今や冬の風物詩となってるMOVIE大戦の第一作目。
ディケイド目当てで観に行ったらWにハマった映画。

ディケイド完結編は予告詐欺がホントに酷かった…
どうしてこうなった…
ディケイド激情態で色んなライダーを倒していく前半は割りとワクワクした。
冒頭にスカイライダーをファイナルアタックライドで破壊したところはホントにかっこ良かった。

ビギンズナイトはドラマとしてホントに完成されてたっていう印象。

おやっさんはカッコいいし、翔太郎とフィリップの出合いやFJの御披露目はワクワクしたし、最後は翔太郎がちゃんとカッコ良く決めるし、短いながらも上手くまとまってた作品。

MOVIE大戦編はやっぱり最初だから色々試行錯誤されてて良かったと思う。

東映のマークが２つ出て、
ディケイドとWの世界の境界が破戒される演出はとても良かったと思う。

ファイナルフォームライドWで決めたのもコラボ映画らしくてGood。

この映画がすごいところは完全にテレビ本編とリンクさせたところだと思う。
テレビシリーズしか見ない人のことを全く考えないあの作りは批判もあるとは思うけど、映画を見させるためのうまい工夫だと俺は思う。

テレビシリーズでジークが登場して、ウイングフォームがちょろっと御披露目されて、良太郎が寝不足になるエピソードが続いて…
あれが全部計算されてて劇場版への布石になってるのはホントに驚いた。
劇場版そのもののストーリーももちろん面白かった。

４フォーム揃い踏みは劇場版ならではのお祭り演出ですごく燃えたし、それが今後のテレビシリーズのストーリーに大きく影響を及ぼしていくのもまた驚かされた。

劇場限定(?)フォームのウイングフォームはすごくカッコいいし、
劇場ライダーの牙王も電王の中では珍しく悪役らしい悪役で良かったと思う。

ライダーの映画が春、夏、冬と一年に三回公開されるようになって常にファンたちに言われてたのは
『春映画はつまらない』
その感想を裏切ったのがこのライダー大戦。

世間的には藤岡弘、が何十年間振りに顔出し変身したということで話題になったけど、平成ライダーオタク的には巧こと半田健人が十年ぶりに帰ってきたことがすごく嬉しかった。

しかも全フォーム出るし、ストーリーも555が割りとメインで進むし、草加は草加だし、ホントに555ファンが優遇されてた映画だったと思う。

スタッフ的な裏事情を言うと、555当時助監督だった柴崎貴行がこの映画では監督としてメガホンを取っていて、だからこそここまで優遇されたのかなとか思ったり。
そして１号や555だけじゃないオリジナルキャストの面々。

X、神敬介。ZX、村雨良。ディケイド、門矢士。W(ジョーカー)、左翔太郎。ウィザード、操真晴人。鎧武、葛葉紘汰。
特に士がホントに士で嬉しかったなぁ。

ディケイドは他作品に土足で踏み荒らしてこそ映えるようなライダーだと思うから巧や紘汰との絡みがすごく良かった。

ただ、一点だけ欠点をあげるとしたら、最後の平成ライダーと昭和ライダーの海岸での戦い。

あれは蛇足でしかなかった…
昭和ライダーがただの老害になりさがっててホントに寂しかった…

電王映画の集大成。
俺、誕生！での４フォーム揃い踏み越えたを電王６フォームにゼロノスの栄光の7人ライダー(?)の同時変身はホントに燃えた(ジークだけ先に変身してたけど)。

新しく登場したNEW電王もパッと見がまずめっちゃカッコいいし、テディの執事キャラも良い。
幸太郎のキャラクターも良太郎の孫って感じが上手く出ていて良かった。

電王からNEW電王に上手くバトンタッチした映画だった。ただ、その後も電王が何度も出てきたけど。

今回で本当に「さらば」にしておけば電王がこんなに叩かれることもなかったんじゃないかな。
この映画は「さらば電王」じゃなくて「さらば佐藤健」になっちゃったところだけがものすごく残念。

敵キャラとして今回電王の前に立ちふさがるのは仮面ライダー幽汽。

こいつは悲しみを抱えた存在で敵にも感情移入ができるようになってる。
悪役らしさみたいなものが薄れちゃってるのはマイナスポイントかも。

独楽を飛ばして攻撃したりする独特な戦いかたは面白かったしカッコ良さもあった。

最終回先行映画化の謳い文句で話題になった劇場版龍騎。
実際には最終回の可能性の１つという感じだった。

この映画はすごく挑戦的な映画だと思うんだけど、その理由は最終回先行というところもそうだけど、バッドエンドなところ。
平成ライダーの劇場版で唯一じゃないかな、確か。

ライダーが一人、また一人と脱落していく様子がテロップで淡々と描写されていく様は、世界の終わりに向けてストーリーが進んでいる感じがする。

物語の一番の盛り上がりはなんといってもクライマックスの龍騎対リュウガ。
お互いのライダーキックがぶつかるシーンはホントにかっこ良かった。

ストーリーもテレビシリーズの物語の核心に触れていくストーリーで謎がどんどん解き明かされていく感覚はすごく興奮した。

優衣ちゃんのバックボーンや真司のライダーバトルにおいての特異性が垣間見えて、テレビシリーズを理解する上でも必ず見なきゃいけない作品。

あと、この映画は戦闘シーンの描写が劇場版ならではの派手さでポイント高い。
特に個人的にはナイトの夜の空中ファイナルベントが印象的だなぁ。

平成ライダー初の劇場版。
今見ると最近のライダー映画と雰囲気が全く違うので驚く。
こういう言い方は変だと思うんだけど、すごく普通の映画だった。

これはアギト全般に言えることだと思うけど、アクションに派手さがなく淡々と進んでいったイメージ。

ただ、それが欠点じゃなくて、アギトの雰囲気とマッチしてるからすごく良かった。
ストーリーはどう考えても主人公はアギトこと津上翔一じゃなくて、G3-X、氷川誠だった。

僕は生きるために戦う、とか、もういいだろ！とか色んな名言を残した。
ホントに氷川誠は熱くてカッコいいキャラクターだった。
ただ、翔一の陰が薄いわけじゃないよ。

翔一も翔一でちゃんとヒーローしてた。
ヒロインの真魚ちゃんを助けるために体を張って戦う姿はまさしく仮面ライダーだったと思う。
もう一人のライダー、ギルスこと葦原涼も戦い、傷つき、それを乗り越えることで新しい力を手に入れるっていう少年マンガのような熱い展開を見せてくれた。

視覚的にはギルスが腕を切られて、それが再生するっていうシーンがインパクト強すぎて、アギトの映画といえば腕が生えるギルスっていう人も多い印象。
劇場版ライダーのG4はその登場が圧倒的だった。

ヘリから飛び降りて登場なんてカッコ良くないわけがない。

それに加えて自衛隊が開発したパワードスーツっていう設定がホントに現実の世界にありそうでワクワクする。

水城のキャラクターも氷川くんの対照になっていて、ただの悪じゃなく陰がある正義の使者というキャラクター性がすごくカッコ良かった。

熱い。ただただ熱い。
進撃のラストステージがホントに良かった。

主役は神になった紘汰よりも、テレビシリーズで闇堕ちしてたり、ずっと行方不明だったりした呉島兄弟だった。

圧倒的戦力不足の中で、初めてちゃんと兄弟の力を合わせて戦う姿はホントに感動的だった。ミッチが持っていたメロンエナジーロックシードを使って斬月・真に変身するところはホントに兄弟が力を合わせたシーンだったと思う。

貴虎の「俺たちが、人類を救うんだ！」という台詞は、彼の生きざま全てを表した名言だと思う。
泣いたね。
号泣だった。
どう考えてもパワーで負けるデュークに斬月で勝つところも熱い。
もうね、貴虎大好きだよ。

ミッチも捕らわれた舞を助けるために奮闘する姿はホントにヒーローだった。
そんなミッチの成長にも感動。
そして、ピンチの中颯爽と登場する神。
「待たせたな」
ここまで安心する登場はないと思う。
そして紘汰、ミッチ、貴虎の三人同時変身。
言うことなしです。

そしてドライブ。
ルパンからの挑戦状。
ルパンをピースの綾部が演じたことで話題になってたけど、彼で良かった。
ホントにはまり役だったと思う。
ルパンの自信満々で憎めないキャラクター性を上手く演じた。
ルパン大好きです。

ただ、ルパンが出る応募者全員サービスのDVD応募し忘れちゃった…
ストーリー的にはベルトさん復活がちょっとご都合主義すぎるかなとも思ったけど、まぁ許容範囲。
霧子を助けるために戦う進ノ介はやっぱりヒーローだよ。

霧子と協力して放つライダーキックはカッコ良かったし、二人の関係性を表してる気がする。
お気に入りの決め技になった。

最後にMOVIE大戦編。
戒人復活！戒人復活！
「相変わらずだな、葛葉。」
あんたの方がよっぽど相変わらずだよ！

バナナしか使わないのにやけに強いのが違和感しかなかったけど、最後は紘汰に花を持たせようとするし、ホントにホントにカッコ良かった。

ロイミュード勢が助けにくるのは正直読めたけど、やっぱり燃えるね。
ハート様カッコ良すぎ。
最後はフルーツカーアクション。
よくわかんないと思うけどホントにフルーツカーアクションで笑った。

短い上映時間の中で5部構成とかいうわけわかんない構成してるくせにめちゃめちゃ面白い奇跡的な作品。
見所しかない。

まず第1部、栄光の7人ライダー編。
これに関してはホントに申し訳ないんだが、俺が昭和ライダーを見ていないせいで全くその魅力を伝えられない…
平成ライダーしか見ていないニワカです、はい…
ただ、全世界に散らばる財団Xと戦う7人ライダーとかいうものすごいスケール感は伝わってきたよ。

次に第2部、オーズパート。
アンク復活！
ま、そりゃ復活するよね。

けどその復活の仕方がご都合主義すぎないのが良かったね。
未来に託すっていうところが。
最後はタジャドルで決めて、やっぱりオーズといえばタジャドルだなって再確認した。
タブルバースはね、弱すぎ…

戦うドクター伊達明もわざわざ駆けつけたのにポセイドンに一蹴される始末…
後藤さんもこれといった活躍もなく…
アクアは結構カッコ良かったな。

仮面ライダーらしい見た目だったと思う。
ただやっぱり海での戦闘シーンって撮りづらいんだろうなっていうのが伝わってきた。
40年後にはもっとカッコ良く撮れるのかな。

そしてそしてなんといっても第3部。
Wパート。
Wが出るってだけで興奮してたのに、ジョーカーに変身してヤミーを倒す姿はもうね、なんも言えないです。

ライダーパンチ、ライダーキック、の連続マキシマムはホントにカッコ良かった。
このパート見れただけでも映画館に足を運んで良かったなって思ったなぁ。

次、第4部、フォーゼパート。
真野恵里菜可愛すぎでしょ。
撫子大好きです。
弦ちゃんが惚れるのもわかる。
仕方ない。

正直撫子可愛い以外の感想が出てこない。
もっと面白かったと思うんだけど。
ライダー部全員での3,2,1はベタだけど熱くて良いね。

最後、第5部、大戦パート。
W、オーズ、フォーゼの平成2期の3ライダーの同時変身はもうめちゃめちゃカッコ良かった。
短かったけど、弦太朗と翔太郎の絡みとか、「ライダーは助け合い、だろ？」とかコラボ映画ならではの見たかった絡みが見れてホントにテンション上がった。

翔太郎とフィリップはちゃんと後輩にあとは任せて雑魚の相手を引き受けるところも、客演としては、でしゃばりすぎず、カッコいい、最高の演出だった。
そして戦闘中に流れる主題歌。
坂本監督ホント主題歌流すの好きだな。

オーズ、フォーゼの二人とも劇場限定の新フォームあったけど、どっちもカッコ良くてすき。
オーズスーパータトバコンボはオーズの正統進化という感じでめちゃめちゃカッコ良かった。

色合いがビビッドカラーすぎて目がチカチカするけど、そんなところも好き。
フォーゼロケットステイツは撫子からもらった力っていうのも切なくて良いし、両手ロケットのあの無理矢理な感じもフォーゼらしくて好きです。

最後は未来でアンクに会う決意をする映司も、撫子のコピー元に会う弦ちゃんも、二人とも切ない感じなんだけど、そこがキレイで好き。

MEGAMAXはホントどこ切り取っても面白い映画だったわ。

一万人エキストラで話題になった作品。
555や仮面ライダーというジャンルじゃなく、ディストピアもののSF映画っていうイメージ。

テレビシリーズの世界観を全く無視して完全パラレルでやってるからテレビシリーズと劇場版の整合性とか全く気にせず楽しめるのが良いね。

テレビシリーズ見てない人でも気軽に楽しめる作品だから未視聴の人には是非見てほしい。
ただ、これ見てテレビシリーズの555もこういう感じなのかと勘違いされると困るけど。

遠くない未来。どこかの国で。
そんなテロップで始まるこの映画は人類が淘汰されつつある近未来を描いた作品。

人類解放軍の守護者として戦う草加ことカイザがオルフェノクと戦うシーンから始まるんだけど、そこで普通なら応援されるはずである仮面ライダーが畏怖の対称として見られてるのが独特で良い。

そんな仮面ライダーとしては異質すぎる世界観、そしてその世界観が上手く表現されてるのがこの作品の良さだと思う。

そんな世界観も良いけど、各キャラクターのドラマもしっかり描けてて感心する。

オルフェノクとしては異質な存在として人間の味方をする木場、結花、海堂の三人の悲劇がテレビシリーズより特に残酷に表現されてると思う。
木場が全てに絶望するシーンの演技はホントに鳥肌立った。

そして、555を語る上で忘れちゃいけないのがライダーのビジュアルと戦闘シーンのカッコ良さ。
今回登場した劇場ライダーの二人、サイガとオーガもファイズやカイザに負けないくらいホントにカッコいい。

ジェットパック背負って飛び回りながらカイザを倒すシーンは絶望感すごかった。
それと、サイガと言えばアリーナでのファイズ対サイガ。

アクセルフォームとのスピード対決やファイズのスパークルカットでの決め。
そのどれをとってもホントにカッコ良かった。

特にカウンターとして決めた最後のスパークルカットはホントに惚れ惚れする。
あんなにカッコいい戦闘シーン後にも先にもないと思う。

クライマックスはファイズ対オーガ。
オーガに変身するのが木場ってとこも良い。
そしてなんといってもウルフオルフェノクの御披露目。

カッコ良すぎるし、ホントに度肝抜かれた。
お互いにオルフェノクだからこそ抱えた葛藤をぶつけ合いながら戦う様はホントにカッコいいし、切ない。
最後のエラスモテリウムオルフェノクへのブラスターフォームでの決めもカッコ良かったなぁ。

エンディングの「どけ。俺が歩く道だ。」っていう台詞も名台詞だと思う。
パラダイス・ロストは文句無しにカッコ良くて面白い作品。

まだまだ言いたいことあるけど、全部喋るときりがないからこんなもんで。

これは2位のパラダイス・ロストと違って全力で「仮面ライダーW」という作品を映画というコンテンツに落とし込んだ作品。
W好きな人でこの映画嫌いな人は絶対いないと思う。
ライダー映画の１つの頂点だと俺は思ってる。

この映画の魅力はストーリー、アクション、敵、劇場版限定ライダー、つまり全部です。
普段はどちらかというと陰の主役のような立ち位置のフィリップがこの作品では思いっきり主人公してるのが良い。
で、そのフィリップのピンチに全力で駆けつける翔太郎。

これこそ”二人で一人の仮面ライダー”。
自分の出自に疑問を持ったフィリップが翔太郎の助けで自分が仮面ライダーであると再認識するシーンはホント熱い。
「僕は人間で、探偵で、仮面ライダーだ！」
フィリップというキャラクターの人間味を引き出した良い台詞だと思う。

そんなフィリップを主軸に立ち回る翔太郎、亜樹子、照井もみんな良いんだよな！
フィリップを助けるために戦う翔太郎もカッコいいけど、同じぐらいボロボロになりながら戦う照井もカッコいい。

「知らないのか？俺は死なない。」
っていう台詞の説得力がすさまじい。

アクションも目を見張るものがある。坂本監督の演出が一番仮面ライダーにハマった作品がこのAtoZだと思う。

冒頭からアイスエイジ、バイオレンス対Wとナスカ、ウェザー対アクセルでそのカッコ良さが爆発してる。

再生怪人との戦闘シーンもカッコいいけど、なんといってもNEVERとの戦いがたまらなくカッコいい。

特にジョーカー対ヒートはBGMも相まってホント好き。
あとはエターナルとの風都タワーでの決戦の連続メモリチェンジ。
Wらしいトリッキーな戦い方が映えてて良かった。

NEVERのキャラクターはみんな濃い。
これに関してはVシネエターナルも一緒に見てもらいたいな。
NEVERのキャラクターがもっと掘り下げられてるから。

大道克己は劇場版ライダーの中で一番好きなキャラクターかもしれない。
そんぐらいカッコいい。
ライダーならではの悲しみも背負ってるし。
圧倒的な強さを魅せるのも良いね。
最後は主人公補正かかったWにやられちゃったけど。
でも風都を陥れるテロリストとしてこの上ない悪役だったと思う。
ホントカッコ良かった。

そんなエターナルも良いけど、やっぱり俺はジョーカーが好き。
スペック的には全然強くないけど、メモリの相性とフィリップを助けたいっていう一心で戦う姿はホントにカッコいい。

メモリが事務所に落ちてるっていう運命性もカッコいいな。
「どうやら切り札は常に、俺のところに来るようだぜ。」

いつでもカッコつけることを忘れない翔太郎が大好きです。

カイザも帝王のベルトももうない、前日談でデルタは帝王のベルトに改造され三原は殺されたらしいし、その上村上社長の上にもまだ敵の影

でも絶望的な状況なのに希望を感じるラストすき

後は風都の市民が応援してるのもよくわかんなかった