あなたがいてこそ【ネタバレ|感想|評価|評判】インド映画「マッキー」のS・S・ラージャマウリ監督作!歌や踊りを交えて描くラブロマンス!
1: 名無シネマ@上映中 2014/10/26(日) 00:12:19.31 ID:+E4bCZBg.net
原題: Maryada Ramanna [2010]
監督: SS ラージャマウリ 「マッキー」”Magadheera” “Baahubali”(制作中)
出演: スニール, サローニ
音楽: MM キーラワーニ
http://www.amazon.co.jp/dp/B00OBDUI22/
本作はハイダラバードで作られるテルグ語の映画。ボリウッドでは無い。
ハイダラバードの映画を、ボリウッドをもじってトリウッドと呼ぶ。
ラジニカーントのタミル映画はコリウッド。
本作は, バスター・キートンの「荒武者キートン(キートンの激流危機一髪!)」
の翻案。本作をもとにボリウッドでリメイクしたのが Sons of Sardar(ターバン魂)。
ボリウッド以外に, タミルやカンナダ等4言語でリメイクされ, もう1言語も製作中。
ヒロインは列車の時点で本当に好きになったのか?
好意はあったろうが、その後の態度を見ると好きとまではいってない気がするのだが。
ヒロインはめちゃめちゃ可愛いのに、あの許嫁はどうして結婚したがらないんだ?
ヒロインの方もまんざらでもなさそうだったが、どうしても結婚したい風でもなかった。
一体どう思ってるのかわからんから、話に入っていけなかった。
自分はこう解釈した。ネタバレ含むので未見の人は見てからね。
アパルナの気持ちは、列車~家にデッサン帳を届けてくれるまでは好意だった。
スリカーント(従兄で許婚, だけど自分と結婚する気はない)が「やつはお前に気がある」
と言われて、そのうちまんざらでもなくなってきた。
その気持ちが、「好き」になったのが「テルグの娘」の場面。
アパルナはデッサンに特別の思い入れがあった。でも父親や許婚に
「子供っぽい趣味はやめろ」と言われ続け「デッサン帳がなくなってさっぱりした」とまで言われる。
その彼女の思い入れをラームが読み取って(取り残された列車でページをめくってる)、
歌詞で表現した。
(字幕の歌詞を読んでいればちゃんと分かる)
と、最後の彼女の表情。
それまでは、アパルナは田舎の金持ちの娘として、親の決めたとおりに許婚と結婚すれば良いと思ってた。
従兄と家に向かう車の中で「どうして結婚してくれないの」と問い詰めている。
一方のスリカーントは、それを受けて自分の気持ちを説明してる。
「子供の頃からずっと一緒にいるからそういう気持ちになれない」って。
これは日本語字幕では少し軽く、はしょられてたかもしれないけど、英語字幕でそう言ってる。
最後にラームは、彼女の気持ちを読み取れるくらい、列車を降りた時点で彼女が好き。
ただ自分はもう土地の人間でもない、家柄も違う、おまけに相手には許婚がいるので
自分から積極的には動かない。
それが最後の最後、橋の上で、彼女が自分のことを好きと言ったので
「自分が好いているその人が、自分のことを好きと言ってくれるのだから応えないわけにはいかない」といって戻ってくる。
この部分は日本語字幕でも出ていたはず。
会話できるわけでもなく、肝心なときは出てこなかったし。
現代劇で、田舎とは言えいきなり家を出たら人を殺す
(冒頭、ラームの父に加え設定説明上、別の人もあっさり殺してる)
という荒唐無稽な話しに、少なからず信憑性を持たせるため。
「マルコビッチの穴」で「人が別の人間の頭の中に入り込む」というばかげた設定を
見ている人が「こんな馬鹿なことあるか」と怒り出さない、気がそがれないように
別のばかげた設定を持ってきて、目をごまかしてる。マルコビッチの穴の場合、
「7階と8階の間にあるもう1つのフロア」がそれ。
あの喋る自転車は、「7 1/2階」ってこと。
まぁこじつけかも知れないけど、あの監督がただ出したってワケは絶対に無い。
自転車の声を当てているのは、ラヴィ・テジャって俳優で、コメディを中心に主演作が
多い人。 2006年にVikramarkuduってラージャマウリ監督作に主演していて、その映画がボリウッドで「Rowdy Rathore」としてリメイクされてる。
日本でも劇場公開された「愛と憎しみのデカン高原」ってのがあったけどビデオ化もDVD化もされてないのがもったいない。
確かにね。アンジャラ・ジャベーリはとてもきれいだった。
他にも何かに出てるんだろうか?
> ヒロインめちゃめちゃ可愛いよね!
> 他にも何かに出てるんだろうか?
Chukkallo Chandruduってテルグ映画のサードヒロイン、
Bodyguardってテルグ映画にセカンドヒロインで出てたり、
Mr. Theerthaってマッキーのスディープ主演のカンナダ映画でヒロインやってる。
サマンサやカージャル・アグルワールほど評価されてないのが残念だ。
元スレ: http://yomogi.2ch.sc/test/read.cgi/cinema/1414249939/
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