ワイがクレヨンしんちゃんの映画を紹介していくスレ
公開 1993年
監督 本郷みつる
あらすじ
夏休みのある日、駄菓子屋で購入した「アクション仮面カード付き」のチョコビを購入したところ
幻のNo.99を手に入れ、時空移動マシンという奇妙なアトラクションに乗る。
その翌日、彼らはそのマシンによって「アクション仮面が実在するパラレルワールド」に移行したこと、
宇宙からの侵略者「ハイグレ魔王」が東京中の人間をハイグレ人間に変えていることを知る
クレヨンしんちゃん初の長編映画作品であり、ここから25年以上も毎年新作アニメ映画を出し続ける
なにげにすごいシリーズの記念すべき第一作や
引っ越し物語までの約22年間興行収入記録を破られなかった不朽の名作や
初期のしんちゃんの大体のことに動じない本郷監督の特徴である、しんちゃんのキャラクターを活かしきったやり取りと
子供目線で展開される不思議で色鮮やかな世界観が特徴的や
流石に一作目というだけあって、まだ方向性を探りつつある映画らしい拙さがちらほらあるが
ハラマキレディースやTバック男爵のようなおちゃらけた敵キャラクター含む、しんちゃん映画の「定番」が
作られているせいか、意外とおもろい作品やで
まんじゅうみたいなしんちゃんと、スーパーメカによって喋れるようになったシロとの掛け合いもコメディチックでおもろい
クレしんヴィランズ:ハイグレ魔王
東京都庁に宇宙船で無断着陸した挙げ句、パンストかぶった変態の群れを率いて
ハイグレ光線で人々をハイグレ人間にしてしまうオカマの宇宙人
とかいう、なにげにクレしんヴィランズでも相当癖が強い方のキャラクターや
ただし、自分に抗う可能性のあるアクション仮面を実質無力化させたり、終盤でやってきたアクション仮面相手に
五角以上の立ち回りを繰り広げるなど、悪役としてはしっかりしとるで
クレしんプリンセス:桜ミミ子・リリ子
アクション仮面のパートナーであり北春日部博士の助手であり、本作のクレしんプリンセスや
プリンセスではないけど
アニメでも度々登場していたが、常識のない北春日部博士や野原一家に振り回されながらも冷静にツッコミを入れていくよきキャラクターや
かわE
スレッドURL:https://hayabusa.open2ch.net/test/read.cgi/livejupiter/1569932915/
世界名作劇場ニキかな?
pixivで悪堕ちとかの亜種として今でもたまに見かけるンゴねぇ
ギンガマンか何かの宝珠見るとうんこ思い出してたで
公開 1994年
監督 本郷みつる
あらすじ
ある日、しんのすけは町の福引きでブリブリ王国の旅行券を引き当て
大喜びで旅行を満喫しようとしていた野原一家
だが、道中でホワイトスネイク団を名乗る一団に襲われてしまう
命からがら飛行機からパラシュートで脱出した一家はジャングルをさまよううち、
ブリブリ王国の秘宝をめぐる陰謀に巻き込まれる
その中心人物となるのは、野原しんのすけと
ブリブリ王国の王子であり、しんのすけと瓜二つの容姿を持つスンノケシ王子だった……
【感想】
二作目となるクレヨンしんちゃん映画やが、早くもアニメらしいノリとギャグを展開しながら
映画らしい山場や見どころを詰め込んだ良作
しんちゃんとそっくりのスンノケシ王子やが、しんちゃんの可愛い容姿なのに常識人というたまらん設定で
二人の掛け合いが映画のテンポを引っ張っていってると言っても過言やないで
一方、スンノケシ王子を守る勇敢で強い女性、ルルや
非道で冷酷な悪役アナコンダと、彼に従う強敵ミスター・ハブ達の戦いは
ハラハラしっぱなしや
この頃から強い女とマイペースなしんのすけの組み合わせはできてたようやな
秘密結社ホワイトスネーク団のボス
野望のためなら平気で子供を利用し、部下を見捨てる卑劣漢
最終的にはMr.ハブとともに、自業自得としか思えん最後を迎える
あのしんのすけが初対面から怯えるほどのワルイ男
【クレしんヴィランズ】Mr.ハブ
ピッチピチの白いスーツを着たマッチョなナイスガイ、Mr.ハブ
体を竜巻のように回転させる技でルルを追い詰める強キャラ
隠し武器を持っていたり、電子機器を使いこなしたりと、アナコンダに負けず劣らずの冷血漢でありながら有能
しかしアナコンダ共々悲惨な末路を迎えることになる
わいは割と好き
プリンセスではないが、プリンスを守る親衛隊のメンバーであり、
カンガルー格闘術の達人であり、かっこよくて綺麗な理想的おねえさん
変なコスプレ癖あり
戦闘中、おもりを脱いでスリット服に変身するところは思わずガン見してしまう
かわE
せやな
あえてメインに据えられなかっただけで、二人からすれば新婚旅行も兼ねた家族旅行やったかもしれん
ヘンダーやウンコクサみたいに、ホラーもあるけど最後はギャグで通すほうが好き
ジャングルは感動部分も含め最高に楽しかった
初期からLGBTをメインキャラにもってくる人権派アニメや!
公開 1995年
監督 本郷みつる
あらすじ
タイムパトロール隊員であるリング・スノーストームは突如、時空魚雷による激しい攻撃にあい
野原一家の庭に不時着。タイムマシン内部で身動きの取れなかった彼女は
マイクロマシンによってシロを操り、時間異常が確認された戦国時代へ
野原一家とともにタイムスリップする
【感想】
クレしんムービー三作目、ところどころに出てくるマシンの造形は子供の夢を凝縮させながら変形させたかのようなマシンが魅力的
戦国時代で出会った吹雪丸と敵の侍達による殺陣は迫力満点
緻密な考証を経て細かいディティールまに至るまで描いた世界で繰り広げられる野原一家の活躍は
シンプルだが力強い面白さに溢れとる
戦国時代を勝ち抜いた後の不気味さと滑稽さは、ある意味ではクレしんの真骨頂といえる
余談やが、本作では初めてしんのすけが”人を殺した”映画や
どことは言わんし、実際に殺してない説もあるが
気になる人は見てクレメンス
確かにせやな
三作目の雲黒斎からシロ、五作目のタマタマからひまわりや
本作の敵キャラ、ヒエールは歴史マニアの時間犯罪者や
飄々としとるが子供は殺すし国は乗っとるし時代はめちゃくちゃにするし魚雷は飛ばすしで
相当イかれた、手足の長い不気味なヴィラン
独特のセンスで時代を作り変えようとするもリング&吹雪丸&野原一家に阻止されてしまう
意外と血の気も多く、最終戦では戦いに快感を覚える変態
子供向け映画で結構攻めた敵や。久々にみたらドン引きした
特にジャングルと戦国は違和感あるわ
それ以前のクレしんってヴィランを倒すにはアクション仮面の力、
カンタムロボ(タスケテケスタ)の力、トランプの力、ぶりぶりざえもんの力みたいに なってたけど
ジャングルはケツで気絶させる、戦国はタマキン殴る
みたいに直接的になったというかなんというか
ひまわり誕生以降はしんのすけも自立志向や
それやそれ
カスカベボーイズはわりと他力の気あったけど、金矛辺りはもうしんのすけオンリーって感じやったし
仕事をしようとしただけなのに魚雷で撃ち落とされてしまった可哀想な子
なのに野原一家に助けを乞い、道具を貸し与え、見事時空異常を正し犯罪者を捉えた有能
おまけにかわE
前半は野原一家を異世界にいざなう案内人として、中盤は良き解説者として、終盤では野原一家を引っ張るリーダー格兼ブレインとして
八面六臂の活躍を見せる
やっぱ有能。かわE
【クレしんプリンセス】春日雪乃
エッッッッッッッッッッッッ
雪乃は産まれながらにして女と勘違いしてる男だって言ってたな
当時から性同一性障害を認識してたんかな
扱いとしてはオカマやしね
この映画の戦国部分を支える重要なキャラクター
野原一家とリングを戦国時代で助け、父母の敵である雲黒斎を打ち破らんとする若き剣士
しかし、戦国時代がゆえの悲壮な運命を背負っており、本人もつねにその覚悟を背負い戦っているという
なかなかに設定の重いキャラクター
戦国部分の終盤、強敵に対し放った一言は彼女の運命の悲しさと、それへの覚悟が感じられる
かっこいい
「私は……ではないッ!!」
90年代ちゃう?
しかもタマも強い
ハイグレ魔王の時のアクション仮面はなんやったんやろなって思った
まあ映画はパラレルやろって事で納得してたが、その後にユメミーだったかで過去作のキャラ出てきたしなあ
ワイ、頑張って書いたのにアホなミスをする
吹雪丸はほんまにかっこええしかわいいし頼もしいからぜひ戦国見てクレメンス
戦国やとアッパレになるから雲黒斎やろ
アッパレの方ばかり言われるけど
トッペマはよ
しんみりしたシーンすここ
アニメが本線で
その後しんちゃんに謝るところかわいくてもっと好き
クリスマス回だけで何回もやっとるのにしんのすけは5歳のまま
公開 1996年
監督 本郷みつる
あらすじ
群馬に建設された遊園地「ヘンダーランド」に幼稚園の遠足でやってきたしんのすけ
そこで迷い込んだサーカステントで、狼に変身する「クレイ・G・マッド」に襲われるが、
サーカス内で出会った意思を持つねじ巻き人形「トッペマ・マペット」に助けられる
トッペマはヘンダーランドが異世界の魔法使い、「マカオとジョマ」の城であり
この世界を乗っ取ろうとしていることを話す
魔法のトランプ「スゲーナ・スゴイデス」を託し、オカマ魔女を倒してほしいと頼むが、とうのしんのすけは……?
【感想】
ネット民からの人気も高いヘンダーランドは実質非常に面白い
無駄なシーンが一切なく、子供の夢に満ちた遊園地に潜む巨悪というのをテーマに、童話的世界観とクレしん世界観がうまく掛け合わさった
本郷作品の真骨頂
個性豊かなジャンケンヴィラン達やが、特にキャラの立っているス・ノーマン・パーによる
異世界がじりじりと迫ってくるような恐怖と、
臆病だったしんのすけが、両親を助けるために戦おうとし一人で遊園地に向かうまでのワクワク感、
クレしん映画史上最も有名なシーンの一つである追いかけっこに至るまで、全く面白さが緩まない
各シーンで使われる「スゲーナ・スゴイデス」が良いスパイスになっとるのもポイントや
子供目線のヘンテコな世界と、五歳児の冒険ちゅうテーマではこの映画が最高峰やと思う
特撮仮面はしんのすけの一方通行やけど中の人仮面とは相思相愛や
不気味なイメージしかないわ
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