コミック実写化、成否の要因と課題とは?製作陣に求められる映画的達成感の模索
1: オムコシ ★ 2015/10/05(月) 03:23:02.86 ID:???.net
9月シルバーウィークの映画興行は、コミック原作の実写映画化作品の激突が見られた。
ちょっとした驚きは、『ヒロイン失格』が『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN エンド オブ ザ ワールド』を上回ったことだ。
9月23日時点で(ともに9月19日初日)、前者が興収7億6074万円、後者が7億5255万円を記録した。
2週目にあたる9月27日時点では、ともに10億円台に乗せたが、その差はもっと開いた。
◆邦画の基盤を支えているコミック、アニメ
こうした激突ぶりからも、コミック原作の映画化が、現在の邦画製作の中核をなしているのが、はっきりとうかがえる。
スポーツ新聞にときどき掲載される新作邦画の製作情報を見ても、それは一目瞭然だ。
その多くが、コミック原作の映画化なのである。
かつて、人気ドラマの映画化が、邦画製作の定番であった。
今やそれがコミック原作の映画化に移っている。
昨年の邦画興収上位10本のうち、
『テルマエ・ロマエII』『るろうに剣心 京都大火篇』『るろうに剣心 伝説の最期篇』の3本が、コミック原作だった。
同じく今年上半期では上位10本のうち、『暗殺教室』『ストロボ・エッジ』『寄生獣』の3本がコミック原作だ。
これにアニメを加えるとどうなるか。
昨年では、アニメとコミック原作の実写映画化作品が上位10本中9本。
今年上半期でも、10本中同じく9本までを占める。
邦画は、コミック、アニメがその基盤を支えていると言っても過言ではない。
何とも恐るべき状況である。
では、なぜコミック原作が人気なのか。認知度が高く、若者中心の根強い支持があるので、数字(興行)がある程度読めるということがまず挙げられる。
興行の下地が、しっかりしている。
つまるところ、安全パイなのだ。
ただ、邦画製作におけるコミック人気は、今に始まったわけではない。かつても、コミック(劇画とも言った)の映画化がけっこうあり、多くの話題作や大ヒット作も登場した。
『女囚701号/さそり』『嗚呼!!花の応援団』『ゴルゴ13』『ルパン三世 念力珍作戦』など(古くてわからないか)、挙げ出したらキリがない。
ただ、それが邦画製作のメインではなかっただけだ。
今は、それが邦画製作(興行)の“ど真中”にきた。
◆原作ファンを超えた一般層にまで広がるか
さきのヒットの中身を見ると、大きな違いがあることもわかる。
原作ファンを超えた一般層にまで興行が広がると、大ヒットへの道が開ける。
『テルマエ・ロマエ』2作、『るろうに剣心』シリーズは、その代表的な作品であろう(ともに1作品で30億円以上)。
中身のおもしろさが、一般の観客にも十分に通じたことが重要だ。
人気俳優の起用も、一般層集客への大きな引き金になっている。
せめて姉貴なら良かったのに
それだけで内容はどうあれ60点は取れるだろう
主人公に似てるというだけで
素人を主役に起用した花の応援団を見習ってほしいものだ
監督繋がりでキャストも豪華だしイメージぴったり
ただアニメ版というより漫画原作を実写化した感じだから合わない人もいると思う
2作目は監督変わってキャストにジャニねじ込んだんだよね
こども店長が成長しすぎてたのも微妙だった
ハットリ君とか怪物くんとかの、あの頃
あとはキャストだろうな
さすがに20代後半に高校生役はコスプレにしか見えない
テルマロマエやデスノートなんて、映画見なけりゃ絶対読まなかったろおからなあ
何も知らない一般層に広く受け入れられたいなら細かく原作のイメージにこだわるのはナンセンス
原作関係ない者は漫画の実写化としてではなく独立した1つの映画やドラマ作品として見ている
原作を意識するあまりキャスティングからして違和感ありまくりの場合などはこの時点で失敗している
いったいどれだれの人がいちいちドラマや映画の原作を確認してから実写作品を見ているというのか
但し誰もが知っている国民的な作品は除く
そんなもんに達成感を求める虎の威を借る狐
元スレ: http://anago.2ch.sc/test/read.cgi/moeplus/1443982982/
なにがその漫画のキモで、どうやったらそれが押さえられるかなんだよな
のだめは上野樹里がのだめのキャラを完全に押さえたから成功したし
デスノは原作再現よりLとライトのノートのルールを使ったバトルに徹したから良かった
逆に進撃とかは人が人を食うのがキモと思ったのかそこばかり頑張ってたけど、原作のポイントは世界の謎と命張った駆け引きだからズレてる
原作原作言うつもりはないけど
実写でやるなら演じる俳優は人間で、観客も登場人物を漫画やアニメの二次元キャラじゃなく人間として見るわけだから
そいつがどういう風に生きてきたか地に足着いた人物像描写に全く拘らずに脳内お花畑なオタクに都合が良いだけのストーリーで妥協したらいけない
それは原作人気に依存してるだけ
原作ありの邦画あるある
・コスプレ大会である
・監督が他人の土俵で相撲を取るような真似をする
・終盤に謎展開がある
こういうの見ると特殊な世界やそこで暮らす人々の背景を必要としない少女漫画原作の青春ラブストーリーが強いのわかるね
「高校生」とか「大学生」の「アタシときみ」という物凄くフワっとしたセカイ系で作れるから