山田洋次監督「寅さんの時代の元気が今もほしい」倍賞千恵子「渥美ちゃんに散々笑わされた」
上映前のトークイベントに、山田洋次監督、出演者の倍賞千恵子、前田吟、佐藤蛾次郎が登壇した。
山田監督はシリーズ第1作について「試写室で見て、なんだかちっとも面白くないなって。笑いがないなと思った。
会社は喜劇を作れと言っているのに、こんなクソ真面目な映画ができちゃった。僕も落ち込んでいたし、会社も絶望していたんじゃないかな。
でも映画館はお客さんでいっぱいでね、しかもみんな笑うんですよ。これには驚いた。その時のことは一生忘れない」と明かした。
また、当時の撮影現場について聞かれた倍賞は「楽しかったです」と語り、渥美とのシーンでは散々笑わされたことを告白。
「渥美ちゃんが笑わせるもんだから、NGをどのくらい出したか分からない。
結婚式のシーンはお嫁さんだから白塗りをしていたんですけど、化粧はどんどん崩れてくるし、
最後は山田さんが笑いながら『はい、カット』って。おかしくて、おかしくて」と、その雰囲気を伝えた。
前田は「僕が25歳の時に山田監督が『会いたい』っておっしゃって。
そこから入って、監督にいろいろ教えていただいた。それが博の原点であり、僕の俳優生活の原点でもある」と振り返った。
一方、佐藤は「うちの事務所の社長が『今度、山田洋次って偉い監督がオーディションをする』って言うんだけど、『(そんな人)知らねぇよ』って。
それで2時間半遅れて行ったんです。脚組んでたばこ吸ってオーディションを受けた。それでも使っていただいた」と明かした。
最後に、若い世代への送る言葉を求められた山田監督は
「そんな偉そうなことは言えないです」としつつも、
「あなた方が生まれる10年も20年も前に、この映画が封切られた。寅さんの時代は活気にあふれて元気だった。
ああいう元気が今もほしいなと思います。君たちもそういうつもりで活動してほしい」とエールを送った。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160805-00000001-tvfan-ent
エンタメOVO 8月5日(金)14時17分配信
スレッドURL:http://hayabusa3.2ch.sc/test/read.cgi/mnewsplus/1470375401/
いい意味でも悪い意味でも寛容だったよな
そしてあんたの言うとおりあんな時代はもうこないよな
まあいい映画はいつの時代も人を楽しませるんだろうな
初期の寅さんはアウトロー全開だな
昔見てびっくりした。
寅さん、キレッキレですんごいパワフルなんだもん。
ジェームスブラウンの昔の映像見た時と同じ感想持った。
引きこもりは寅さんが好き、
理由は
「定職についてなくてもヘマやっても実らぬ恋愛やっても
なんだかんだ言って団子屋の人たちは寅に対してあたたかい、寅を決して見放さない」
みたいなことを言っていた
今朝のNHKでも若い人が
「寅さんは自由でうらやましい。周りの人も言いたいことをずけずけ言って空気なんか読まなくてもみんな仲良しなのがいい」
みたいなことを言ってた
所詮は左巻きの山田洋二が描くおとぎ話だからな
現実問題だったら結構深刻
さくら夫婦の息子は一人っ子だから両親+叔父の老後の面倒を一身に背負わないければいけないし
今の時代なら身内に無色でふらふらした面白いだけの成人男がいて
両親だけじゃなくその男の老後も面倒見なきゃいけないとなると結婚はかなり難しくなる
寅さんは映画という無責任な世界のなかの娯楽だから楽しめるし
現実離れしてるからこそ名作と言える
渥美清の死後、山田洋次が撮った「弟」が、寅さんの死を描いたものと言われていて
そこでは主人公は大阪で行き倒れ、公共の施設で死ぬことになってたな
甥っ子はまだ成人していない
お金は公共だからいらないって
作品に関わった人はまだ結構いるんだし、マドンナ同士の共演で
「そういえば寅さんが~」 「アナタ寅さん知ってるの?」的なさ。
悪くないな。
まずは出演回数の多い浅丘ルリ子と竹下景子辺りからやってくれると見やすいかも
タコ社長は澤部とかでよさそうだが
出川は天然度高過ぎるしな
ウド鈴木でいいじゃん
イケメンでスタイリッシュでモテそうなのに3枚目ってなると江口洋介しかいないと思う
あとは朝青龍顔だとかそんな話にしかならなくなる
なんでこんなのが面白いんだろう?こういう風に1度も見たことなく思ってたけど
年取ってから見たら超はまった 面白くてしょうがない
昨日のBSの実況も楽しかった できれば48作放送してほしい
フラッと入ってきた客が居間に腰かける、今は一般住宅では見られなくなった
田舎の家では珍しくないけど東京の家じゃああいう作りは
商売してる家独特かもな
映画史に残るような傑作場面と、詰まらないマンネリ場面が混在してるんだよね。
しかも後期作になればなるほど、マンネリ部分が多くなる。
でも通して見なければ分らないシリーズ独特のつながりがあるんだよね。
スターウォーズ興味ない女の子に全作通して見てもらうのに
通じるようなむずかしさがある。しかも寅さん48本あるからな。
おいちゃん「この間のことがあるだろ!」
寅「この間?なんだっけ?」
おいちゃん「ミツオの先生(若い女性)のことだよ!」
寅「あぁ、あれね・・・あの頃はオレも若かったから」
おいちゃん「バカ!あれは先月のことだ!」
最後のセリフをおいちゃんが笑いを堪えながら言ってた。
当然、周りの演者も笑いを噛み殺してた。アドリブかな?
アドリブっぽいよね
めっちゃ面白かったわ。
続男はつらいよの佐藤オリエとかいうのがマドンナの回が一番好き
次は夕焼け小焼けだな
主人公はストリートのアウトサイダーだが
2人のボス=社長を相手に、対等に討論したり、バイオレンスも繰り広げる男
恋する相手はその時代の旬の美人キャラ
根底には、妹萌え
冒頭にメインキャラ使った二次創作
これがアニメ・コミックなら、みんな大好きな要素ばかりじゃないかw
望郷篇の浦安がまだ漁師町、漁村の雰囲気残してるんだよな
杉田かおるが上京してくるときの渋谷にはハチ公の前に噴水があったり。
その頃は後半はつまらないと思ってたけど、大人になると見方が変わってきたな
小林桂樹の教授は最高だな
この回と寅次郎子守唄は味のある良回だと思う
三国志なんかもなんで支持されるてるか考えると、
世代によって感じ方変わってそれぞれ楽しめる要素あるからって言うもんね。
けっきょく自分の身の上と照らし合わせて観る映画なんだな
どう考えても、もう時代に合わないから作れないな
そりゃ今の時代の娯楽は今の感性をもった監督が描かなきゃ
山田洋次だって寅さんの脚本書き始めた頃はまだ30代だったんだし
今の感性じゃ撮っても別物にしかならんのよ
もう「男はつらいよフーテンの寅」でもなんでもないテキヤの映画にしかならんでしょ
案外それが面白かったりするかも知れんが、それはまた別の話
コメント
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コメント (5)
昔は良かったのかもしれんが山田洋次みたいなカビ臭い映画が今もはびこってるのはダメだな
今の映画はクソだ観る価値なしと断じてる老害と同じやな
程度が知れるわ
「おとうと」は男はつらいよとも通ずるところがあって面白かったな
小さいおうちは良かったね
駿とかもそうだけどやっぱり現役世代だと戦前・戦後の人間の立ち居振る舞いに説得力があってとても良い
そこら辺を舞台にする作品も多いんだからそういう文献や通常の記録映像では残らないようなものを次代の作り手は継いで行って欲しい
「家族」は緩いロードムービーかと思ったらまさかの鬱展開だったな