
Sleeping beauty
http://www.youtube.com/watch?v=_sngtc5jn7w
お馴染み、糸車に触れたらお終いのシーン
魔術で糸車をひねり出すという、ずる賢い手(w)でオーロラ姫を陥れる魔女
それなら、階段を昇らせないで、さっさと糸車を用意すればいいんじゃね?
答えは、観客のテンションを引っ張るために階段は必要
この一連のシーンは映画史上、屈指のサスペンスだと思う(ちょっとオーバーかな)
劇伴の盛り上げもハンパないし(短調で始まって、最後は長調というノリの良さ)、
青ざめて片方の眉が吊り上がった姫の表情、塔内に響き渡る妖精たちの声、
すべてが素晴らしく、階段を昇る間、観客の緊張を存分に引っ張り回してくれる
ニキータ・最初の暗殺
Restaurant Scene in Luc Besson’s “Nikita”
http://www.youtube.com/watch?v=4vcT4r7Tljk
ニキータは手袋をしたままで乾杯をする
これは、ちょっと不自然だ
が、その後、彼女の心境が変化していく時の(観客の)テンションを
長引かせるための小道具として必要であることが分かる
彼女が泣きそうな顔になり、エリック・セナの劇伴がインサートする
拳銃の箱を一旦閉じた時点で、彼女の心はもう決まっている
その次に手袋をゆっくりと外し始める過程が、実は最も楽しめるシーン
これで分かるのは「メインイベントの直前を引っ張るのが、演出の要諦」ということ
ナバロンの要塞・爆発シーン
The Guns From Navarone
http://youtu.be/neZtTQonx48?t=4m19s
どんなに大量の火薬を使って撮影しても、爆発の規模はスクリーン以上に
大きくはならないw(そもそも、ナバロンの爆発はミニチュアだし)
それよりは、ハラハラドキドキの直前を良い感じに長引かせる方が効果的
腕のいいナンパ師が「過程を楽しむんです」と言うが、似たような話だと思う
スイッチ入れると点滅
デジタルにカウントダウン
そんな親切な爆弾犯はいねえよ
あれは映画見てる客向けだな
これ監督関係ないなw
サムライミが監督してるのにド派手なアクションが良いわ
企画を練り込んで絵コンテの段階で全カット仕上げきってる感があるな
やっぱり面白い映画は監督より脚本のが重要かなー
大雑把にいえば、脚本の練り込みと絵コンテ作業をリードしているのは誰なのか、がキーじゃないかな
邦画では作品は監督のものだけど、ハリウッドでは作品はプロデューサーのもの
特に大作では、利益の最大化が至上命題だから、プロデューサーが監督を管理して、作家性よりも一般受けする作りを優先する
だから、ハリウッド大作は「工業製品」と呼ばれることもある
監督が企画段階から案を出せる場合もあれば、脚本の内容に口出しできない場合もある
この辺がプロデューサーの腕の見せどころで、混乱を来たさない程度に、監督が欲求不満にならない程度に、彼の才能を活かす必要がある
邦画では監督の口頭指示が主流らしいけど、ハリウッドではストーリーボードで、スタッフの認識を一致させながら、作業を進めるのが普通だ
スパイダーマンのような大作ともなると、VFX作業も膨大で、事前に緻密なコンテのみならず、動的なプレビズも作成するし、専任のスタッフがいる
日本映画とストーリーボード
http://www.dcaj.org/column/iiboshi/repo_01/index.htm
黒澤明やリドリー・スコットは自ら絵コンテを描くことが知られているけど、絵描きが得意ではない監督は、口頭で指示して、上がってきた絵を修正して作業を進めるようだ
ポール・バーホーベンなどは絵が下手で、スタッフが清書している
小品で注目された監督が抜擢されて工業製品を作らされ、嫌気が差して小品製作に戻ることはちょくちょくある
シリーズ一作目の予算が超過もせず、プロデューサーとの折り合いも良く、そしてヒットすれば、目出度く二作目もその監督と契約することになる
悪く言えば、ハリウッドは才能を使い捨てるところで、注目される監督なら外国から呼び寄せてでも使うが、イマイチだったりすれば、一回だけでサヨナラということもある
ハリウッドデビューした中田秀夫は、邦画界とのあまりの違いにカルチャーショックを受けて「ハリウッド監督学入門」という映画を作ったw
http://www.amazon.co.jp/dp/B002UI8DT0
http://movie.maeda-y.com/movie/01260.htm
雑感なので、別に結論がある話ではありませんw
「ヤマト」の比較動画で、遊星爆弾が街に降ってくるシーンがあったけど↓
宇宙戦艦ヤマト2199 特報ムービー第二弾
http://youtu.be/eAQ4MNFXdwE?t=1m17s
これに対応している旧版は、これだよね↓
宇宙戦艦ヤマト 我々にはあの遊星爆弾を防ぐ力は無い・・・
http://youtu.be/mci6AnQYryE?t=52s
ビルを遠景にして雲を描き入れて、爆発がぐっと引き立つシーンに仕上がっている
いい仕事してますw
これって、実際の隕石落下シーンから頂いているんじゃないかなぁ
Canada meteor crash caught on video
http://www.youtube.com/watch?v=9ULBce47NIA
空の色とか、細く広がった雲とか、良く似てる
絵コンテを切る人は、格好いい動画を日ごろから収集しているのかなぁ、やっぱ
で、連想したのが漫画のAKIRA SOL発射シーン
さすが大友克洋、雲を通すと格好いいことを何十年も前に知っていたんだな
にしても、この雲の感じは、この間亡くなったメビウス風な気がする
とか思った次第
大友の画もさらさら描いたわけじゃなくて、かなり試行錯誤した様子
「AKIRA club」などを見ると、作業の過程が窺えて興味深い
http://www.amazon.co.jp/dp/1593077416
AKIRA SOL発射シーン
画像を直リンクすると不調のようなので、ページを指定し直し
http://www.zonanegativa.com/?p=9887
スクロールして真ん中過ぎネ
ニキータの窓を開けたらレンガのシークエンスはマトリックスでもオマージュ?されてたよね。
こうやって細かく分析するのは楽しい。そしてYouTube超便利だな
private ryan
http://www.youtube.com/watch?v=bYLpyEOU-zA
11秒:一瞬、逆光にして人物の表情を分からなくしている
あれ、という感覚が漠然とした不安感を醸成する
このフック(引っ掛かり)の挟み込みは上手い
22秒:手前の人物が立ち上がって部屋の中を注視する
逆光の黒い大きな塊が手前にあることで、いやが上にも不安が募る
スピルバーグの演出を語り出すと「あれもいい、これもいい」になってしまうのが困りモノだ
1分25秒:家と道の位置関係が絶妙で、これはわざわざ建築&造成したんじゃないかな
スピルバーグのことだから、ミニチュアを作って、狙った通りの画になるかどうか確かめたと思う
1分40秒:窓に掛かるレースが小道具として実に活きている
運命が近づいてくることをレースの上げ下ろしに象徴させる
スピルバーグが考え出したのなら、やっぱ天才だ
2分32秒:逆光に加えて下からの照明で不安を掻き立てる
車の位置と母親の動作の「同期」が絶妙
ここは合成は無しなのだろうか
一発撮りだとすれば、驚くべきダンドリ力だw
しかし、オマハビーチを仕切ったことを考えれば、一発撮りだとしても不思議ではない
ここからは想像だが、スピルバーグは早撮りで知られるけど、おそらくダンドリがうまいのだと思う
普通の監督は、フレームの中だけに熱中してしまうけど、スピルバーグは「どこに助手を待機させて、どのタイミングで号令を掛けるか」という現場全体の指揮をさらっと組み立てられるのだと思う
邦画のスタッフがオマハビーチのシーンを見て「あんな多くの要素を一度にコントロールできない」と言ったらしい
ETか未知との遭遇か忘れたけど、子役に演技をさせるときに
「窓の外の空を熱心に眺めて、おもちゃだ!とセリフを言う」という演技をさせるときに、
スタッフを脚立に登らせて、包装紙に包まれたプレゼントを持たせた。それを徐々に剥がしていき、最後には中からおもちゃが出てくる。
大人から見れば無理矢理かもしれないけど、子供の心情的には意図した演技になるんだよね。
他にも着ぐるみを着させたスタッフをいきなりセットに入れて、子役がビックリした表情を収録。次に、着ぐるみの頭を取ると実は顔見知りのスタッフで子供が安堵した表情を見せる。その様子も収録。
結果顔だけの映像を見れば意図した演技になってる。
コントロールが上手い
興味深いエピソードだ
にしても、監督業には色々な能力が要るんだな
Brother Takeshi Kitano
http://youtu.be/AgjDYR6-DTU?t=30s
普通に取り出したら、音なんてしないはずだけど、音があった方が説得力(?)がある
映画のウソは、不思議だな
へぇ、そうなんだ
知らなんだ
マズルフラッシュと銃撃音、それに薬莢音(?)があれば一丁あがりだよねw
Adding Digital Muzzle Flash
http://youtu.be/P_NLYeQ4cKM?t=24s
ダンボールの銃でも銃撃戦はできるw
Cardboard Warfare.flv
逆に監督としては認められてないんだなって思ったな
まああんな邦画ばっかりならハリウッドスターから見ればそうなのかな
http://www.youtube.com/watch?v=iEn4clKLoo0
>>24
北野武は欧州方面で人気があるのじゃないかな
町山智浩が北野武「その男」について仏人監督との類似性を指摘していた記憶がある
だから、受け入れられる要素はあったのじゃないか
ニコラス・ケイジが評価する監督って、どういう人だろ?
来日したとき、清水崇に対してだっけ?
「一緒にやりましょう」とかコメントしてたけど
金欠だから、儲けられればいいのかな?
タケシ自体は、戦場のメリクリが有名だから、俳優としての認識しかないだろうね。
ロボコップの人が日本プロモーションでバラエティ番組に嫌々出てたら、司会者がなんか見覚えあるなぁ…ハッ!とそれが北野武だと気付いて「あなたの演技は素晴らしかった。」と突然ノリノリになったとか。
北野のアウトレイジも絶賛されてたけど微妙だったなぁ
逆に何が駄目なのかって聞かれると明確な答えは浮かばないんだけどね
アウトレイジ見ててLAコンフィデンシャル思い出したんだけどやっぱりストーリーの練りこみ方なのかなー
北野武の映画って演出はこだわるんだけどストーリーは浅かったりするからなぁ
なんというか、洋画に慣れてしまったというか洋画が根付き過ぎたんだろうね。
と同時にCGとかの技術の差がつき過ぎてしまった。
映画業界にいるわけじゃないからわからないけど、邦画は各部門のスタッフが大御所過ぎて監督が何か新しい事をしようとしても出来ないってのは聞いた事ある。
完全にハリウッドのパクリをやっちゃえばいいんだけど邦画は変なプライドがあるのかとも思う。韓国なんかは完全にハリウッド思考に移行してるように思う。
トニースコットみたいな映像が撮れる監督が日本に一人くらいいれば、邦画見に行くのになぁ
黒澤明の「七人の侍」は1954年の公開だ
Seven Samurai
http://www.dailymotion.com/video/xlszjg?start=9815
スピルバーグが、この作品に強い影響を受けているのは有名だが、
この窓越しのショットを見たとき、自分もやってみようと思った
のではないか
それが、このショットだと思う
The Lost World: Jurassic Park 2 – Official Trailer [1997]
http://youtu.be/CIkOdrJGNy0?t=1m18s
通常のアクションシーンに、窓越しのショットが挟み込まれると、
妙なリアルさを感じる
これまた、不思議な映画のマジックか
今では車の窓越しのショットは、もはや定番とも言えるのだがw
James Bond – Quantum of Solace car chase
http://youtu.be/Fk1k8hSJTVA?t=2m14s
七人の侍こんなところに落ちてたのかw
ありがたいわ
あと脚本に特化してなくてメイキング本だけど
「ロバートロドリゲスのハリウッド頂上作戦」が面白いしやる気出る
今すぐカメラ担いで映画を作りに行きたくなるような本だ
ところどころにハウツーねたもあるし
これだけ読んで脚本のお作法も定石も置いといて下手でもつじつま合わなくてもいいから
一気に書き上げるといいぞ
脚本のハウツー本はそれを書き上げてから読んだほうがいい
そのほうがいちいちなるほどと思える
数ページの短編シナリオの書き方と「何がドラマなのか?」って事に重点置いて語ってる。
尺にすれば数分の短編だからためしに書いてみるのもすぐ出来るし
自主映画とかなら短いのが多いからこれは役に立つと思う。
両方読んでみた方がいいのかな
2冊読みくらべてみたかたいますか?
(´・ω・`)(´・ω・`)
近所の図書館はリクエストが1人1冊2000円までという謎の仕様なんだ…
自分で買って確かめるしかないですね
(なんじゃそれ)見たけど、こんなしょうもない作品でも、照明とかバッチリ
だし、風景のシーンの色彩設計も行き届いていて、画が綺麗なんだよな
邦画の「貧しい」画を見ると、照明プランなんてあるのかと思う
つうか、邦画(の上映館が多い作品)は見て気持ちいい画とかを作る努力を
しているのか、非常に疑問だ
アメコミではないらしいがここ最近のアメコミ映画よりよっぽど良いと思う
ストーリーや演出を頑張ってるのが見えるけど一流ではないんだよな
個人的に評価したい
姑息に完全版で売上も。。。
真似て延ばせばいいのに人材もさ
何故出来ない
そう思う、特典やオマケ販売より観て面白がれるけどな~からの感想だ。
黒澤のが有名だけど、他の監督もそうだったのかな?
で、TV局製作中心の大宣伝タイプに限らせてもらうけど、
ここ十年で「この脚本はいい!」ていうのある?
なんか思い当たらないんだよな
それとも、元の脚本は良かったけど、プロデューサーと芸能プロのマネージャがもみくちゃにしてるのか?
それとも、そもそもの企画にムリがあるのか?
草薙剛がでてた「バラッド」は「クレしん 戦国大合戦」の実写化だったけど
オリジナルのいい部分が根こそぎ削られ監督(兼脚本)がどうでもいい要素ばっか付け加えて駄作になってしまった
後この映画、製作、プロデューサーに名を連ねてるのが15人はいるんだよ
こんなんじゃ方向性がちぐはぐでいい映画になんかなりっこない
ジャニーズ絡みの仕事したことあるけど、やはりジャニーズタレントの扱いにすごく慎重で、
立ち位置や並び順にまで口出してくる。合成いちからやり直したことあるもん
ハリウッドもそうなってるから仕方ない。
よっぽど酷い物でなければ資金出す人の要望はある程度までは聞く。
ホットファズの花屋のおばさんが死ぬとことか
ミュンヘンのあの五輪選手が撃たれる場面は、個人的にプライベートライアンの冒頭より迫力があると思う。てか怖くてあまり見れない。
デジタルは味付けで、ほとんどは現場での魅せ方が上手いんだろうけど、あれはマジで怖い
>>107
>色々あるがミュンヘンの女殺し屋がごぼごぼ血を流しながら苦しむとことか
http://youtu.be/dFfj4jkCj4M?t=3m21s
>>108
>ウロ覚えだけど「ミュンヘン」で死体の顔を動かすと、瞳が動いちゃうシーンなかったっけ?
http://youtu.be/GN7gSRcQwCU?t=13m32s
スピルバーグにしては不可解なミスショット
おーこんなミスするんだなぁ
単純に見逃したんだろうね
スピルバーグは編集も自分でやるけど大雑把だからね
全体像を見て面白い映画にしていくから瞳までの細かい動きは見てない感じだった。
人物の立位置とかは注意してたけどそこまで細かくはやってなかったなぁ
あういうところこそ、SFXで決めてほしいよな
あと、拳銃を撃つと反射的に目を瞑っちゃうけど、見開いた目と差し替えればモノホンっぽいと思うな
二回の洗面所の鏡張りの戸を開けるシーンとか見事だね
普通に考えたらカメラ映りそう
http://youtu.be/N89iZYmo0D8?t=4m24s
これ、左右反転させた動画を鏡の部分をグリーンにした画像にハメてるだけらしいw
シンプルなのに「オッ」って思うよね
「コンタクト」は好きな映画だな
ただ、異次元に行った時の描写が妙に説明的なのがイマイチなんだけど
あと、ジョディのドレス姿がまるで似合わん(爆
http://youtu.be/khRHAVw4w18?t=8m14s
ラストもいいよね
喧騒が終わった後に、ちょっとした謎を残して、ジョディが物思いにふける
http://youtu.be/EZwvdr1XYhA?t=4m20s
これって「ローマの休日」のラストに感じが似てる気がする
視線だけで名残を惜しんだ後、グレドリー・ペックが広間を歩いていく長回し
http://youtu.be/CKO1ztm9vfw?t=7m20s
ついでに「ローマの休日」で「二人の間には何もなかったのではない件」についてのブログ
http://finalvent.cocolog-nifty.com/fareastblog/2010/02/post-e3fe.html
公開時と現代とでは、映画鑑賞の前提となる「お約束」が違うのが面白い
トドメを刺す(撃つ?)シーンは、マズルフラッシュを描き足して、
髪の毛に風を当てているだけだw
http://youtu.be/dFfj4jkCj4M?t=4m10s
マズルフラッシュは、ほんの数コマだけ派手に描くのがコツみたい
シーン自体が短いけど1:03のところ
http://youtu.be/9NCZQMsVU00?t=1m
マズルフラッシュと顔への照り返しを描き足してるようだ
本当だったら、女の細腕では銃が跳んじゃうよねw
一般に、西部劇では煙を多めにして、現代劇では金属粉を混ぜて派手に火花が出るようにするらしい
これも、一瞬0:23のところ
タイミングよく停められれば、ほとんど画面一杯のマズルフラッシュが見られる
http://youtu.be/qfdux5WPX2c?t=21s
こんなマズルフラッシュ(というか爆炎)だったら撃った人間の命が危ないw
http://vimeo.com/23877961
タイムカウントを指定するパラメータはあるが、不調の模様
一度、スタートさせてバーが右端まで伸びて全部読み込んでから、開始点を指定した方が吉
01:12:00 大佐が入ってくるシーンは、ロケ撮影からスタジオを繋いでいる
スタジオ撮影で、外の背景が入口の外に一瞬見えるが、このシーンのためだけに描いた
01:12:06 大佐の背景は不気味な影が数秒間つづく
子供たちがいる場所を明るく対比させるための演出
01:12:25 ピントは入口に合っていて、大佐からは少し外している(画像が粗いので確認できない)
これは、大佐の内面に変化が起こっていることを甘いフォーカスで表している
01:14:33 大佐がマリアに残ってくれるように懇願
ジュリーは「強い」立場なので、階段の上にいて大佐を見下ろす演出
壁の色と衣装が近似しているので照明を当ててマリアを強調
01:27:50 踊りの間に、照明の明暗が変化することがマリアが恋心を抱いていることを表す
01:35:00 男爵夫人との「恋の鞘当て対決」では、背景に不気味な影でマリア劣勢を示す
01:58:12 振り返ったマリアに影が落ちる
これは言葉と内心が食い違っていることを示すフック
02:09:40 婚礼衣装に神々しい印象を持たせるために、後方から照明を当てる
マリアがいる上部の湾曲した天井には下から照明を当てている
その光は、画面左の部屋の脇にある箱に隠された鏡による反射で投射されている
反射光であるのは、尼僧と天井に映るその影の位置関係で分かる
こういう有名映画の演出解説もっと見たい
編集が良い映画と悪い映画ではここに明確な差があるんだよね
youtube等で、その例が示すことが出来るなら是非お願いします
ttp://www.youtube.com/watch?v=vOiPiqi4vng&feature=related
俺がいい編集だと思うのはたとえばブレイブハートのこの合戦
弓の一斉射撃、騎兵突撃、白兵戦、どれもアクションに至るまで短いカットで
溜めを作りまくってる(逆に討たれたり死ぬ場面は短い)
それにプラス、打撃音にあわせてカットを切ることで非常に爽快感のある合戦になっているんだよ
誰が何をしているかはっきりわかるということも重要。
1カットは短いけど実に規則的に、計算されて編集されてるね
なおコンテュニティーはまるっきり無視されてるけどこれは編集者の中で優先順位が低いみたいだから気にする必要はないとおもう。
やっぱり監督志望者が多いのかな
>>136
そういう見方はしてなかったなぁ
演出が良いと思った映画をコマごとに確認してるくらいだわ
映画って全体を通して見るとつまらないけど一つ一つの演出では良かったりする物もあるんだよね
演出もある程度パターン化されてるから本になってたりするのかなぁ。
やはり独学だけじゃなくて書籍もある程度買っておいたほうがいいか
http://youtu.be/3skB2EdM4bY?t=1m
メイキングは未見だけど、この造形的に複雑な爆発はCGだろう
通常のVFXだったら、手前の少女への爆炎の照り返し、爆風の吹きつけをするのではないか
右側ののぼりが揺れているだけ、というのも妙といえば妙w
想像だが、ロケ地で撮影を済ますために、グリーンバックを持ち込んで撮ったものの、
「リアクション」まで考えていなかったのではないか
この辺の、ちょっとの手間が「嘘のリアル」として欲しいところ
ま、ワイルド7全体の出来となると、脚本の話になるので割愛w
一方、Mr and Mrs スミスの7:30でアンジーの髪がなびくのは、風を吹き付けている
http://youtu.be/LRflxYKo5Nc?t=7m28s
が、これはストーリーに何の関係もないw
単にカッコいいから
こういうムダな手間がショーアップ(の1つ)ということなのだと思う
「スミス」も主演の二人にとっては記念すべき作品だが、出来となると微妙だけど
一度とらえたら離しません―。東京大学の石川正俊教授と奥寛雅講師らは、
高速で動く物体をとらえて常に画面の中央に表示する映像を公開した。
目や普通のカメラでは追うのが難しい対象物が止まっているように見える。
http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0720120710eaai.html
1ms Auto Pan-Tilt for perfect recentering
http://www.youtube.com/watch?v=9Q_lcFZOgVo
映画でも使えそう
http://www.youtube.com/watch?v=3TlCGh5Pc90
この研究はアプローチ法が違うようだ
http://www.k2.t.u-tokyo.ac.jp/mvf/index-j.html
ピンポンは分かりやすく説明するためのデモで、もっぱら微小な世界の技術だね
ま、「新たな映像表現が求められる映像・メディア分野」でも使えると言ってるけどw
ステディカムが要らなくなるのかな?
画面は少しだけ狭くなるのだろうけど
AEのワープスタビライザーにはその昨日がある。
でもこの3Dスタビライズ、完全なゆっくりな動きしか無理そうだね。カメラがパンしつつ歩きながらなんて場面の処理には向いてなさそう。
そもそもこんな落ち着いた場面ならステディカム使えるだろ!っていうね
全編にわたって使用されてるって話だけど
これも映画表現の一部として定着していくのかな
スターウォーズでも使用してるくらい
人件費に機材に他にも細かく金かかるし自主制作でも金は出てくなぁ。
妥協に妥協を重ねて作る映画でもいいか
予算がなくても、予算がないなりに脚本を工夫するなり策はあると思うよ。
スピルバーグのジョーズなんてその節約演出が評価された訳だし。
日本の監督でやたらCG多用する監督がいるけど、よくCGを見たら超手抜きなんだよね。土砂降りの道を走ってるのに足元で水が跳ねてなかったり。
そういうのは「ほぼCGで撮影する」という予算と質と内容を無視したコンセプトだから結局そういう荒らで映画全体が安くなる。
予算がないならないで、その予算内で一番良い映画を作るのが監督とプロデューサーの仕事だと思うけどね
工夫ってもんがないんだよそういう作品は
制作費何億もかけてこれ!?みたいな金かけてもショボイ作品多すぎ
リドリースコットは暇があればちょくちょくセットを見に来て注文つけるから、その修正でセット大が半端ないって聞いたけどなぁ
ブレードランナーなんてセット大が大きく予算オーバーしたとかなんとかじゃなかったっけ?
まず、スミス夫妻のアンジー
アンジーは、このポーズの後、余裕で脱出する
で、後れ毛が風でなびく
http://youtu.be/7C1miwFdQOQ?t=1m55s
次は、主人公の超人的な活躍を描いた(らしい)抗日映画
スローでのキメポーズは明らかに邦画の影響ではないかw
そして、なびく後れ毛がサウンドエフェクトと共にバッチリ決まる
http://youtu.be/Ji5kd-olWKk?t=2m5s
にしても、こんなのばっか見て中国の人は飽きないのだろうか
最後はボリウッド映画
ディーピカ・パディコーネのデビュー作で、演出する必要もない美貌ですけど
振り返るところで、フワリと後れ毛に風が当たるわけです
http://youtu.be/P7uLV5f79OE?t=14m20s
後れ毛がフワリは、主人公のプラスのイメージを強く印象づける演出っすね
三番目のは、従来のロマンス映画でのロングヘアーが陽光でキラキラ&サラサラと同類かなぁとは思う
他のは、従来はヒーロー向けだった演出が、ヒロインにも適用されるようになったという話ですわ
「デンジャラス・ビューティ」で、クライマックス近くで、主人公が相棒の男を余興披露として思いっきり痛めつけるシーンがある
http://www.youtube.com/watch?v=97JIFQzw8NM
このシーンだけでは、相棒との仲が危ぶまれてしまうので、その前フリとして、捜査に加わる話を格闘しながらするシーンが冒頭部に出てくる
http://www.youtube.com/watch?v=aEBLrCGhTVM
このシーンを振っておくことで、ラストでのシリアスとも言えるアクションを「中和」できる
「マルコヴィッチの穴」は、ジョン・マルコヴィッチの頭に通じる穴を見つけるというハチャメチャな話だが、その前フリとして7と1/2階のフロアという設定が出てくる
http://www.youtube.com/watch?v=T2Y7oo3iB40
この荒唐無稽とまではいかないが、かなりケッタイな話でウォーミングアップしてから、本題のマルコヴィッチの穴に入っていける
http://youtu.be/OpZknAZxSjU?t=51s
話のインパクトを強調すると、荒唐無稽さが際立ってしまうので、慣らし運転をしてみせるという技法でした
めずらしく脚本の話題ですね
ちょっと勉強になった
>>251 すみません また画づくり話です
チンダル現象というのがあって、空気中の塵が太陽などの光で目立つものだ
見ようによっては「うへ、ホコリだらけだ」だが、映画での演出に使われてきた
従来のチンダルの扱われ方は、どちらかと言うと、穏やかな様、懐かしい様を示すのがもっぱらだった
「小さな恋のメロディ」では主人公たちの初デートシーンで使われている
光もマジックアワーに近い感じになって、タイミングはバッチリ
光が全体に回っているので、塵に反射して「イイ感じ」になっている
http://youtu.be/W4k21trFQe8?t=5m10s
次の「ピースメーカー」でも、敵方の主人公の故郷での静謐な生活を表すのに使われている
低解像度なので分かりにくいが、カメラが窓の方を映すと、陽光の中で室内がボンヤリ見えてくるのがチンダル現象
http://youtu.be/gtNbX-qis3I?t=54s
このチンダル現象を会議室シーンで重厚感を表すのに使うテクが見られる
まだ未公開の「OLYMPUS HAS FALLEN」で会議が始まる際、モーガン・フリーマンの周囲が霞んでいる
http://youtu.be/74F_pts7Uhg?t=1m44s
これは、一種の「空気遠近法」みたいなもので、近距離なのに風景があると錯覚させる
ルネサンス期あたりの絵画から使われ始めたらしく、遠くが霞んでいると、何となく宗教的な厳かさを感じてしまう感性を利用しているのかもしれない
また、特撮ファンなら「ウルトラマン」などではスモークを焚いて、遠景を霞ませていることはお馴染みだろう
近日公開の「リンカーン」となると、チンダル映画と言いたくなるほどだ
http://www.youtube.com/watch?v=qiSAbAuLhqs
室内といい、室外といい、画面は霞みまくっている
スピルバーグは、前作の「戦火の馬」で、近代のシリアスなテーマを扱う際の画づくりを研究して「リンカーン」に臨んだのではないかと思う
チンダル現象っていうんか
前からスピ映画はホコリ多いなとは思ってた
カラーパープルとか
あれってホコリとかためてんのかな
誰かの汚い家の隅から採取してーーとか
ちょっと笑える
今はAEとかで入れてるの?
短編とかは撮らないの?
色々面白く研究してるのにもったいない
プールサイダー、という言葉があって…、まぁ、そういうことです
閑話休題
墓地では雨降りが鉄則、かどうかは分からぬが、雨降りシーンが多い
言うまでもなく、登場人物の心情を台詞ではなく、天候で表すからだ
墓地での追悼シーンは、アクション物では犯行の動機付けを表すことが多い
「ザ・ロック」がそうで、典型的な墓参りシーンで、雨降りで登場人物は泣かない
http://youtu.be/0Z176N5lh7w?t=2m38s
製作者にドン・シンプソンの名前があるのが感慨深い
「ウォッチメン」のコメディアン葬儀シーンも画的には典型的だ
原作未読なので、オリジナルに沿ったものなのかどうかは分からぬが、凝った撮影とあまりに有名な音楽で見せてくれる
ナイトオウルの眼鏡に雨が流れ落ちるのが、泣いているようにも見えるのが面白い
http://www.youtube.com/watch?v=eXNc53rIFe8
もっとも、ナイトオウルはコメディアンの死が悲しかったかどうかは良く分からないが
本作は、作り込んだ(というか難解と言うか、な)話によって登場人物が動かされるので、いまいち感情移入しにくい
「ピースメーカー」の墓参りする人物は泣いている
その代わりというか、ロウソクに手をかざして火が消えないようにする演出が、肉親の死を悔いても悔やみきれない様を表していて、冴えている
このシーンで、彼はこの映画をさらったと言えるんじゃないかな
http://youtu.be/l5Z9mOGKpkU?t=1m7s
一般に勧善懲悪モノでの仇役は、ふてぶてしい髭面だったりもするが、本作は物静かな男というのが特徴的
作品ストーリーはイマイチだったが、仇役は魅力的だった
だけで助かったりと言った荒唐無稽な場面があるけど、映画の前半に主人公が学校でターザンごっこをする
場面を一瞬入れてるからほんの少しだけ説得力が増してる
というような手法ですかね
あ、そうかもしれませんね
って、実はターザンごっこのシーンを思い出せません
すみません
えーと、この「助走」やら「ウォーミングアップ」の話って、敷衍していくと、
「特訓したので、戦場で大勝利できた」みたいなシンプルな話も含まれてしまうのですよね
どこで線引きしていいのやら分からなくなる
そもそも何と名付けるべきなのか
「観客が余計な感情や違和感を持たなくて済むようにエピソードを挟み込む手法」ですかね?
一言にすれば、バランスとか、フォローとか、かなぁ
「イン・ハー・シューズ」の主人公が養老施設に勤めるのだが、
http://www.youtube.com/watch?v=J6Z3mb0ez08
↑ただの予告編ですw
彼女は手癖が悪くて、それって結構ヤバいでしょう、と思うが、
施設の婆さん連中がお見通しというシーンが挟まれると、
あら不思議、それほど犯罪的でもないように見えてくるw
窃盗犯であることに引っ掛かると、鑑賞の妨げになるので、サラリと流しているのだ
うまい脚本は、物語から外れないような仕掛けも施されているのだと思う
序盤ならセットアップ、話が進むと256さんの言うようにバランス等になってくるものかと
「選択」を強調する映画と言えば、マトリックス・リローデッド:2003
http://www.youtube.com/watch?v=2wdKlWXyUkc
「選択」を与えたら人類発電システムが機能するようになった、という興味深い物語の続編
世界を救うか、愛する女を救うかと迫られ、ネオはトリニティを取る
もし、ここでアーキテクトがドアを反対に教えていたら…
と、ほとんどギャグなことを考えた脚本家がいた ←オレの妄想ですけどw
それが、ダークナイト:2008
http://www.youtube.com/watch?v=Sw6-Ni9MyJs
バットマンは、ハーヴェイ・デントではなく、レイチェルを救うはずだった
しかし、ジョーカーは反対に教えてバットマンを罠に陥れるという「神」展開w
生死選択に悪魔的なヒネリを入れたシーンは、この作品の白眉でしょう
そして、フェリーにおいてジョーカーが選択を強要するのを一人の囚人が斥けるシーンも、これに勝るとも劣らない
http://www.youtube.com/watch?v=y3T_HvYlkoU
「ダークナイト」は観客を惹きつけて止まない究極の選択映画ですね
で、この「わざと反対に教えるネタ」は頂き!と考えた脚本家がいた ←オレの妄想ですけどw
それが、パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉:2011
http://www.youtube.com/watch?v=q8waPhiurrA
人魚の涙と生命の泉が入った杯をあおれば寿命を得るが、生命の泉だけを飲んだ、もう一人は命を失う
ジャック・スパロウは、父である黒髭に「娘を救え」と生命の泉だけの杯を促すが、彼は人魚の涙入りを飲み干して娘に「俺を救え」と言う
が、ジャック・スパロウは、黒髭の曲がった根性を見越して、わざと反対に教えていたのだ
ま、流れから予想はついちゃうけどw
娘を溺愛してたので黒髭は気高く死を選ぶと思いきや、という造りにすれば、もっと落差がある幕切れになったのに惜しまれる
Mr.スポックも次回作では、任務遂行のために生か死かの窮地に陥るらしく、J・J・エイブラムスは果たして、生死選択にどんなツィストを入れてくるのか楽しみ
http://www.youtube.com/watch?v=nFls6CMcrEI
(転送して一件落着じゃないよね…
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