MW-ムウ-
まず、「MW」ってなんだろう…?と
意味の分からないこのタイトルに惹き込まれました。
手塚治虫の問題作の映画化らしいけど、なるほど、恐ろしいくらいに衝撃的!!
主演の玉木宏と山田孝之が実に対照的な二人を演じきっていて見ごたえがあった。
特に玉木の美しく冷酷なまでの徹底した悪役ぶりは惚れ惚れするくらいお見事。
あそこまで悪になりきれるって役者としては面白いだろうなぁ~と思ってしまう。
原作は読んでないけど、漫画チックに想像を掻き立てられる玉木のスタイルや衣装、
シャープでスレンダーな容姿全体像はぴったりなんじゃないかと思った。
個人的には、は虫類系の顔と彼の声が大の苦手なのでどうもダメなんですが(^^;
特徴ある個性的な声が、逆にラストまでも印象づけている。
そして、山田君の心情的に苦悩する姿、陰のある役は上手いです。
妖しいまでの玉木との接近度(スキンシップ)?に、ちょっとドキドキしながらも
美的に耐えられる魅力を解き放ってました。
あと、年齢的にも体力的にも頑張ってたのが刑事役の石橋凌。
今回、汗だくで走る!走る!相当走り込んだんじゃないかな…
カーチェイスも見どころの一つでヒートアップしてました!!
独特なタイの町の色も興味深かった。
ストーリーはとっても恐ろしく怖くて、いったい何を信じていいのやら、、、
見えない政府の力ほど怖いものはないと思った。
力のあるものほど怖いことはない。
そして最後の最後まで抜け目ないというか、エンドロールが横文字なのもかっこいい!
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