ホラー映画はなぜ序盤しかおもしろくないのか?
1:名無シネマさん 2017/12/12(火) 19:50:03.78 ID:j8rqzX8q.net
逆
現実に無いものしか描けない
現実に存在するものを扱っても別ジャンルにしかならない
現実を疑う事から始まる
現実の裏の顔
定かではないもの
いないとされているけどいそうなもの
いそうでいないもの
不安定さ不確定さ
その具現化を扱ったジャンル
スレッドURL:http://awabi.2ch.sc/test/read.cgi/movie/1513075803/
それは作ってる人間が下手糞な映画
本当は序盤は何か起こりそうなだけで何も起きない
中盤は何か起きてそれがどんどん悪化していって何も解決策が見えない
終盤になって解決策が思いついたらその後は一瞬で今までどうにもならなかったものが嘘のように速やかに解決する
(要するに実際に何か起きそれが表立つのは後半から終盤にかけてだけ)
っていうのが本当は理想の雛型
今の人間は運び方が極端に下手糞
小学生が作ってももっとましになる
エンディングタイプA・・・解決した後の世界は澄み渡っている
・町はXmasでみんな騒いでる人たちの姿が
とか
エンディングタイプB・・・無事解決して日常生活に戻ってみると、実はまだ・・・
・街に帰り大変な惨劇の生還者として取材を受けている・・・と、カメラがそこから少し離れ木陰に、木陰には殺したはずの殺人鬼の存在を匂すものが・・・⇒スタッフロール
・さんざんな目に合って生還し無事自宅に戻る、振り返るとそこには封印したはずの血みどろの悪魔の姿が・・・!⇒スタッフロール
とか
ちょっと修正
・さんざんな目に合って生還し無事自宅に戻る、振り返るとそこには封印したはずの血みどろの悪魔の姿が・・・!⇒スタッフロール
↓
・さんざんな目に合って生還し無事自宅に戻る、すべてが解決し落ち着いた気分でふと鏡を見るとそこには封印したはずの血みどろの悪魔の姿が・・・!
はっとして振り返ると誰もいない、不穏な空気を残して⇒スタッフロール
逆に言うと、’つかみ’すらできてない映画は糞だから
観なくてもいい
ホラーの場合、特にこの傾向は顕著
前半でのストレスや恐怖を後半どれだけ引っくり返せるかにホラーのカタルシスはあると思ってる
IT
フレディーもペニーワイズも覚悟決めた子供には負けるヘタレだからな
強すぎる子供が悪いのか弱すぎるモンスターが悪いのか
どちらにせよ子供たちがキャーキャー逃げ回ってる前半が一番おもろいやね
ITやフレディーはいいんじゃないかな?
覚悟決めた子供には負ける=力ではどんなに頑張っても勝てない
大人は勝てない
最初から、もともと持ってる力や力量の関係で勝敗が決まる前提で戦うからグダグダになる訳で
一見力の弱い子供が勝てるってというのは正統派だと思う
今どきならそこら辺踏まえて何段階かアイデア詰めて工夫しないと
そう考えるとクライマックスがずば抜けて怖い最初のリングは凄かったんだな
そっちの方が本来デフォルトではないかと
恐怖をグラフにすると、最初は低めで徐々に増していって、最終的に一番怖いシーンが来る
最初が最も怖い方こそおかしい
最初が怖さのピークで物語が進むにつれて怖くなくなる映画が一番多いと思う
今年のITがその典型でペニーワイズが子供たち1人1人にコンタクトしてくる序盤はおもしろい
でも
2度目の井戸の家に行くシーンから一気にパワーダウンしていく
ホラー映画は低予算が普通だから、仕方ないっちゃ仕方ない
予算の関係ってのも多いよ
酷いのだと、冒頭のシーンだけ作っておいて
それで資金集めてって感じなんで、冒頭のシーンだけ
怖い映画ができあがる。
最近だと’Atroz’がそうだったなー
冒頭のオカマ拷問惨殺シーンが一番すごかった
正体が判明した後はホラーもサスペンスももうない
アクション映画と同じ
謎だから怖いっていうのはたまにあるなw
原因というか正体が分かったら安心しちゃうわ
なんつー映画だったかな。0:57ってゆう映画だったかな?駅でなんやかんやされるやつ。
あれは正体が分かった瞬間にめっちゃ安心したわw
闇の深い出来事に直面していて、序盤は表面しか見えない表面的には含みしか見えないけど、いざ本質と向き合う時が一番盛り上がるパターン
こんな感じじゃないかなイメージは
シャイニングも親父が発狂した時点で冷める
悪魔の生贄はキチガイを見るものだし
洋画の方が好きだがホラーだけは邦画の方がいい
洋画は音や視覚でビビらせ過ぎで、心理的恐怖が無いとか言う奴いるけど、全然そんな事無いわ
洋ホラーの方がクオリティ高いわ
最近だと死霊館、ジェーン・ドゥの解剖、ウィッチが凄く良かった
ネジの回転は結構好きかな
「ポルターガイスト2」見たんだけどね
意外と
最近のホラー物に影響が強いって思ったんだが
グロテスクは序盤のエロい場面がちゃんとエロくなってたのはこの手の残虐ホラー物としては新鮮だった
でも残虐描写で怖がらせようとするのはホラーとしてはちょっと違うかなって思っちゃう
モキュメンタリーと云う手法自体がそれを表現するための手段になっていると思うし
ソウとかホステルの流れの人体破壊映画
いったい何番煎じなんだよってくらいのオリジナリティのなさ
そもそもこの映画が普通にYouTubeにあったのが一番のグロテスクな驚きだった
コメント
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コメント (10)
>邦画のホラーってそんなに面白いか?
洋画は音や視覚でビビらせ過ぎで、心理的恐怖が無いとか言う奴いるけど、全然そんな事無いわ
洋ホラーの方がクオリティ高いわ
最近だと死霊館、ジェーン・ドゥの解剖、ウィッチが凄く良かった
邦ホラーは予算なさすぎて賞味期限が短いんだよな
ご自慢のリング・呪怨なんか今観たら白塗りの人が変なことしてるだけ
近年は圧倒的に洋ホラーに良作が多いと思う
ホラーの序盤が面白いのは何気ない日常が少しずつ蝕まれていく描写の面白さと、
自分の身に起こったらって身近な恐怖を想像しやすいから。
ヒーロー物で少しずつ能力を開花させてく過程が面白いのと同じ。
超常的な存在や力が当たり前の状態になってから面白さを維持させるのは難しい。
ジョーズやジュラシックパークの1作目が面白いのと同じだなぁ
あれは観客もどういう怪物が飛び出してくるのか分からない状態のままだし、スピルバーグの思わせぶりな演出も相まって最高にワクワクさせられるんだよ
人喰いサメや恐竜が当たり前にいる2作目以降は、そういう描写で引っ張ることが出来ないから途端にハードルが上がる
個人的に危機的状況を自分ならばどう切り抜けると考えたときに八方塞がりだと怖くなるな。自分じゃレザーフェイスから逃げ切れる体力が無いから悪魔のいけにえは怖いと感じる。普通は逆襲なんて考えもしないから自分を投影できなくてホラー映画の後半をホラーとして見れないのかな。
細かく言えばホラーにもいろいろ種類があってだな、恐怖と驚きってのはちょっと違うし
邦ホラーの得意分野って何よりも「生理的に嫌ぁ~な雰囲気」だと思うんだ
そのへんを理解せず感覚だけで「洋画は大味!」とか言ったってしょうがないんだよな
洋物だと最終的に悪魔だの宗教だの絡めてくるのが萎える
和は途中から面白くなってくるんじゃない
白ける時もあるけど大体面白い
ホラーからコメディになる
原因不明で怪奇現象が発生しまくる中盤が一番面白いと思うわ
序盤とか登場人物の設定や舞台背景が描かれるだけじゃないか
SFジャンルになるんだろうけどエイリアンなんかも1はホラー的要素が強いけど
2以降はドンパチアクション要素強くなっていくしなあ…あれはあれでおもしろいけど