“彼女”が夢を叶えるには、”男性”として生きるしかなかった!!【アルバート氏の人生】
1: 名無シネマ@上映中 2012/12/23(日) 23:02:42.02 ID:2aQwSKOv
これ観たいんだけど、上映館が少ないな
それなりに多いほうだと思うよ
東京だけとか大阪名古屋入れて3箇所とかの作品いっぱいあるし
というかTOHOのHPの公開予定作品にあるから全国でやるのかと思ったら東京だけじゃん^_^;
元スレ:http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/cinema/1356271362/
誰かが言ってたけどホントに空しい人生だったな
ミアの私生児に名前残したのと友人のヒューバートとミアが家族になることが示唆されるラストだけが救いか
それにしてもグレン・クローズは巧く演じてたけど
やっぱり骨格や筋肉の付き方は女性なんだよな
ヒューバート役のジャネット・マクティアはその点男っぽい仕草が秀逸
彼女がおっぱい見せたとき隣に坐ってたオバお嬢様が息呑んだから
すっかり男だと騙されてたみたいw
でもヒューバートとアルバートが女装するシーンがあって
あそこだけは逆に二人とも男に見えたw
俳優に詳しくないからペイジさんにはすっかり騙されてびっくりしたよ。
アルバートさんはもともとそういう志向だったんだろうな
そのへんがよくわからなくてミアに告白する下りで戸惑った
使用人の全遺産盗んじまってケロリとしてる
ペイジさんはアルバート氏の遺産のこと知ってるんだから
塗り替え請求吹っかけてやればいいのに
>>20
彼女はそういう性的嗜好でなくて本当に生活のためだけの理由で男になったんだと思った
逆にペイジさんは女房持ってるけど彼女は同性愛者だろうな
もしアルバート氏も同じだったら結婚に持ち込むまでの方法で悩んだりしないだろう
ペイジさんも女将のことよく思ってなかったみたいで、
最初の仕事が終わったときにロビーとかいくらかかるか聞かれて、
払えないといわれるような値段を答えてたから吹っかけたんじゃないかと思うよ。
アルバートは同性愛者じゃなくて、告白はカモフラージュのため。
ヘレンを選んだのは、ヒューバートにヘレンがいい女だと言われたからか?
人に言われて選んだんだから、やっぱり本気で惚れたとかじゃないと思う。
最後にヘレンを守ろうとしたのは、母性愛に近い感情なのかね?
それとも、本当に男になりきって好きな女を守ろうとしたのかなぁ。
その辺の感情の描写がないから、よくわからん。
非モテというより人との関わり方だろうね
同僚はいたが、友人はいないんだから
ヘレンを選んだのは多分そういう理由だと思うが、助けたのは正義感からでは?
妊娠した事で捨てられるかもしれないというヘレンの気持ちを知ってたわけだし
最後に自分を客観視できなくなって結果的に悲劇に見舞われるのは
自分が望んで手に入れられなかった家族が
自分のものになりそうな成り行きになって
無我夢中になってしまったんじゃないかと思うわ
実際は生まれた身体と心の性が一致しない、いまで言う「性同一性障害」(身体は女だが心は男、女に惹かれる)で、
女の子には本気で惚れた
って解釈で何の矛盾もないんだが
監督のロドリゴ・ガルシアも脚本・主演のグレン・クローズも
アルバートは生活のために男になったと言ってる
即ち14歳のときに急募されたウェイターの職にありつくため
中古の紳士服を手に入れ男装して以来男として生きてきた
アルバート氏は明らかに生まれながらのバイセクシャル感覚の持ち主ではなかった
その過酷な運命が男装という鎧を背負わせてしまったのであるって
まぁ制作側の意図とは違う解釈は観客の自由だけど一応参考までに
ヒューバートの生き方を見て自分もそうありたいと願ったんだよ、こんな人生もあるのかと
どれだけの孤独の中で男と偽り生きてきたかが分かるよね
本当の(女性の)名前は?と聞かれてもアルバートと答えてるけど
乱暴の事実もアルバートに「女性」を封印させる理由としてそれだけ大きかったということ
で、あまりにも長い人生のうちに徐々にアイデンティティを喪失したんだと思う
同意
女性としての自我がレイプのときに一時失われて、そして長い孤独の中でそれが確実になったなかで、
誰かと共に生きていきたいっていう気持ちがあるけど、無理だと思ってたのが
ヒューバートとの出会いで自分にも手に入れられる人生かも知れないって気づいた。
始めはマントルピースがある暖炉の前で編み物しているのは誰でも良くって、
ヒューバートとその妻、そしてヒューバートも気に入っていたヘレンと家族になる、
っていう感じだったと思う。
でも、ろくでもない男に捕まっている、自分のように酷い人生を歩んできたヘレンを助けてやりたいと思うようになった。
そこに男女のような激しい愛はなく母性愛なのかも知れないけど、静かな愛はあったと思う。
最期の夢の中にヘレンも誰もいなかったのに微笑んでいたのが印象的だったな。
同意!
アルバートの孤独が声高には叫ばれないが映画全編にぎっしりつまっていて
重く、息苦しいくらいだ。男にひどい目にあわされたあの時代の女たち
アルバートもペイジも、そしてヘレン。彼女たちをみていると男は疫病神、
女同士で助け合って暮らすほうがどんだけ人間的で平和で豊かな生活
おくれるかと思った。
でも人間てひどい目にあっても他者とのつながりでしか幸福になれない存在
なのだなあ。ペイジの家で三人で笑う場面があるけど、きっと
アルバートは本当に何十年かぶりにこんな風に笑ったのだろうなと切なかった。
ぞくぞくするほどすごい女優、グレン・クロース。ストリープと賞争いとは!
まだオスカーとってないなんて信じられない。ミアは大女優になるような予感
ちょっとした表情がすごく素敵だった。
アル中になっちゃって一時は映画の世界から消えちゃうんじゃないかと
思ったりしたけど、また戻ってきてくれて嬉しい
アルバートとペイジがドレスを着て家から出て来るシーンが、「初めての女装」にしか見えなくて会場から笑い声がしてたわ
あそこまでぎこちないのは女優として凄いわ(笑)
ペイジがメキシコで女装したジョセフ・ジョースターみたいだったな
というか顔と体のバランスが可怪しいよな、ペイジ^_^;
アルバートは、ホテルのウェイトレスからは好かれていたと思う
名前忘れたけど、黒髪のウェイトレスはアルバートが好きだったんじゃないかな?
ジョーや妊娠の事がなければヘレンとのこともみんなが応援してくれそうな雰囲気だったしな
よく分からないけど面白い映画はけっこうあるよ。
ポセイドンアドベンチャーに出てたマーティン役のレッド・バトンズだ。
そっくりだ。
役柄もずっと仕事だけしてきた寂しい独身男で、通じるものがある。
(映画だけを見ると女が好きかどうかよくわからないんだな、女性と暮らすのが一番幸せなのはわかる)
一方JRM演じる金持ちの男は自分の好きなようにできる
・服装フィルターがかかってない子供には、アルバート氏が女なのに男の服装してる人に見える
なのか
・実母の身内関係者でアルバート氏は実母の父系顔
あるいは
・実父も上流の人でアルバート氏は父親似、あの子供は身内関係者
で、見慣れた顔に似てるアルバート氏が気になったとか。
大人たちは女だってわからなかったけど
子供には不思議に見えたのかな
ペイジ氏には父のような兄のような姉のような感情。
ヘレンには母のような。
ヘレンをお腹の子供ごと救おうとしたのは母性愛ぽく思われたけど、
実母の面影を追ってんだよね。
どっちも年下なんだけど、アルバート氏の方が幼い。
あんなに年を取って、もう老女なのに、
14の少女のままに思えた。
ペイジ氏に会うまで、ずっと時計が止まってたんだろうね。
不思議な作品だった。
>実母の面影を追ってんだよね。
ああ、そう考えると、ジョーに向かっていったシーンは
「ママをいじめるな!」って闇雲に暴れる子供みたいだな…
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