【国際】映画スターの「1日150円生活」は景気にマイナス?…「ロックスターにできる最大の貢献は、ロックスターのようにカネを使うこと」
しかも大幅に。
世界の貧困に対する意識向上のため、1日1ドル50セント(約150円)の食費で5日間生活するためだ。
この「Live Below the Line(標準以下の生活)」と題したキャンペーンは、極貧に生きる世界の14億人の人たちがいかに困難な生活を送っているかについて、人々の関心を高めることを目的としている。
報道によると、現在までにキャンペーンへの参加を表明した著名人には米映画俳優・監督のベン・アフレックさん、米歌手ジョシュ・グローバンさん、米女優ソフィア・ブッシュさんなどがいる。
だがそうした著名人の耐乏生活プランは望み通りの効果を上げられない可能性がある。一部エコノミスト、特に自由市場の利点を称揚する右寄りの人たちは、ロックスターにできる最大の貢献はロックスターのようにカネを使うことだと主張する。
ベン・アフレクックさんが生活費を1日1ドル50セントに切り詰めるよりも、
ランボルギーニに大金を投じる方が経済、ひいては貧困を救うことになる可能性がある。
米ジョージメイソン大学マーカタスセンターのシニア・リサーチ・フェロー、マシュー・
ミッチェル氏はこう述べ、「人々はモノの交換から利益を得ることになる」と話す。
これに対し、「Live Below the Line」のような取り組みは問題を逆に見ている可能性がある、と他のエコノミストらは指摘する。
米ゴードン・カレッジの経済学者で『Economic Growth: Unleashing the Power of Human Flourishing(経済成長:人類の繁栄力の解放)』の著者、スティーブン・スミス氏は、「われわれ豊かな国の消費が他国を貧困化させているという考え方がある」と
述べたうえで、「米国民全員が商品の購入をやめても貧困国の人々を助けることにはならない。むしろ困窮させることになる」と話す。
こうした見方を裏付けるデータもある。米労働統計局のデータによると、米国では所得上位20%が消費全体の約38%を占めている。
専門家らは、景気を浮揚させ続けるうえで極めて重要な要因の1つが、そうした高額所得者の惜しげない消費だと指摘する。
もちろん「Live Below the Line」の目的は、経済を通じたカネの流れの仕組みを実証することではない。
人々に共感を呼び起こし、公平さについて考えさせることにある。これらは、測定可能な結果ばかりを重視しがちなエコノミストが必ずしも経済成長モデルに織り込んでいない美徳だ。
同キャンペーンを運営する団体のウェブサイトには、「極貧に生きる人々にとっては1ドル50セントで食料と飲み物以外にもはるかに多くを賄わなければならない」とあり、「それは健康、住居、輸送、食料、教育を含む全てだ。
それが信じがたいほど多くの人にとっての現実だ」と記されている。
キャンペーンの広報担当者は、その目的について「意識の向上」にあると述べ、昨年の取り組みでは300万ドル(約3億円)の寄付を集めることもできたと話す。
ソース(ウォール・ストリート・ジャーナル日本版)
http://jp.wsj.com/article/SB10001424127887324289404578443720484545656.html
写真=自ら主演・監督した映画『アルゴ』で第85回アカデミー賞作品賞を受賞したベン・アフレック氏
元スレ:http://anago.2ch.net/test/read.cgi/wildplus/1366866466/
増えた生産力は人口増へと繋がる
んだが貨幣経済ではこの式が当てはまらない場合が出てくる
何でも一旦は貨幣に変換されるからね
貨幣を持っていないと欲しくても物が手に入らない状況が発生する
少子化の最大要因がここにある
金持ちはより良い物を求め、貧乏人は子作りを諦める
貧困国は貨幣経済が未発達だから結構子沢山なんだぜ
簡単なんだ、経営なんて!
価格破壊力でV字回復だ!(キチガイ目)
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