【映画】ハリウッド化された日本カルチャーを僕は楽しめるのか? カリフォルニアロール風映画「名探偵ピカチュウ」を見てきたよ!
この映画はかなり気になっていたよ。このサイトの2018年末の振り返って気になるニュースの企画のTop 3に入れたくらい(参考記事)。そして気になると言っても「心配作」だったんだ。ちょっと怖かった。あんなくらい好きなシリーズは、ハリウッド化されてしまい、いいものが出てくるはずがない……と正直思ってた。
ピカチュウは喋るんだ!
しかも英語!
しかもアメリカ英語!
しかもデッドプールと同じ声!
【映画「名探偵ピカチュウ」世界最速公開】
「この作品は観ずにスルーかな」と思っていたけど、告知動画が公開されるたびに、良い意味で気になってきた。だってピカチュウの実写描写が半端ないんだもん。超リアル! しかも「フィートクラブ」っぽい、アンダーグラウンドブラッドスポーツのピカチュウ対リザードンのバトルの映像がさらに期待感が上がってきた。
僕は、渋谷の劇場で日本語字幕版にした。こんなに外国人が日本の映画館に集まってきたのは、久しぶ……まあ、先週の「アベンジャーズ・エンドゲーム」以来なんだけどね。
【やってきたよ】
劇場のお客さんの半分は、日本人だった。その日本人のお客さんがこのハリウッド映画化された、日本カルチャーを観てどう思っているかなぁと、僕はずっと不思議に思っていた。カリフォルニアロールの映画バージョン。多めのマヨネーズの代わりに、たっぷりのライアン・レイノルズ。アメリカ人の訪日観光客が照り焼きマックバーガーを食べていると同じ違和感だろう。それとも、僕がイギリスのカルチャーが日本風にされちゃった代表のパブ「HUB」に連れられていく感覚と同じ。
僕は少し違和感を持って冒頭を観ていたが、実は、少しずつその違和感がなくなった。というか、ポケモンの実写再現の高度とライアン・レイノルズの(敢えて「デッドプール」っぽく)声優のパフォーマンスの素晴らしさによって、その違和感が削られた。エンディングが出てくるまでは、僕はすっかりこのユニークな世界観へ没入でき、しかもこの映画のファンとなっていた。そのエンディングは、私には甘すぎてやっぱりポケモンだなぁ、というとこがあったとしても、まだまだファンだ。
まずは、ポケモンワールドの再現度の高さについて語りたい。
僕がポケモンのイギリス支店に勤めていた頃、およそ15年前にでも、あちこちニューヨークの支店から実写映画の制作の噂が大西洋を通って漂ってきたこともある。確かに噂だけだったと思うが、十分ここまで再現できるまでのSFX技術が開発されている今まで、製作を待たせてくれてありがたいものだ。なかなかフォローできないくらいなペースで、目が回るほどリアルなポケモンが現われてくる。いずれDVDを買ってフレームごとに留めてどのポケモンがいるか細かく見て見ようと思う。ピカチュウは、もちろんその中でも最大のスターであり、ピカチュウの再現に関しては、1点の文句もない。逆に、「ポケットモンスターLet’s Goピカチュウ」をプレイしてピカチュウ飼いたいなぁ、という気持ちが少し叶え方が見えてきた気もしてきた。
その他に、リザードンとゲッコウガの「攻撃性」の再現にもビビったし、コイキングの「無用さ」にも笑った。背景にポケモンが歩き回っていることも良かったし、実際にポケモンの特徴かキャラクター性が見えてくるときはベストだった。バリヤードのシーンの想像力には感動したし、メタモンもナイスタイミングで登場してきた。
もちろんいまでは800匹もいるポケモンのすべてが登場しているわけではないから、「」なぜこのポケモンが出なかったんだ!」という文句はある。まあ、続編までキープしているだろう。
ライアン・レイノルズか。「デッドプール」か。人生に疲れている、カフェイン中毒の刑事ピカチュウの演技は素晴らしい。あんなにバカバカしいコンセプトを実現させるには、パーファクトの演者だった。小ネタ、ギャグ、呟き、下ネタまで、本当に彼のユーモアにセンスのすべてを任せているかのように見える。それは英語がネイティブではない日本人に伝わるもなのかわからないが、素晴らしかった。重要な挫折のシーンに(そうそう、このようなハリウッド映画のフィナーレの前の定番の挫折のシーンね)、そのシーンに泣きながら昔のポケットモンスターアニメの主題歌を歌っているシーンが最高に懐かしく、劇場の外国人全員は笑わざるを得なかった。隣に座っていた日本人の子たちは、頭を不思議に傾けていた。ちょっと難しいと思う。
6/6(木) 11:51配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190606-00000043-impress-game
スレッドURL:http://hayabusa3.2ch.sc/test/read.cgi/mnewsplus/1559794985/
おまえアホだろ
アレは映画批評じゃなくて映画紹介だぞw
> アメリカ人の訪日観光客が照り焼きマックバーガーを食べていると同じ違和感だろう。
> それとも、僕がイギリスのカルチャーが日本風にされちゃった代表のパブ「HUB」に連れられていく感覚と同じ。
外人の記事って変な喩え好きだよね
フランスの評論になるともっと難解。褒めてるかどうかすらわからない
どの場面を切り取っても可愛い
可愛いの金太郎飴
もうズルいよね
映画じゃ雰囲気かわるんかね
踊るピカチュウ動画で一気に空気変わったわ
ポケモンが普通にその辺歩いてるのが、嬉しくて仕方ない
コメント
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コメント (15)
ピカチュウのスター性をまざまざと見せつけられたわ
初めてアニメ見た時は初めの3匹差し置いて何でピカチュウなんだと思ったが
観てきたよ~!
ピカチュウスッゴい可愛かったぁ~!
円盤出たら買うよ~!
面白かったな、原作リスペクトが半端じゃなかったわ
公開前はソニックでも批判されてるようなハリウッド的なキャラのリアル化でボロカス批判されてたけど、ふたを開けてみれば日本以上にキャラクターを可愛く描くことが出来てたというね
ここのコメ欄ではかなり好意的な意見が多かったけどな
結局、初めから観る気ない・映画にも興味ない層がネットでウサ晴らししてただけんなんだろうな。
元のゲームがよかったってのもあるんだろうけど
単純なポケモンバトルやら冒険やらの部分を映画化するんじゃなく
実社会の延長線上みたいなテーマにフィーチャーしたのがよかったんだろうなぁ
みんながポケGOやったりグッズが溢れてたりする今の世の中と映画が絶妙にリンクしてる
中身ライアンレイノルズなのになんであんなに可愛いんだ
ライアンが困り顔でトボトボ歩いてるのも、先入観が無ければホントは可愛いってことなのか
ライアンの顔芸最高やぞ
本人のキャラの割に3枚目の役は意外と少ないから疲労の場があまりないだけで
最近の作品だとネトフリの「ヒットマンズ・ボディガード」が素顔出しかつコメディテイストでライアン・レイノルズの大型犬のような愛くるしさを余すことなく堪能できるかな。
ソフト出てメイキングでどれくらい頑張ってるか確認するのが楽しみw
これもゴジラ、パシリムと同じレジェンダリーだろ?
このあとハローキティもあるとかどんだけビジネス上手なんだ
既存のキャラを上手いこと世界展開させすぎだろ
レジェンダリーはマジですごいと思うわ
他国のポップカルチャーを取り入れて上手く映像に落とし込むセンスでここに叶うとこは無さそう
ファンが納得いく形で現代的要素をいれながらブラッシュアップしてくことに長けてる感じだな。日本のコンテンツのハリウッド作品化の中では相当ヒット率が高いんじゃないだろうか。
ピカチュウは丸っこい体型のほうがカワイイな